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2011.09.15

決算審議傍聴を総括する

決算特別委員会の3日目、一般会計教育費の審議が終わり休憩に入ったところで、私は傍聴席を離れました。
一般会計は歳入の部門では質問通告が1つだけ、残りの特別会計全部でも10しか質問がないので、実質の審議はここで終わったと言えますので、質問できない立場から決算審議を総括したいと思います。

行われた質疑の感想としては、質問のレベルが非常に低く、新人議員とはいえ小西議員が事業の内容だけを確かめる質問を繰り返したり、ベテランの域であるはずの越議員が古木と名木の違いとはといった市政にまったく関係のない下らない質問をしたりというのは問題外ですが、どういうことをやった=アウトプットではなく、どういう成果が出た=アウトカムを問うものはほとんどありませんでした。
そういう希少価値な質問でも、担当が事業の目的や概要、そして結果についてまとめた事務事業調書をあたっていないために、どういうアウトカムをめざしていたのかを確かめた上での質問ではなかったので、一番大事なところであやふやなやりとりで終わってしまっており、核心を突いた白熱の論戦となったものは皆無でした。
それ以上に問題なのは、昨年2010年度は年度に入ってすぐに葛西市長への政権交代があり、6月には大規模な補正予算で施策が組み替えられ、7月には観光局設置といった機構改革、10月以降はアクションプランに沿った新たな事業がスタートしたのですから、その視点に立った施策事業の検証をする必要があったのに、そこに踏みこむ質問はありませんでした。

市議という立場を失って、外から議会の果たすべき役割を考えてみると、議会改革は議会内部の課題であって市政の向上に意味を持つものではなく、政策提言はアイデアポストといった手法で一市民であっても可能です。
こうしてみると、本来取り組むべきは事業仕分けや、マニフェスト大賞で最優秀賞を受賞した八戸市・石橋市議が市長のマニフェストをすべての関係課に聞き取り検証したような取り組みをシステム化して、施策事業を監査するのが議員としての本分であると思うようになりましたし、仮にシステムにできないまでも議員という立場があれば各課に時間を取ってもらって検証のやりとりをしていくことはできるはずです。

それが行われない議会、そしてそれができない自分に腹が立ちますが、これが市民が議会に対して求めたものだと受けとめるしかありません。
今取り組んでいる震災支援、これから取り組んでいきたいまちづくり、何より生活を成り立たせていくこと、これらをクリアした上で、議会への不満の沸点が超えた時しかるべき行動を起こしたいと思います。

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