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2009.03.06

「おくりびと」に涙した理由

米国アカデミー賞で日本映画初の外国語映画賞を受賞した「おくりびと」が、地元では最終日だと思い込んで観に行きました。(実際は、まだロングランが続いています)
ギリギリで間に合った午前の回はすでに完売でしたので、さっそく午後の分を購入して観たのですが、空き席がほとんどないのは、小学生の頃の「八甲田山」以来のような気がします。

受賞というのも大きな要因でしたが、親交をいただいているLM地議連共同代表・佐藤丈晴さんの地元・酒田市を舞台にしているということ、オーケストラの奏者から納棺師という転職がテーマになっていることに関心を持っていました。
酒田の街並みも庄内の美しい自然も映画を引き立てていましたし、私たちがやれば「死体処置」でしかない作業をあれほど見事に芸術のような所作で執り行う納棺師という仕事の奥深さにも感じ入りました。
さらに、死の場だからこその笑いもちりばめられていて、さすがアカデミー賞受賞作だと思いました。

何度か涙をこぼすような場面もありましたが、私にとって決定的だったのは一番奥にあるテーマが父親との関係だったことでした。
メルマガでふれたこともあるとおり、父を尊敬しないばかりか見下してきた私ですが、生き方考え方は正反対であっても歴史家をめざして大学進学を決めた根っこには大河ドラマを欠かさず、旅行で平泉に連れて行ってくれたことは大きな要素でしたし、今の仕事にしても設立の準備をしていたから飛びこむことができたのを考えれば、レールの起点になっていたのは父であると言わざるを得ません。
今では離れて暮らし会話することもほとんどありませんが、その葛藤した気持ちを見透かしたようなストーリーに感極まるものがありました。私にとっては、「フィールド・オブ・ドリームス」と同じ思いを呼び起こさせる、大事な映画に出会った気がしました。

今月は日付を変えて正反対の娯楽大作「ヤッターマン」も見ましたが、やっぱり映画って本当にいいものですね。

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