栄養士の卵に食を語る
青森中央短期大学・食物栄養学科の社会福祉概論の時間に、ゲストスピーチをする機会をいただきました。
これは、マニフェスト研究所の佐藤淳さんが今年度から専任講師として赴任し、社会福祉士の資格もあることからこの科目も受け持っていて、その中で現場の話をしてほしいという依頼があったからです。
内容としては、4月の介護保険制度改正の内容、そこで栄養管理体制加算が基本報酬に丸められたり、各自治体で配食サービスが廃止されるといった食や栄養士の立場が脅かされていること、一転して長慶苑での3食365日の配食サービスや居酒屋外出といった食にかかわるエピソードを語るというストーリーで、福祉の中で食を考える上では施設の中での栄養価や見栄えのする食事といったこと以上に、三度の食事もままならない方々がいることに目を向ける栄養士になってほしいと締めくくりました。
学生にとっては、介護保険サービスの複雑さや長慶苑での取り組み以上に、栄養士という基礎的な資格だけでは経営に資することができず、管理栄養士という上の資格が求められるという現実を突きつけられたことが衝撃的だったようですが、その現実を真正面から受けとめながら食と向き合うように成長していってほしいものです。
佐藤さんには、マニフェスト月例会にも顔を出してもらっているように政治の場での連携もしていただきながら、福祉と経営といった視点での現場への働きかけにも期待しているところです。
こういう有為の方が、地元に帰ってきてくれたことに感謝したいと思います。
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