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2013.05.01

「飛耳長目ネット」設立の思い

素浪人3年目の本日、「飛耳長目ネット」を立ち上げました。
そこに設立の目論見をまとめてありますので、こちらにはこれにまつわる吉田松陰への思いを記しておきたいと思います。

Yoshida Shoin2

私が一番最初に吉田松陰を知ったのは、中学入学の前後に放映されていた大河ドラマ「花神」でした。
他の幕末ものと違って、主人公が大村益次郎で維新前夜の長州の群像を描いた異色なストーリーでしたが、その中で一番印象に残ったのは篠田三郎さんが演じた吉田松陰でした。
篠田さんそのままと言ってもよいほどのまじめで素直な性格なのに、ペリーの黒船に乗ろうと試みる大胆な行動、我が身のことより岡本信人さん演じる弟子の様態を気にかけて悲憤慷慨する情の厚さなど見事に演じられ、清冽ながら強烈な印象を残してくれました。

その後、大学では日本史学科に進み歴史小説も好んで読んできましたが、とりたてて松陰研究にのめりこむことはなく過ぎてきたのですが、私にとって転機となった取り組みの中で松陰を思い出す機会がありました。
葛西市長が当選された選挙に際し、私は有志とともに当時の市政を憂いて「市政を変えるマニフェスト」づくりを進め、そのきっかけとなった発言とあわせて市長選出馬を考えていると見られることになったのですが、当時の公式記者会見で葛西候補支援と自らの不出馬を表明した陰には、仲間の内には経済界の若手リーダーが数名加わってくれており、ここで割れると彼らの将来や仕事そのものに傷をつけてしまうことを避けたいという思いもありました。
それを伝えて飲み語らう席があったのですが、そのうちの一人がマニフェストの活動を通じての私のことを、「こういう大事なことを突きつめて考えようとするのは、吉田松陰のようだ」と過分の評価をしてくれたのが無念の思いを打ち消すほどの記憶に残り、そこから私自身がもっと松陰を知らなければと学びはじめて、松下村塾という場のことばかりでなく飛耳長目という姿勢と取り組みを知ることになったのです。
ちなみに、今年の大河ドラマ「八重の桜」では小栗旬演じる松陰が脱藩した形で会津を訪ね、八重の兄である山本覚馬と出会い親交がはじまったのが描かれていまして、そこから津軽の果て竜飛崎まで足を伸ばしたエピソードにつながるだけに、松陰や佐久間象山・勝海舟とも親交のあった覚馬という人物に強い関心を持つことになったのも、松陰という磁場がなせる業と感じています。

ところで、設立表明に関心や賛同してくれる人はあれども、実際に会員になろうとまでの行動をしてくれる志士は未だ現れておりません。
これは、私一人がやむにやまれぬ思いで立ち上がったことですし、その思いがまだ伝わるほどの行動に現れていない感じてもらえるまでになっていないということですから、これならば支援したい協力したいと思わせるだけの内容にしていくことこそ、嘆く前に必要だと思っています。
とはいえ、何はなくとも仲間があればこそできること頑張レることがありますので、最初の一人が現れるのを心待ちにしております。

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