« 町会長4年目へのスタート | トップページ | それでも集会所開放の花は咲く »

2015.03.24

野田村に支援された4年を振り返る一日

3/11から2週間たった3/25に、弘前からの先発隊が初めて野田村に入りました。
当時弘大にいた山下祐介先生の仲間である関西の先生方が被災の状況や支援やボランティアの有無を確認しながら八戸市から南下したところ、北三陸では最大の被災をしたのが野田村でありボランティアの姿が見あたらないこと、さらに南下して宮古まで来ると被害は大きいもののボランティアがたくさん活動していることをふまえて、ルート的には日帰りでの支援も可能な弘前市からの支援ができないかという情報がもたらされ、それに呼応して白神山地プロガイドである土岐司先生が隊長となりJCの連中や学生が隊員となって野田村へと向かいました。
最初に避難所に顔を出した時には、「今頃何しに来た」とはねつけられ話もできなかったそうですが、続けて何度も顔を出しているうちに本気で支援しようとしているのが伝わり、行政への支援とあわせて官民協働の大型バス部隊が派遣されたのが3/31で、私もその時に初めて野田村とのご縁ができました。

それから、支援の顔ぶれや方法は変わりましたが、丸4年となる3/24に日程が取れたので思い立って、最初の訪問から一緒した佐藤ぶん太、と二人で野田村の仮設住宅や避難所だったところを回り、ご縁のある方々に横笛を聴いてもらうツアーを行いました。
久々におたくに上げてもらってゆっくり歓談したり、海の幸や苫屋自家製の生ハムをごちそうになったり、ぶん太、のことを一番好いていてくれるお母さんと再会したりしながら回り、土岐先生が最初に訪問し私たちも最初の炊き出しと交流をさせていただいた米田集会所に最後に訪問しました。
その時からお世話になっている米田やすさんが地区の皆さんに声をかけてくださり、20人以上も集まったところでぶん太、が4年ぶりに笛を吹き、その時に笛の音に反応した子どもたちが田んぼのあぜ道を駆けよってきた奇跡の場面を思い出させる「希望の粒」の際には、あの時の奇跡と4年間のご縁を思って感無量の涙がこぼれました。

考えてみれば、落選したからといって震災支援をやめるのでは売名行為だったと烙印を押されるのがイヤで、一市民に戻った最初の日から野田村に土岐先生に連れて行ってもらい、この4年で170回は足を運んできましたが、そんなどん底の私を励ましてくれたのが先生であり野田村の心温かい皆さんと豊かな自然だったのを、改めて実感しました。
私こそ支援してもらっていたのだと心に刻んで、また新たな交流を続けていきたいと思います。

« 町会長4年目へのスタート | トップページ | それでも集会所開放の花は咲く »

震災支援」カテゴリの記事

コメント

町さん、こんにちは。貴重な体験を語ってくださり、ありがとうございます。
私も、さまざまな形で復興の行き違いを感じることがありますが、何も力にもなれず、ただただ聴いて相づちを打つくらいのことしかできず、皆さんの役に立っていないなあと思ってしまいます。
それでも、大好きになってしまった野田村には一生通いますので、これからもよろしくお願いします。

170回も来村していただいたのですね。そのうち、私は3回かな?お会いしたのは。
家を流されたり家族をなくされた方がたの中で,我が家は2階が残り家族も全員助かり、2階でローソクと反射ストーブで濡れたコメ袋のごはんを炊きながら、義兄の差し入れをたべ、避難所に行かず、一階の泥をとりながら、頑張りました。
3月中には(実際は無休?)仕事も再開。
趣味の仲間に支援をいただき復旧以上に復興しました。
あれから4年。両親や姑を一年で亡くし、でも、しっかりしなくちゃと思いながらも、年も取りました。自分の体にあちこち、がたが来て、超疲労感。今も右手骨折ギブスでキーボード叩いています。ストレス満タン。
目に見える復興が村の中に出来てきました。急速を要する復興支援、これからも、復興住宅、自立住宅と被災者の方々はまだまだ大変だと思います。
そして、避難所や仮設住宅にも行けなかった被災者。ゆっくり復興をせざるを得ない半壊住宅被災者。
静かに復旧したい人たち。もう被災者と言いたくないけど。でも、これかも苦痛苦悩、あると思います。
これからも,細く、長く見守ってくだいね。お願いします。
・・・10年目には311本の桜の下で花見がしたい(*´ー`*人)~~

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27994/61335003

この記事へのトラックバック一覧です: 野田村に支援された4年を振り返る一日:

« 町会長4年目へのスタート | トップページ | それでも集会所開放の花は咲く »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

Twitter

ブクログ

Amazon


  • サーチ:
    キーワード:
    Amazon.co.jp のロゴ

国際漫画展

無料ブログはココログ