2012.04.10

試行錯誤の町会長10日目

4月に暦が変わり、昴の町会長となって10日となりました。
就任初日となる1日に理事会の開催案内を13人の理事に配布することからはじまり、4月にあわせて引っ越してきた新住人にあいさつがてら資料を届け、7日夜には最初の理事会を行い、昨夕その報告などをまとめた町会だより「プレアデス通信」を最初ということで全戸に配布し、一緒に配布した回覧物が足りなかったのを朝イチで届けに行いつつ、それ以外の庶務も細々とあって、思った以上の仕事量です。

何といっても理事会には、道路維持課に入口閉鎖のこと、東北電力には集会所の電力契約の見直しのことで足を運んで説明を受け、総会で表明したマニフェストも開催案内とともに配布するという用意周到な態勢で臨んだのですが、予定を30分オーバーする熱心な議論が行われて、開放することになるかと思った入口の件は安全重視で閉鎖を継続することになり、マニフェストではネットでの情報発信は不要の声に押されて削ることになり、一方で住民調査票は情報提供の範囲を班全体までという選択肢を増やすといった、思いがけない結論となりました。
これは、相馬村時代に「プレアデスのまち」として102区画が宅地造成され、それが新しい暮らしとまちづくりをめざした方々によって即日完売したところからスタートした歴史が息づいているため、何ごとも話し合ってみんなで決めていくというルールが確立しているからです。
6年前に引っ越してきて、同じ相馬でも旧いしきたりの中で暮らしてきた立場として新鮮な驚きを感じたものですが、町会長に推していただいたとはいえ独断専行とはいかないところに、改めて気風を実感することができて、逆にうれしく思いました。

そんなこんなで手探りで頼りない町会長ですが、他の町会ではできない、ましてや市議ではできない直接自治の場で勉強させていただき、自分の糧にしたいと思います。

2011.11.27

FORETに涙雨

昨年度の市職員政策提案=スマイルメーカーから生まれたマルシェ=市場であるFORET(フォーレ:仏語で森)が最終日を迎えたので、雨の中足を運びました。
今日は並木通りを通行止めにして、市内外のりんご農家が直売する「トラック市」も行われていたのですが、この企画を温めていたのは責任者で8月に交通事故で帰らぬ人となった蝦名稔さんでした。

蝦名さんは、NPO ECOリパブリック白神の理事として昨年から楽市楽座の担当となり、楽市組の会議で顔を合わせるようになって知り合いましたが、元々は市内の農家である方がまちづくりにかかわるという稀有の存在でしたので、当時からさまざまなことを教えてもらいましたが、FORETばかりでなくCSAも担当するために専従するという責任の持ち方に感服させられました。
実は蝦名さんは同級生だったのを亡くなってから知りましたが、そのせいもあってか私の落選にも励ましの言葉や心配をしてくれ、この二年の中では非常に縁が深まった方だっただけに、急死の報には本当にショックを受けました。
それ以降の毎週日曜日に開催されるFORETは天候に恵まれずに来たそうですし、今日の雨も蝦名さんの無念の涙雨に感じられました。

私もエコリパの一員ですので、来年度の開催において少しでも協力することが、蝦名さんとの友情に報いることだと思っています。
来年は晴れさせますよ、稔さん!

2011.10.13

檜槇委員長、おやめなさい

一旦は床についたものの、眠ろうとすればするほど怒りがよみがえってきますし、その矛先を向ける方が早朝にBlogを更新することを思えば、それに左右されずに意志表示した形にすべきだと考え、あえて深夜にキーボードを叩いています。

昨夜、「まちづくり1%システム」不採択にかかわる意見交換会があり、私は「動こう津軽!」による国際漫画展移動展と「津維人の会」によるTwitter&Facebook講習会の2件であわせて3時間を費やしました。

