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2016.03.12

野田村に6年目のゴスペル

野田村をはじめとする東日本大震災の被災地は、5回目の3.11を迎えました。
当日は、厳粛な雰囲気の中で粛々と追悼式典が行われ、その後弘大や関西の各大学などで組織されているチーム北リアスのフォーラムが開催されましたが、どれも予定調和で進んでいき、私としてはその前の時間に「津軽衆の日」のポスター掲示を依頼でかつての避難所や懐かしい方々に再会したことの方が心に残る一日でした。

明くる12日、6年目の最初の日に防潮林再生と野田村の特産である山ぶどうのワイナリーの植樹祭が行われるというので、再び野田村へと向かいました。
野田村の玉川地区には、マリンローズというマンガン鉱跡を活用したパークがあるのですが、今回はここをワイナリーの拠点に改装し、そこで松の植樹を行うというのです。
おじゃましてみると、いつもはお会いしたことのない人たちがたくさん集まっており、その中に「のだ千年の松」プロジェクトの代表として苫屋の坂本久美子さんやだらすこ工房のお父さん方、またワイナリーにスピンオフするえぼし荘の坂下支配人など見慣れた顔もあり、さらには全体の司会を小林由美さんが務めていたのが驚きでした。
公的な主催者である国土緑化推進機構のあいさつや防潮林を説明する紙芝居、協賛しているDCMホーマックの社員による植樹の仕方の説明を受けて、植樹が行われました。
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その後、振る舞いの炊き出しと音楽祭という第2部がはじまり、地元のブンドーズと名古屋から昨年は5回も足を運んでいるVSMYBLUESのライブがあり、その後はるばる福岡県久留米市から支援してくださっているゴスペルクワイヤVOGの代表である広重貴子さんからツツジの苗木の提供、そしてアメイジンググレイスの独唱と会場全員での翼をくださいの合唱となりました。
だらすこ工房への支援の関係で広重さんとやりとりする機会があった私としては、この歌声を聴くのが最大の目的でしたので、寒さにふるえながらもうれしい気持ちでマリンローズを後にしました。
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ワイナリーの開設には、横浜市のネパリバザードという会社がかかわり、千年の松にはホーマックと、ビジネス側からの社会貢献がセットになっており、これまでの大学や市民の支援や研究という流れが変わっていきそうです。
とりわけ、オール弘前の訪問が不定期で回数が減り、私たち「動こう津軽!」も4/3の「津軽衆の日」で区切りをつけるわけですから、津軽からどのようなかかわりを持っていけばいいのか、真剣に考える必要があると痛感します。
ただ、いつでも今回もそうだったように、野田村にいても何の違和感もなく存在しているのが私のとりえですから、変わりゆく野田村を、つかず離れず見守っていきたいと思います。

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