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2016.02.13

iPadの可能性を知る

青森成長塾が終わってから、県民福祉プラザで開催される憲法フォーラムに向かったのですが、同じ会場で県主催の視覚・聴覚障がい者に教えるiPad人財育成講座交流会がはじまるところで、楽しそうな雰囲気につられてついつい参加してしまいました。
活動の中心にいる高森三樹さんとは、5年ほど前からの知り合いで、以前からこの講座を開催しているのは知っていたのですが、これまでご縁がなかっただけに、これ幸いと思ったわけです。

最初に高森さんから今年度の活動報告があり、青森・弘前での人財育成講座、八戸・青森・五所川原などでのステップアップ講座を開催したほか、事業者向けの簡易講習会、ICT利活用推進フォーラムでのブース展示、さらには全国各地での講習会に、視覚障がい者とカラオケに行ったり読書会を開いたりと、まさに八面六臂の活躍をしているのがよくわかりました。
続いて、これまでサポーターを務めてくれた青森公立大の学生たちに感謝状贈呈を行い、改めてiPadのアクセシビリティをおさらいして、グループに分かれての意見交換会となりました。
私たちのグループには障がいを持った方はいませんでしたので、健常な立場からの意見となりましたが、せっかく講座を受講しても引き続き活動する形になっていないことで組織化していく必要や、障がいを持った方のために検索などでサポートすることもできるという役割の果たし方、一方では実習にモデルで参加した障がい者が次回も同じレベルで習熟していないことについて金銭的なハードルとレクチャーを受ける機会の不足があるという現実も見えてきただけに、こういう交流会の開催を増やすとか公立大だけでなく県内三市の大学に核となる人材を育てるといった意見が出されました。
これらの意見を受けて、情報システム課では来年度からの活動の参考にぜひしたいということでしたし、直接障がい者と向き合う障害福祉課などにも活動内容をフィードバックしていくということでしたので、参加者から出ていた県の本気度が感じられるまとめとなりました。

ところで、私もiPadを使う立場ですが、アクセシビリティについてはまったく使うことのない身であり、ボイスオーバーや色の反転、ズームアップ(これらは、設定>一般>アクセシビリティと進むと設定ができますので、お試しください)などが標準装備されているだけでも驚きですが、標準アプリのメモのマイクボタンを押して使う音声認識の正確さは刮目すべきものがあり、これが数万円で入手できるようになったというのは、隔世の感があります。
実際に障がいを持っている方でも使いこなしている友人が少なからずいるのですが、ここまでできるようになったiPadであれば、より多くの人たちに使ってもらいたいものだと思います。

高森さんとは、来年度の講座での再会を約束しましたが、弘前・八戸で活動している方とも知り合うことができ、この参加が次につながる気がしています。

2016.02.02

成長塾に里帰り

現在は若山経営のお世話になっている私ですが、その若山さんと出会ったのは今日と同じ会場で2006年9月から6回にわたって人事制度構築に取り組んだ「人事塾」でした。
その後の公認講師研修でも一緒したことが今回のご縁となったわけですが、私が現場から離れている間に、社名が多摩研からENTOENTOに変わり、研修そのものも成長塾となっていましたが、今回の青森成長塾ブラッシュアップ研修で久しぶりに松本順市先生と再会することになりました。

県内外から12名が受講し、二日間にわたる研修でしたが、さすがに現場に導入しているメンバーが参加しているだけあって、評価の基準を示して今後の成長につなげる成長シートについての具体的な質問が相次ぎ、まさにブラッシュアップの場となっていました。
この中では、唯一経営者でも評価者でもない私からすれば、まさに浦島太郎の状況でしたが、話が進む中で意を決して介護業界の矛盾について発言しました。
それは、3年に一度しか介護報酬の改定がなく、さらには今期のようにマイナス改定まで行われる介護保険制度にしばられているこの業界は、現状のままの組織では昇給させていくと財政的に行きづまるのが目に見えていて、これを打開するにはどうすればいいか、ということでした。
これに対する松本先生の回答は、制度以外で華やかな服装や身だしなみを提供するというオプションで増収することでしたが、よい介護を行って介護度が改善したら報酬が下がるというのではやっていけるはずがないと喝破されて、根本的な対策はないということでした。

介護保険という国の制度だけに、一事業所や業界で動けば何とかなるというものではありませんが、総体としては増大していく一方で、個別の単価は下がっていくという矛盾を、どのように乗り越えていけばいいのか、考えても解決することではありません。
参謀という立場をいただいて介護事業所の経営支援にかかわっている立場からすれば、人事制度を構築する余裕があるのはわずかばかりで、その日その日のやりくりに追われ賞与もままならないのが大部分の事業所であり、とても40年後の人生設計を描くどころか、1年後に同じところで働いていられるのか保証もなく、理想と現実のギャップの大きさに愕然とせざるをえません。
それでも、少しでも希望を見つけて取り組んでいくことを捨てるわけにはいきませんし、同じ思いの事業所を支援していくのが私の役割だと思い定めて、やっていくしかありません。

この二日間で、その励ましを松本先生や参加の皆さんからいただきましたので、改めてがんばろうと思います。

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