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2009.02.24

実務研修の裏表に危機感

3年ぶりに、介護支援専門員実務研修に指導者として臨みました。

介護予防もプログラムに加えられたため、前後期で7日間に延びた日程の最終日午後の内容は「チームアプローチ演習」と銘打たれたサービス担当者会議の演習でしたが、驚くほどの実態を見ることになりました。
いざはじめる段になっても「どういう風に進めたらいいんですか?」という質問が出たり、はじまったグループでも役割を決めてのロールプレイからはずれてケアプランにかかわる問題を議論していたりで、これは実際にサービス担当者会議やケア・カンファレンスといったものに出たことがない合格者がほとんどであるからだろうと思います。
一方、その土台となるサービス計画書の事例ですが、久々に見てみると具体性に欠けた部分や目標のところにケア内容が書かれており、これをもとに演習をというのも厳しいものがあると、その当時にかかわっていた者として反省を覚えつつ、できる限りのフォローとアドバイスをしておきました。

このようなレベルの合格者に対するのですから、より綿密な研修プログラムと打ち合わせが必要だったのですが、事前の打ち合わせにしても指導者の半分程度しか参加していませんし、今回の演習部分もメンバーでの打ち合わせは開始直前という状態、さらには県社協が事務局であっても介護予防従事者研修とは違って主体となる団体が受託していないこと、指導者の更新がされないために方向づけや熱意がバラバラであることなど、まさに課題だらけであるのを痛感しました。
介護支援専門員としての第一歩という大事な研修なのですから、抜本的な見直しが必要だと思います。

2009.02.13

ワークショップは、習うより慣れよ!

介護予防指導者に事前指導まで引き受けた立場上、どれだけの成果を見せてもらえるか期待と不安を覚えながら、青森市での後期研修にギリギリすべり込みました。

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今回のリーダー役・むつ市の村林さんのきちんとした説明と明るい進行のもと、「介護予防事業の課題と対策」というテーマで2回の実践を行う形だったのですが、課題に対する解決策を一つピックアップするというところで、マトリックスにする項目を先に設定させたこともあって、後半の展開が少々難儀した感じでした。
そのことは助言にあたっていた指導者の皆さんも気づかれたようで、次の八戸・弘前で挽回するためにどのような修正が必要かとアドバイスを求めてきたので、解決策を一とおり出してもらってから分けるとよいことを伝えておきました。
指導者の方々から、「指導を受けているとスーッと流れるように進んだので大丈夫だと思っていたが、実際に進める側になるとポイントをつかんでいないのがわかった」という話がありましたが、まさにそれこそが「習うより慣れよ!」の真髄ですので、それがわかれば次からは実力のほどを見せてくださるものと信じています。

ただ、「ワークショップに成功も失敗もない」とはいうものの、青森会場を実験台にして終わりというわけにはいきませんので、主催者側として閉会のあいさつに立ち、前日聞いたばかりの最新情報をお知らせすることでおわびしておきました。

2009.02.12

久々に福祉の最前線にふれる

3ヶ所目となる長慶苑のお膝元・坂市地区での説明会を終え、スキー大会の慰労を兼ねた昴地区雪まつり二次会には泣く泣く顔を出さず、何年ぶりかで深夜高速バスで上京し、全国地域包括・在宅介護支援センター協議会(在介協)研修会に参加しました。
その上、夕方のJR最終「はやて・つがる」で帰るという強行軍で上京したのは、この一年は青森県在介協で林会長白澤政和先生をお迎えして講演を聞く機会はありましたが、一度も全国レベルでの研修会に参加していませんでしたので、介護保険制度説明会で話している中身を確認するとともに、在介・包括を取り巻く最新の情報ををつかんでおく必要があったからです。

最初の厚労省老健局振興課長・土生栄二氏の行政報告で改正の概要に誤った理解をしていないことが確認できましたし、林会長の講演では包括そして在介に向けた補助金が新年度予算に盛られていることから、在介の復権が高らかに宣言されました。
午後の指定討論その後のワークショップでは、青木副会長西元研修委員長に栗林秋田県会長といったおなじみの顔が今の状況をふまえたテーマでお話しされていましたが、その中で茨城県常陸大宮市にある志村大宮病院・鈴木邦彦理事長が包括にセラピストとりわけOT=作業療法士の配置をという興味を引く発言をされていましたので、これまた久々に質問の挙手をしました。
というのは、長慶苑で長らく勤めていただいたOTが昨秋退職したのですが、その理由の一つに本人にとって「受容」という福祉の視点を受けとめられないような事例と向き合うことになったことがあったためで、そのような医療と福祉の考え方の違いをどのように埋めているのか聞いてみたかったのです。
鈴木理事長によれば、5年かけて法人内の各施設を研修医のように体験させて修了証まで発行し、介護支援専門員にも積極的に挑戦させているのだそうで、それだけの時間と手間をかけているからこその提言だというのがわかりましたが、逆に言えばそこまでしないことにはギャップがなくならないというところに、介護という新しいフィールドの難しさを改めて感じました。

