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2012.09.26

二つの議決に異議あり

駅前再開発ビル取得問題が唯一最大の目玉と思われていた9月定例会の最後に、議員定数6削減の議員提案が唐突に上程され、賛成18反対14(他に退席1)で可決されました。
私が議場にいたら、反対の急先鋒に立っていたと思います。

それは、定数を削減することばかりでは議会改革は進まず、多様な意見を汲み取る機能をも失ってしまうからです。
現在も特別委員会で議会改革の議論は曲がりなりにも進められており、12月議会までには市民との意見交換も予定していたというのに、その途中で打ち切るかのような所業は前々期の最後の政務調査費廃止と同じ構図でほぼ同一の首謀者たちの企てだけに、議論の場としての議会を踏みにじる悪業と言って過言ではありません。
前期の際も会派代表者会議で定数のことは議論を重ねていましたが、その際に私が主張したのは人口1万人につき議員1名として定数18、人口が1万人減るのに合わせて定数を1ずつ削減していくというもので、それだけ市勢にあわせた存在であるべきだという思いと、減らした分は常任委員会などを複数所属する形にしてオールラウンドな政策論議にかかわる形にするという改革と一対の私案でした。
今回は、そういうものが棚上げされてしまっていますし、身を切る覚悟があるなら来月分からでもできる報酬減額こそ先行させるべきだと思うのですが、どうにも理解に苦しむ行動です。

定数削減の件は大きく報じられましたし市民の関心も高いことですが、その陰でもう一つ議会の実情をあらわす議決がありました。
それは、都市公園管理審議会委員のうち議員宛職を減じて公募委員を追加するという条例改正案で、所管の経済文教常任委員会では賛成3反対4で否決だったのが本会議では反対委員のうち2名が退席して、その所属会派が賛成に回ったことで可決となったようです。
これにも私は異議があります。数名を減じるのではなく、この審議会だけでなくすべての宛職が不要という理由で反対したと思います。
現状では宛職となると委員報酬が得られるかわりに、関係者ということで議場での質疑内容に持ち込んではならないという不文律に縛られることになっていて、市政のためにはカネの面でも議論の面でも割ることだらけです。
それもあって、先ほどの定数の件で大幅に減じて役割を重くする中には、市が行うすべての審議会委員会などにオブザーバーとして必ず出席することを義務づけ、それをふまえて市政全般を議会で議論すべきだというものも含んで考えていただけに、逆行する議論をして得意げに吹聴するのを目にすると嘆かわしいばかりです。
それにしても、両議案とも自分の思いより会派やしがらみを重んじて退席という逃げを打つ議員がいたのは、議員という存在に対する背信ですので、到底認めるわけにはいきません。

ともあれ、決まったことは現実ですので、市政に必要な議会とはどんな姿であるのか市民とともに考え、それが受け入れてもらえるような努力をしていきたいと思います。

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