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2011.10.02

ジョッパル再生と「対話と創造」

29日に突然浮上してきた弘前市の経済界トップによるジョッパル再生への新会社設立ですが、最初に私自身は商業施設より公共施設を中心にした再生であるべきであるという従来からの考えに照らしても、シネマコンプレックスを中核にした複合施設という構想そしてエスタブリッシュメントによるまちづくりという手法にも反対であることを明らかにした上で、この件について改めて考えたことをそれにつながるトピックとともに記しておきたいと思います。

2009年10月に突然閉店破産という形になった弘前駅前地区再開発ビル=ジョッパルですが、葛西市長は立候補に際してのマニフェストで3つの緊急対策が必要なものとしてジョッパル再生を掲げて当選したのですが、今年3月の所信表明では踏みこむ姿勢が後退したかのような表現にとどまったことで一般質問でも問われる場面があり、水面下はともかく表立った動きは見られませんでした。
また今回の中心となっている大中忠氏が社長を務める弘果で「まちづくり会社」の設立を検討していることは知っていましたが、直接かかわるものではありませんので、どういう方向をめざしているのかは知り及んでいませんでした。
市長選の有力な支持者であった大中氏などの「マイタウン」設立メンバーと市長の間で、この件での意思疎通があったとみるのは当然の流れですし、それ自体は問題ないとしても、「対話と創造」をメインに掲げた葛西市長が、「マイタウン」に先んじてジョッパル再生のために取得に動いた人物との対話があったかどうかは姿勢が問われると思います。

一方、「創造」の部分では、同じくマニフェストに掲げた「仕事おこし」事業によって、弘前中央食品市場にBONHEUR(ボヌール)という、市場そのものを活性化するような斬新な店構えと買い物難民への対策を図るという二つの特色を持った場がちょうどオープンしました。
高橋信勝君という有為の若者が一からスタートさせた店には、昨日のマグロ解体ショーにあわせて応援しようという同年代のメンバーが多数顔を出していて、この場やこういうメンバーから新たなまちづくりがはじまる手応えを感じました。
それから、今日はエルムにショッピングに出かけていたのですが、そこに弘前のFacebookメンバーが何人も来ているのがわかり、エルムやイオン柏に太刀打ちできない状況になっている弘前市の商業を憂いながら、大正時代に東北初のデパート「かくは」が誕生した街であったような10年後の再生をめざした取り組みや話し合いが必要だというやりとりがかわされました。
今のジョッパル再生も重い課題ですが、弘前市全体をどうするのか、それを創造していく世代での動きも必要だと実感する、二つのトピックでした。

ジョッパルの件は、大学生からも心配の声や新しい発想でやるべきといった意見が出されていますし、市が出資していて固定資産税などでの損害を与えてきた存在なのですから、「マイタウン」の重鎮方にも市民との対話の上で進めていくとか、オーナーとなってもマネージャーは若い人材に委ねるといった経営をするといったことが重要だと思います。
その意味でも、葛西姿勢の根本「対話と創造」の象徴となる問題ですし、今後の弘前市に大きな影響を与えることとして、これから注視するとともに動いていきたいと思っています。

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