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2012.05.19

福祉の制度疲労と自分へのいらだち

長慶会騒動があって高齢者福祉からは離れざるを得ない立場ですが、藤代健生病院の院長であった蟻塚亮二先生とのご縁でいただいた、精神障がい者福祉の社会福祉法人「花」の評議員は続けさせていただいています。

今回の評議員会は決算と事業報告がメインなのですが、年度がはじまってすぐに補正予算が組まれていたので議論が集中しました。
「介護職員処遇改善加算」の申請を見送ったこと、もう一つサービス利用計画を作成することで得られる「指定特定相談支援事業」の指定が県の手続きが遅れていることで当面請求できないことでの減額補正なのですが、中身を聞くと他県では普通に請求できているのに担当課である県障害福祉課の担当が変わり仕事が処理しきれず、それだけでも問題なのに請求ができなくても大して困らないでしょうというノホホンとした態度でうっちゃられてしまうのだそうで、まさにお役所仕事の典型です。
この事業にかかる事業所指定には市もかかわっているのだそうですが、地元の事業所が困っていても県に強く働きかけるということもないそうで、これまた問題ある対応と言わざるを得ません。
確かに、介護保険制度改正に伴って振り回されている妻の仕事ぶりを見ても、制度をいじればいじるほど現場が疲弊し指導官庁も対応しきれなくなっているのを痛感しますし、福祉の制度疲労は深刻度を増していると思います。

この件で私が発言したのは、現場同士では解決できない問題であるので理事長から断固申し入れすべきであるし、また業界内では埒があかないことなのでマスコミに記事として取り上げてもらったり、かかわりのある議員に質問してもらうといった手だても考えるべき、ということでした。
そうは言っても、評議員という付け足しの存在では主体となって動く立場でもなく、市議という地位を失っている身では自ら切り込むこともできないだけに、対策はあるのに自分では何もできないいらだちを感じてしまいます。
苦しいながらもフリーである素浪人生活を送っているのはいいのですが、いざこういうことがあると根無し草の悲哀を感じずにはいられません。

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