それ以上に、またまた久々の再会となった浜野修栃木県会長から、先頭に立って推進している「とちぎ方式」での地域ケア、さらには「事業に取り組んでいるのでは信頼されないが、機関として認められれば地域から必要とされる」という含蓄のあるアドバイスを聞かせていただき、とんぼ返りに見合う以上の収穫があって、うれしい気持ちで帰路につきました。

2009.02.11

想定外の展開ながら、雪まつり成功

スキー大会から建国祭、そこから踵(きびす)を返して準備を進めてきた昴地区の雪まつりに出かけました。

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すでにもちつきがはじまっていて、子どもたちはおしるこやきなこもちをほおばっていましたが、あまりにはかどった展開で、そこからどうするかを思案するような状況の中、一旦自宅に戻って報告会の準備をして、当日の説明会へ向かう前に、集会所に立ち寄りました。

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夕暮れになって、前日に作ったキャンドルに火を灯してかまくらから出入りする子どもたちの姿を見ると、いろいろあったものの開催した甲斐があったと思いましたし、今回の反省をふまえて冬のイベントにしていきたいものだと思っています。

スキー大会で息子の成長を見守る

毎年恒例の相馬地区スキー大会があり、競技役員、地区の体育委員、それから選手に父親として参加しました。
自分の分は、参加することに意義があるのでどうでもいいのですが、前日の校内記録会で初めて1位になって勇躍臨んだ坊主の方は、残念ながら2位で連勝とはいきませんでした。

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負けたのがわかった時はガッカリしていましたが、昼食の際にOBの方から二日間のがんばりを認められて「明日からスキー部の練習に参加させてやれ」と現役のコーチに話がいくと、前日から決心していただけに、てらいもなく「お願いします」と返事をしていました。
同じスキーをやってきた長女に比べて運動神経も根性も欠けている末っ子だけに心配はありますが、自分を育ててくれた世界に飛びこんでくれるのを、見守っていきたいと思います。

ただ、大会そのものは出場者が少なく、時間のやる気しだいでは午前中で終わってしまいそうなほどでしたが、スキークラブが主催しているスキー教室は例年を上回る参加者数なのだそうで、地元のスキー熱の低下には危機感を感じます。

2009.02.09

説明会、上々の皮切り

長慶苑として企画した、介護保険説明&相談会を湯口地区からスタートし、想定外の15名近い方々がお越しくださり、上々の皮切りとなりました。

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いつものパターンでプレゼン形式での説明だったのですが、人数が多かったのに気をよくして、ついつい話が長くなってしまい、質問・相談の時間が短くなってしまいましたが、介護保険制度の基本の部分などではうなずく姿が見られ、理解はしていただけたのではないかと受けとめています。
ただ質疑の中で、保険料を納めても最期まで使わないなら返戻金はあるのかという質問を受けましたが、実際には8割以上の方にとっては掛け捨てで終わってしまうわけでして、その疑問はもっともなところです。
私たち介護にかかわっている者にとっては常識であっても、一般の住民からすればわかっていないことがあることに気づくことができるのは、私たちの勉強になることですから、このようなやりとりができるだけでも企画した甲斐があるというものです。

これから残り15町会を回りますので、村内の方々にはぜひ足を運んでいただきたいと思いますし、他地区でも説明を聞きたいという方は声をかけていただければ相談に応じたいと思います。

2009.02.08

責任を果たすべく、介護保険説明会を開催

ただ今プレゼン用のファイルを作成しているところですが、長慶苑では明日から下記のとおり相馬地区全16町会で介護保険説明会を開催します。

これまでであれば、行政が説明会を行ってくれてきたのですが、相馬支所にその余力はなく、市としての説明会は6月以降になるということでしたので、相馬に根ざして事業を行うものの責任を果たすべく、各地区の協力を得ながら、準備を進めてきました。
ちょうど、次期の制度改正以上に大きい影響がある標準保険料月額が、65円アップの5350円という見込みであるというのが土曜日にマスコミを通じて公表されましたので、より身近なところまで踏み込んだ説明ができると思います。

なお、今回は送迎は行いませんが、お住まいの地区の日程で都合がつかない場合は他地区の説明会に参加されてもかまいません。
また、別の機会に利用者や家族会の皆さんにも説明する予定ですが、相馬地区での説明会終了後に、町会・団体・友人、何でもけっこうですので5名以上集めて会場をセッティングしてくださるのであれば、喜んで他地区にも説明に上がりたいと思っております。