これは、市民税の1%分にあたる6000万円を上限50万円で市民からのまちづくりにかかわる提案事業に向けるというマニフェストを形にしたものですが、第1次では29件の応募に対し19件423万円、今回の第2次では9件に対し5件124万円を採択という結果となっています。
採択となる確率が低いことで市民の期待感は失われてきているのが現実ですが、それを打開するため不採択理由を説明し今後進めていくために参考となる意見交換をするという趣旨でしたが、見えてきたのはこのやり方では市民が新しいチャレンジをしようとする芽をつむばかりであるし、葛西市長が掲げたマニフェストが看板倒れになってしまうという失望感ばかりでした。
審議委員会側からは檜槇貢委員長と委員2名、事務局2名が出席しましたが、檜槇委員長からは参考にするという話ばかりで具体的な打開策を持ち合わせていないことが見え透いていましたし、一方は長期的視点が見えないとしながら別の方ではあまりに先を行く話だといった、視点が定まらないままにリスクばかりにフォーカスしているのが露呈していました。
また他の委員の方は、自分の賛否を間違えていて臨んでいて自分が理解できないことには賛成できないという消極的な姿勢だったり、旧町村ではバラマキがあったとかお役所仕事と違う判断をしているといった行政職員を見下した発言を繰り返していました。
さらにつけ加えておくならば、ヒアリングの際にネガティブな質問ばかりを繰り出して審議の方向を本来の趣旨と違うところで不採択に持ち込む意図を持っている委員がいたのも事実ですし、初回のプレゼンをしたメンバーからは檜槇委員長が居眠りしていたので、それだけでもガッカリしたという話が出るほど、委員構成や審議会の進め方・姿勢に問題もあります。

今回の場で私が強く主張したのは、まちづくりが一歩でも進むのであれば採択という基準にすべきだし、多数決で決めるのでなく一人でも賛意を示す委員がいる提案であれば、まずはやらせてみてキッチリと評価するといったプラス志向の進め方をすべきだということです。
私たちのように関心を持って提案する立場の人間ですら失望しているのを、今年度はこのまま進めて改善を図るという不透明な手順では市民が見直して手を上げてくれるものになるとは思えませんし、市民主権をマニフェストのトップに掲げてマニフェスト大賞優秀賞を受賞した葛西市長にしても、一丁目一番地の政策がこのような停滞をしているのでは問題だと思いますし、自ら審議に立ち会ったり市長権限で復活させるものを出すぐらいの意気込みを見せるべき状況だと思います。

それにしても、自分たちが市民の心を折ったと思う気持ちがあるなら、それだけでも市にとってあってはならない事業の進め方であることを自覚してほしいですし、税金を投入するから慎重になると言うならば自分たちの不手際な審議のせいで意見交換会を開き担当職員に残業させて無駄づかいを発生させていることに思いすべきだと思います。
これを本当に打開するとすれば、市民主権という名の下に行政批判を行いながら、返す刀で提案してきた市民に対しては上から目線に立つ今期の審議会そのものが責任を取るべきだと思いますし、その代表である檜槇委員長におかれましては席上ぶつけたように即刻おやめになるべきだと思います。

私自身は正しい提案を受けられないのであれば市の力など借りずにやれば済むことだと思っていますので心折れることなど決してありませんし、市民力だけでまちづくりを進めていく所存です。

2011.10.02

ジョッパル再生と「対話と創造」

29日に突然浮上してきた弘前市の経済界トップによるジョッパル再生への新会社設立ですが、最初に私自身は商業施設より公共施設を中心にした再生であるべきであるという従来からの考えに照らしても、シネマコンプレックスを中核にした複合施設という構想そしてエスタブリッシュメントによるまちづくりという手法にも反対であることを明らかにした上で、この件について改めて考えたことをそれにつながるトピックとともに記しておきたいと思います。

2009年10月に突然閉店破産という形になった弘前駅前地区再開発ビル=ジョッパルですが、葛西市長は立候補に際してのマニフェストで3つの緊急対策が必要なものとしてジョッパル再生を掲げて当選したのですが、今年3月の所信表明では踏みこむ姿勢が後退したかのような表現にとどまったことで一般質問でも問われる場面があり、水面下はともかく表立った動きは見られませんでした。
また今回の中心となっている大中忠氏が社長を務める弘果で「まちづくり会社」の設立を検討していることは知っていましたが、直接かかわるものではありませんので、どういう方向をめざしているのかは知り及んでいませんでした。
市長選の有力な支持者であった大中氏などの「マイタウン」設立メンバーと市長の間で、この件での意思疎通があったとみるのは当然の流れですし、それ自体は問題ないとしても、「対話と創造」をメインに掲げた葛西市長が、「マイタウン」に先んじてジョッパル再生のために取得に動いた人物との対話があったかどうかは姿勢が問われると思います。

