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2016.02.02

成長塾に里帰り

現在は若山経営のお世話になっている私ですが、その若山さんと出会ったのは今日と同じ会場で2006年9月から6回にわたって人事制度構築に取り組んだ「人事塾」でした。
その後の公認講師研修でも一緒したことが今回のご縁となったわけですが、私が現場から離れている間に、社名が多摩研からENTOENTOに変わり、研修そのものも成長塾となっていましたが、今回の青森成長塾ブラッシュアップ研修で久しぶりに松本順市先生と再会することになりました。

県内外から12名が受講し、二日間にわたる研修でしたが、さすがに現場に導入しているメンバーが参加しているだけあって、評価の基準を示して今後の成長につなげる成長シートについての具体的な質問が相次ぎ、まさにブラッシュアップの場となっていました。
この中では、唯一経営者でも評価者でもない私からすれば、まさに浦島太郎の状況でしたが、話が進む中で意を決して介護業界の矛盾について発言しました。
それは、3年に一度しか介護報酬の改定がなく、さらには今期のようにマイナス改定まで行われる介護保険制度にしばられているこの業界は、現状のままの組織では昇給させていくと財政的に行きづまるのが目に見えていて、これを打開するにはどうすればいいか、ということでした。
これに対する松本先生の回答は、制度以外で華やかな服装や身だしなみを提供するというオプションで増収することでしたが、よい介護を行って介護度が改善したら報酬が下がるというのではやっていけるはずがないと喝破されて、根本的な対策はないということでした。

介護保険という国の制度だけに、一事業所や業界で動けば何とかなるというものではありませんが、総体としては増大していく一方で、個別の単価は下がっていくという矛盾を、どのように乗り越えていけばいいのか、考えても解決することではありません。
参謀という立場をいただいて介護事業所の経営支援にかかわっている立場からすれば、人事制度を構築する余裕があるのはわずかばかりで、その日その日のやりくりに追われ賞与もままならないのが大部分の事業所であり、とても40年後の人生設計を描くどころか、1年後に同じところで働いていられるのか保証もなく、理想と現実のギャップの大きさに愕然とせざるをえません。
それでも、少しでも希望を見つけて取り組んでいくことを捨てるわけにはいきませんし、同じ思いの事業所を支援していくのが私の役割だと思い定めて、やっていくしかありません。

この二日間で、その励ましを松本先生や参加の皆さんからいただきましたので、改めてがんばろうと思います。

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