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2009.10.08

大井千園長を夫婦で見送る

福祉についてまったくの素人であった私が最初に修業させていただいた施設であり、先輩寮母であった妻との出会いの場でもある特養三和園の大井千園長がお亡くなりになり、その通夜に夫婦で参列しました。

実際に勤めたのは1年半少々でしたが、その後も城東学園の実習巡回の際や折を見てのごあいさつにうかがう機会もあったせいもあり、ずっとお世話になってきたのですが、理事の方の弔詞にあったようにいつも白衣を着て施設の中を回り、利用者に優しく声をかける姿が思い出されますし、別世界から飛びこんで突拍子もないことをする私にも諭すように仕事のことを教えてくださったのが、ついこの間のように思えます。
多数の参列者を代表して、木村守男前知事に理事の方、そして職員を代表して白神荘の三戸麻千子園長が弔詞を述べましたが、特に三戸さんは開設以来のご縁だけに涙に暮れながらのスピーチとなり、心打つものがありました。
それにほだされたのか、あの勝ち気で鳴らす大井理事長が喪主あいさつの際に言葉につまったのには意外な気がしましたが、初代理事長である旦那様が亡くなられてから20年以上も息子が事業拡大するのを現場から見守ってきた母との別れは、やはりつらいものがあるのだろうと拝察しました。

我が身を振り返ってみると、理事長として現場にはかかわらない父はともかく、事務長そして私が市議となってからは苑長として現場を守ってきた母にも、経営方針の違いでその任から去ってもらいましたが、親を頼ることと親から自立すること、どのような形であればいいのか、大井理事長の涙に考えさせられながら、台風の風吹く中、帰路につきました。

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