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2013.03.11

大震災に真に向き合う

あの日から、2年になりました。
昨年は野田村での追悼式典に出席することで一番大事な人たちと思いを一つにすることに意を尽くしましたが、今年はあえて式典にあわせて訪問することはせず、致遠小学校で行われた防災訓練を見学させていただいてから向かいました。

致遠小学校は480人弱の児童が在籍する市内最大の小学校ですが、この日を「防災の日」と定めて避難訓練ばかりでなく市が全小中学校に導入した緊急メールシステムを活用して保護者への引き渡しまで行うという記事があったので、3.11の際に教育委員会指導課長であった工藤浩一校長先生に見学を打診したところ快諾してくださいました。
工藤先生には、課長時代から子どものためには大胆な手を打たれる決断力と情熱に感銘を受けたものですが、卒業式直前の一番忙しい時期に最先端の訓練に取り組まれる姿勢こそ、弘前市が大震災から学び忘れないのを最高の形にしたものと思いましたし、それを見届けて野田村に届けることこそ自分の役割と思ったわけです。
実際の訓練の様子は地元紙既報のとおりで、子どもたちは非常にキビキビと真剣に動いていて感心しただけでなく、ちょうどステイサポートでご縁のあった家族が終業式をもって原住地に還ることも教えていただいただけに、全員集合しての黙祷の際には感情の入りまじった涙がこぼれました。

訓練を見届けて、「だらすこ工房」のお父さん方へのお礼の地酒を買い込みに道の駅に寄ったところで発災の時刻となったので改めて黙祷し、夕方の野田村に到着しました。
昨年は当日と同じように吹雪でしたので真っ暗闇の中で渋谷和生さんの追悼演奏を聴きましたが、今年は穏やかに日暮れていく海を見ることができました。
村の中心部にある愛宕神社の参道には追悼のキャンドルが灯され、私は村内で殉難者37人分の白菊の花束を、市への招待で何度もご縁のあるご家族のひいばあさんがお亡くなりになった場所にたむけてきました。

IMG_0055

野田村には、すでに120回近く往復してきましたが、支援交流を重ねることだけが大震災に向き合うことではなく、身近な場で我がこととして震災から学んだものを生かすことこそ大事だと感じた、2回目の3.11でした。

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