« 社協負担金を見逃しで通す | トップページ | 最後の総会で見送り »

2017.05.03

憲法施行70年に誓う

今日は、日本国憲法が施行されて70年となる記念の日でした。
70年もの長い間、片言隻句も変更もされずにきた、正真正銘の硬性憲法の見本のような日本国憲法ですが、昨今は改憲まっしぐらの安倍政権が長く続き、衆参ともに改憲勢力が2/3を超える状況にあるだけに、「不磨の大典」と呼ばれる憲法も風前の灯火に思えます。

そんな日に、思い立って池上彰さんの『憲法入門』(ちくまプリマー新書)を読了しました。
奥付に2013年10月とあるように、自民党に政権が戻ったとはいえ改憲の要件までは満たしていない時期に書かれたもので、特定秘密保護法も「戦争法」も成立していないのですが、阿倍政権の改憲志向をたしなめるように、憲法の持つ国民主権と平和主義に重点を置いて大切さを語りかけてくる内容でした。

そこでは文字だけで語られている軍隊化が進む自衛隊ですが、現実はさらに進んで、昨年から今年5月までとなった南スーダンでのPKOでは、駆けつけ警護まで任務に組み入れられていましたが、その派遣された部隊は青森の師団であり、その中には我が子の同級生も含まれていました。
稲田朋美防衛相が視察した際には取り上げられていましたが、日報廃棄はともかくとして、写っていないところでは危険な場面が多々あったように聞きますし、家族が心配しているのも目の当たりにしただけに、2月末に撤収が報じられた時には、本当にホッとしたものです。
今回は短期間で済みましたが、つい先日には護衛艦「いずも」による米艦警護が行われたりと、次々に進んでいく日米軍事一体化の流れの中で、早晩自衛隊員が死傷する事態が起きてしまう気がします。

そこで、改めて憲法を振り返ってみると、
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
(中略)
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。」
と、世界の平和のために理想を掲げて取り組んでいくことが誓われています。
当時とは世相も世界情勢も違っているとはいえ、戦後日本がめざしてきた平和国家としての理想を、見えない敵におびえてかなぐり捨てる強気なようで弱虫な政治に惑わされるべきではないと思います。

戦後生まれの一国民として、憲法を護り育てていくことを、この日に誓います。

« 社協負担金を見逃しで通す | トップページ | 最後の総会で見送り »

思い」カテゴリの記事

戦争と平和」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27994/65231525

この記事へのトラックバック一覧です: 憲法施行70年に誓う:

« 社協負担金を見逃しで通す | トップページ | 最後の総会で見送り »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

Twitter

ブクログ

Amazon


  • サーチ:
    キーワード:
    Amazon.co.jp のロゴ

国際漫画展

無料ブログはココログ