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2010.08.05

安否不明の高齢者問題は対岸の火事ではない

東京都で30年も前に亡くなっていたにもかかわらず、111歳で最高齢とされていたことが発覚してから全国で同様に所在や安否が確認できない高齢者が続々と報告されています。
この件では自治体の対応が問題にされ、そこに民生委員に頼る現実があることが報じられていますが、高齢者の実態把握にあたることになっている地域包括支援センターや在宅介護支援センターの存在にふれた報道はないようです。

今でこそ地域包括支援センターがメインの存在になり、数年前からの個人情報保護の壁によって情報を得るのが難しくなっているものの、ゴールドプラン以来中学校区に1ヶ所を目標に整備されてきた在宅介護支援センターは、行政から高齢者の名簿を入手することも可能でしたし、民生委員がセンターの協力員として委嘱されていましたので、地域の状況を把握する中核として存在していました。
青森県では不明者ゼロでしたが、現在でも県内で140センターが在介協に加入しているほどセンターの存在が認められ活動していることが、数字になって現れたものだと手前味噌ながら思っていますが、不明者が出た自治体では活動状況がどうだったのかと気になります。

この件を対岸の火事と思わず、全国在介協で調査をすべき問題だと思いますし、その存在すら認識されていないことを恥じるべきだと思っています。

2010.08.04

「楽市楽座でいこう!」開設

「津軽すこやかネット」が加わっている、ルネスアベニュー「楽市楽座」には、独自ドメインのサイトがあります。
ただ、なかなか知ってもらう機会が少ないのは事実で、外に向かってさらなる情報発信のために、Blog「楽市楽座でいこう!」を開設することとしました。
これが楽市楽座という取り組みに関心を持ってもらい、来店していただくきっかけになればと思っております。皆さんも、ぜひ情報チェックをお願いします。

2010.08.03

県庁ねぶたに異議あり

相馬ねぷたが出陣しない日にあたる3日、ケア付きねぶた「じょっぱり隊」も出陣するので、青森ねぶたを娘と見に行きました。

IMG_1912

その中でも、弘前ねぷたとの違いをさまざま感じましたが、まつりそのもののことでなく、ねぶたの題材と表現で大きな違和感を感じましたので、問題提起したいと思います。
今年の県庁ねぶたは、「八幡太郎義家と安倍貞任」という勇壮なできばえのものでしたが、下絵で見ていただけるとおり、貞任が鬼として描かれています。

kencho

その説明には、「平安中期、東北の魁・安倍貞任は、前九年の役で朝廷軍・八幡太郎義家と永承6年から12年にわたり争った。衣川の柵で貞任の軍勢は敗れたが、貞任は北へ北へと逃れたという伝説がある。
追う義家に対し、貞任は小川原湖を通り、ついには北の果て「佐井」に至る。義家の軍勢に追い攻められた貞任は、血散りが浜で体中に矢を受けるが、引き抜いては海に捨てながら逃げ続け、ついには鬼となる。そして鬼となった貞任は、もう死ぬこともなく、いつまでも北を守る鬼神となったのである。」とありますが、聞いたこともなければ調べても見つからない「伝説」に沿ったものとされています。
貞任の安倍氏は、安東氏の祖とされる存在ですから、私たち青森津軽の民にとっての遠祖であるのに、それが鬼というのは、朝廷側の武士が正義であり、まつろわぬ先住民が悪というステレオタイプな大和史観に染まったものというほかありません。
以前、ねぶたまつりの最高賞は坂上田村麻呂伝説にちなんだ「田村麻呂賞」でしたが、史実に合わないこと征服した側の武将であることを理由に、「ねぶた大賞」と改められたはずです。
それをよりによって県庁ねぶたが同じ轍を踏んだというべき題材を臆面もなく表現するというのは、本当に問題だと思います。

ぜひ、県としての見解を表明してほしいと思いますし、マスコミにも問題として取り上げていただきたいと思います。
さらには、何といっても県民がこのことをどう受けとめるのかご意見を聞きたいと思いますし、またこのようなことが続かないようにする地域史教育のあり方まで考える契機になればと思っています。

2010.08.02

連続の市長賞に一点の曇り

弘前ねぷたが開幕し、地元・相馬ねぷた愛好会は2日目に出陣し、見事2年連続で市長を受賞することができました。

IMG_1905

他の市長賞は企業ねぷた二つ、知事賞は連覇を続ける茂森新町ですが、6日目になれば引き手すらたりなくなるような審査日だけのやり方に批判があるところですし、こうしてみると町会単位でのねぷたとしては頂点に立ったといってよい成績ですし、5年で3回も市長賞を受賞することができているのも、三上秀樹新会長を中心に会のメンバーがしっかりがんばり、それを地域の会員が楽しみながら支えることができている証明だと思います。
この後4・5日は市内運行に凱旋出陣、7日は午前中に村内運行となりますが、私も一会員として参加するつもりです。

ただ、その喜びの輪に加わっていないのが長慶苑であることが一点の曇りです。
前回書いたとおりボランティアと利用者の参加を呼びかけたのですが、ボランティアは応募があったものの利用者は一旦不参加としたものを参加する迷惑を気にされた方が多く(と直接教えてくれた方もありました)、結局参加はありませんでした。
寄付金を出しているので職員でも参加できるのですが、保育所の子どもの保護者として出たのが一人だけという有様で、「地域とともに」という基本理念を忘れてしまっている者ばかりです。
当日は青森市で清風荘が事務局を務めるケア付きねぶた「じょっぱり隊」15周年記念フォーラムがあり、シンポジストの一人、浦安市の松崎市長へのあいさつも兼ねて出席してきましたが、さまざまないきさつはありながらも15年も続けることの大変さを痛感してきただけに、彼我の差を考えないわけにはいきません。

「地域とともに」、そのために何をすべきか、続けなければならないことは何か、改めて思う一日でした。

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