一方、「創造」の部分では、同じくマニフェストに掲げた「仕事おこし」事業によって、弘前中央食品市場にBONHEUR(ボヌール)という、市場そのものを活性化するような斬新な店構えと買い物難民への対策を図るという二つの特色を持った場がちょうどオープンしました。
高橋信勝君という有為の若者が一からスタートさせた店には、昨日のマグロ解体ショーにあわせて応援しようという同年代のメンバーが多数顔を出していて、この場やこういうメンバーから新たなまちづくりがはじまる手応えを感じました。
それから、今日はエルムにショッピングに出かけていたのですが、そこに弘前のFacebookメンバーが何人も来ているのがわかり、エルムやイオン柏に太刀打ちできない状況になっている弘前市の商業を憂いながら、大正時代に東北初のデパート「かくは」が誕生した街であったような10年後の再生をめざした取り組みや話し合いが必要だというやりとりがかわされました。
今のジョッパル再生も重い課題ですが、弘前市全体をどうするのか、それを創造していく世代での動きも必要だと実感する、二つのトピックでした。

ジョッパルの件は、大学生からも心配の声や新しい発想でやるべきといった意見が出されていますし、市が出資していて固定資産税などでの損害を与えてきた存在なのですから、「マイタウン」の重鎮方にも市民との対話の上で進めていくとか、オーナーとなってもマネージャーは若い人材に委ねるといった経営をするといったことが重要だと思います。
その意味でも、葛西姿勢の根本「対話と創造」の象徴となる問題ですし、今後の弘前市に大きな影響を与えることとして、これから注視するとともに動いていきたいと思っています。

2010.10.31

及第点の横笛ギネスプレイベント

当代一の横笛奏者・佐藤ぶん太、から一番最初に思いを打ち明けられた人間としてかかわってきた「横笛ギネス」プレイベントを、菊と紅葉まつりでにぎわう弘前公園植物園で開催することができました。

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7:00に集合して観光館から東門までねぷたを運び、10:00からの登山囃子競演大会を皮切りに14:00から参加者の入場受付を開始し、15:00には409名での大演奏が実現した時には心ふるえるものがありました。
目標としていた500名は到達できなかったこと、受付の方法やらスタッフの配置など反省すべき点などもありますが、最低ラインの人数が集まってくださったこと、近くの方ばかりでなく川内の囃子方といった遠来の方がプレイベントでも来てくださったこと、地元だけでなく毎日新聞でも報じられるといったメディアへの露出ができたなどを考え合わせると、十分及第点だったと思います。

これから来年の4000名をめざしての取り組みをはじめないといけませんが、小学校への塩ビ笛寄贈にからめて各種団体や市民の方々を巻きこむ動きも考えられますし、単なる大人数での演奏ではなく次につながる市民活動へと進化していく可能性が広がる一方ですから、築城400年祭をまちづくりの契機とした長浜市をモデルに、次の準備にかかりたいと思います。

2010.08.04

「楽市楽座でいこう!」開設

「津軽すこやかネット」が加わっている、ルネスアベニュー「楽市楽座」には、独自ドメインのサイトがあります。
ただ、なかなか知ってもらう機会が少ないのは事実で、外に向かってさらなる情報発信のために、Blog「楽市楽座でいこう!」を開設することとしました。
これが楽市楽座という取り組みに関心を持ってもらい、来店していただくきっかけになればと思っております。皆さんも、ぜひ情報チェックをお願いします。

2010.07.14

アップルウェーブから楽市楽座

楽市楽座のにぎわい創出のためMUSICフェスタを開催しましたが、その会場となったギャラリー・ルネスで、ただ今二つのイベントが18日(日)まで同時開催されています。
一つはエル☆ティアラ様によるハンドメイド展、もう一つはミネキー様による似顔絵です。

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多くの手づくり作品が並び、そのかたわらで素晴らしい似顔絵を描いてもらえるので、私もお願いしてみましたが、5割増しのできばえで面はゆい感じです。

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その様子を、地元のコミュニティFM・アップルウェーブが生中継してくださることになりました。
明日15(木)14:30からとなりますので、ぜひお聞きくださるとともに、お越しいただきたいと思います。
もう一つ、「津軽すこやかネット」で活動している「チーム学院大(仮)」も、津軽で活躍する人たちを紹介する「津軽いじん館」に出演することになりました。
こちらは、19(月)16:30からですので、学生たちの意気込みを聞いていただきたいと思います。

