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2009.03.25

長慶苑の配食サービスは不滅です

定例会は心配していたほどの波乱の展開とはならずに終わったので、市役所にいるついでに配食事業説明会に出席しました。

市側としては、議会で予算が承認されるまでは次年度の説明ができないため、このタイミングでの開催となったわけですが、よもや審議を終えたばかりの私が出るとは思ってもいなかったようで、面食らっていました。
内容としては、財政難の状況下で民間の事業者が活動していること、他市でも補助を廃止している例が増えていることなどを理由に、新年度から事業を廃止するということでしたが、現在事業を受託している7施設に来てもらったのは、これまでのお礼と事業を継続するのであれば他の事業者と同じく利用者に紹介するということのみでしたので、30分もかからずに終了となりました。
このあたりからも、高齢者の健康増進といいながら福祉を切り捨てる相馬市長の姿勢が見て取れるわけですが、長慶苑の配食サービスは事業として補助があるから取り組んでいるわけではありませんので、極力値上げをしない形で継続していくつもりですし、逆にエリアがフリーになる分、近隣の地域からの要望にも応えられるチャンスだと思っています。

この機会に長慶苑の配食について記しておきますが、取り組むきっかけとなったのは長慶苑開設準備の頃に旧南郷村社協で365日お昼の弁当を届けているのを知って見学させていただいたところ、事務局長・加藤清蔵さんから「特養なら3食作るのだから、それを届けるだけでいいんだ」という激励をいただいたのを真正面から受けとめ、当時としては珍しかった土日祝日も開業するデイに加算配置があるのを生かして、2年目の1997年からサービスを開始しました。
3食で実施してみると、独居や老人世帯以上に3世代同居で生活パターンが違っていたり別の食事を必要とする利用者にこそ配食が有効だということがわかったり、サテライト型のデイを実施するにあたっても公民館にまとめてお昼を届けるだけで済むというメリットにもつながりましたし、大晦日のおせち配食が安否確認の役割も果たしたこともありました。

その中でも出色のエピソードは、遠方で暮らす息子夫婦から同居を勧められた独居の方が、「今はデイとヘルパーを利用しているし、ごはんを自分で作れなくなっても3食の配食があるから心配いらない」と言ってくださって、数年後には逆に相馬で同居することになったことです。
この方は、おせちは義理で取ってくださいましたが、通常の配食は一度も利用したことがなく、利用したことのない方まで支えることができたのを聞いた時、食にこだわって取り組んだ甲斐があったと本当にうれしく思ったものでした。

それだけの思い入れを持って取り組んでいる長慶苑の配食ですから、永遠に不滅であることをここに宣言しておきます。

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