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2013.09.27

事業評価なき決算審議に疑問

順序が逆になりますが、9月議会も4日間の傍聴をしましたので、決算という重要な審議についての思いを記しておきたいと思います。

決算審議については2年前にも批判的な所感を述べましたが、今回傍聴していても事業成果=アウトカムの視点からの質問というのは見られずじまいで、昨年の決算審議前にレクチャーする場を持った菊池市議も質問数は増えても核心を突く形ではなく、非常に残念でした。
その一方で、全国の心ある議員の中には、小笠原村議・一木重夫さんのように事業評価調書と首っ引きで審議に臨んだ方もありますし、多摩市議・岩永ひさかさんのような決算認定の進め方に悩む姿からも誠実さを感じますし、その落差は大きいといわざるを得ません。

なぜ、事務事業に分け入って評価をする必要があるのかといえば、市としては個別の事業にどのような計画を立て、どのような実施結果が生じ、それによって当初の事業目的や目標を達成できたかにあたらなければ、次年度の予算計画に継続させるべきか見直しや廃止を求めるべきかの判断ができないからです。
今回傍聴していても、概略的な質問をすることによって、答弁する側も結果としての状況は説明しても、自分たちの目標に対してきちんと事業遂行していたのかという当事者としての答弁が求められないがために、いきおい無責任なものになってしまっていました。
特に、アクションプランに集中するあまり他の事業に関しての事務事業評価が行われなくなっただけに、チェックする機関としての議会の重みは増しているのと逆行するというか、その重みを感じていない質問では存在価値を失ってしまっていると思います。

市長のアキレス腱となる問題ばかりを追及したり、誠実な姿勢で取り組んでいる教育長をわざわざ怒らせるような下劣な質問をする前に、議会が果たすべき役割を考えてほしいと思います。

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