なかなか活性化とまではいかない楽市楽座ですが、地元のメディアにも協力してもらって、盛り上げていきたいと思っています。

2010.06.23

ルネスMUSICフェスタ、開催します

「津軽すこやかネット」も参画している土手町ルネスアベニュー「楽市楽座」ですが、早いもので開設2ヶ月を過ぎました。
私も都合のつく限り留守番役をしていますが、楽市楽座というよりルネス、さらには土手町そのもののにぎわいのなさに、どうしたものかと頭を抱え、楽市組の仲間の方々と打開策を話し合ってきました。
そこで今回、2Fにある共有スペースで音楽を楽しんでもらう企画「ルネスMUSICフェスタ」を開催することにしました。

○弘前大学スティールパン部演奏会
6/26(土) 15:00
最近さまざまな場面で演奏し注目を集めている弘大スティールパン部が、CDの発売にあわせて演奏会を行います。
スティールパンとは、カリブ海の島国トリニダード・ド・トバゴで生まれたドラム缶から作られた打楽器ですので、一足先に夏の音色を楽しんでいただきたいと思います。

○智詠フラメンコギターライブ
7/2(金) 15:00
何度も津軽の地で演奏を重ねており、私とも親交のあるプロのフラメンコギター奏者・智詠さんによるライブです。今回はスペシャルなゲストも登場する予定です。

いずれも一流の演奏を聴くことができるのですが、これを無料で行うことで少しでも多くの方にお越しいただいたり、通りかかった方に楽しんでいただくことでにぎわいを生み出す企画です。
この音楽に包まれた1週間に、ぜひ土手町に足を伸ばしていただきたいと思います。

2010.06.04

鳩山内閣最大の成果=新しい公共

2日前の突然の退陣表明、そして間もなく民主党では代表選が行われますが、その渦中にある鳩山由紀夫総理は、閣議での総辞職の前に「新しい公共」円卓会議に出席、「新しい公共」宣言に署名あいさつという、最後の公務をされました。
2日前の退陣表明でも、退陣理由の後にこれだけは継続してほしいものとして「新しい公共」について言及していましたが、最後の最後まで時間を割くほど重視されていたわけです。

会議そのものは宣言への署名、各委員からのコメント、仙谷大臣そして次期総理と目される管副総理のあいさつと続き、最後に鳩山総理からのあいさつで30分弱で終わりましたが、鳩山総理が「これが結実したことをうれしく思う」と述べ、座長である金子郁容先生と笑顔で握手する姿に、なぜか涙がこぼれました。
8ヶ月という短命、普天間やカネの問題、リーダーシップの欠如ということは首肯しますが、所信表明演説や退陣表明での感動を与える理想を語る姿は、今の政治家に一番欠けているものを見る気がしますし、その理想家の思いを実際に政策ととして展開できない民主党や霞ヶ関にも問題があると思います。

その鳩山総理の成果であり、そしてこれからも大事にしてほしいものとして掲げた「新しい公共」には、社会事業法人の件で議論を交わした駒崎弘樹さんや「まちづくり」のことを学び語り合う縁をいただいている木下斉さんといった若い有為の人材がかかわっていますし、私も社会福祉法人という枠にとらわれずに、まちづくりや福祉のあり方を変えるために、この視点を大事にしていきたいと思います。

何はともあれ鳩山総理、本当にお疲れ様でした。

2010.06.02

津軽すこやかネット、新たな展開

4/23から土手町ルネスアベニュー「楽市楽座」に開設した「津軽すこやかネット」ですが、事業所の紹介・作品展示に続いて、新しい活動がスタートしました。
弘前学院大社会福祉学部の学生が、毎週水曜の午後に来て、点字絵本をつくる作業をしてくれることになったのです。これは、そのリーダー格である西田さんが中学生時代に青森市民図書館で実物を見ていて、これを参考に自分たちでも取り組んでみようと、授業の際の私の呼びかけに応えてくれたのです。

これを起点に、買い物に来たお母さんが自分のショッピングを楽しめるようにお子さんを預かって読み聞かせをするとか、手話教室をするといったプランも持っています。

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まちづくりに福祉の側からかかわるということに、学生が自発的に飛びこんできてくれたのは、ソーシャル・アクションという社会福祉にとって一番大事なことにつながることですので、この場を通じて学び楽しんでほしいと思っています。

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