2/9(月) 湯口
2/10(火) 昴
2/11(水) 坂市
2/16(月) 五所
2/18(水) 水木在家
2/19(木) 紙漉沢(場所:相馬中交流スペース)
2/20(金) 藤沢
2/21(土) 前相馬
2/23(月) 山田
2/24(火) 桐の木沢
2/25(水) 大助
2/26(木) 相馬
2/28(土) 藍内
3/2(月) 黒滝
3/3(火) 安田
3/4(水) 沢田

初めての昴雪まつりに向けて準備

住んでいる昴地区で、今年初めて地区での雪まつりをやろうということになり、午前中は集会所の屋根雪を下ろしてかまくらを作り、午後は子どもたちを中心に佐藤会長のご指導のもと中に灯すろうそくを作る体験をしました。

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この企画を初めて聞いたのはスキー大会準備のための体育委員会の席でしたが、3日の拡大理事会ではあまりに盛りだくさんの内容を当日行うような流れになりそうでしたので、私が相馬地区全体でのスキー大会に水をさす形にはしないでほしい、スキー大会の後で翌日が平日であるし子どもたちの負担も考えてほしいと発言したのを受けて、前もってできる部分はやっておこうということになった経緯もあって参加しましたが、久々に屋根に上り、かまくらを掘っていると、雪遊びの楽しさを思い出しました。
子どもたちもかまくらの大きさに驚いたり喜んでいましたので、こういう体験をする機会を作る意味でも、大事な試みだと思い返しているところです。

2009.02.06

要介護認定にさらなる疑念

10月に行われた要介護認定モデル事業をふまえた来年度からの改正点を説明する認定審査会委員現任研修が行われるので、同時刻の開始で終わってからは遅ればせながらの新年会となるライオンズクラブの理事会を会計報告を済ませたところで後ろ髪を引かれつつ抜け出しました。

モデル事業の際に、二次判定で変更するには調査員の特記事項による部分が大きくなると感じていましたが、今回の県担当者の説明では、調査員は調査項目を選択するにあたっての選択基準を特記すること、特に判断に迷った場合の理由や介護の過剰や不足の状況などを記入することとされ、それがない場合には審査会では判定を変更できないという、さらなる変更がなされていました。
また今回の認定ソフトには、2億通りもの老化パターンが組みこまれているそうですが、今回も樹形図などのロジックにはふれられず、会場での質疑応答の時間は取られずに、一方通行のまま閉会となりました。

翌日、苑でケアマネ−ジャーと認定調査員の研修での説明や実際の調査をふまえた意見交換をしましたが、長慶苑では変更に耐えうるだけの記載をこれまでもしてきたというのはいいとして、今回の改正の趣旨を理解していない調査員や審査会委員にあたれば、実態にそぐわない結果が続出してもおかしくありません。
モデル事業の統計では、軽度に変更となったのが20%で重度は16%と、これまでの結果と大差ないということなのですが、そこからさらに変更しづらくされているだけに、介護保険財政の拡大抑制のために介護度の低め誘導を図っている疑念は強くなるばかりです。

2009.02.03

異形のコンサルタントのまっとうな講演

月ごとの例会にはなかなか顔を出せない罪滅ぼしに、青森県中小企業家同友会の新春例会で青森市に向かいました。10周年を経て勢いづいているのが実感できるほど、たくさんの参加者が集まっていました。

今回の講師は、さまざまな転職を経て中小企業に特化したコンサルタントとして活躍している栢野克己さんでした。

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ラフな格好で会場の後ろから走って登壇するという驚きのスタートから、下ネタ全開、「バカ」連発という行儀の悪いスタイルでしたが、話の中身は演題の「小さな会社、弱者の戦略」そのもので、ランチェスター戦略にもとづいた一点に絞ってあれこれ手を出さないやり方を、今は飛ぶ鳥を落す勢いの「やずや」のどん底からの成功までのエピソード、そして現在の経営計画や今でも続けている手作り誕生カードを送るという地道な姿勢をメインに、さまざまな成功事例を紹介してくれました。
その中で、大企業には経営計画が必ずあるが中小企業にはほとんどないこと、作るにしても「やずや」のように分り易い言葉で書くことといった計画を立てることの重要性、それを実行するためにどんな場所・場面でも目にとまるような徹底を栢野さん本人がやっているのを教えてくれました。
話の肝としては、夢・戦略・感謝、この三つのバランスが必要で、どれか一つというのでは成功につながらないというのは、なるほどと思いました。

話の中には、長慶苑としてできそうなヒントもありましたが、「小さな1位をめざす」という発想で今まで取り組んできたことを洗い直す必要を感じました。

2009.02.02

福祉の人材育成システムへの道標

長慶苑では、「人事塾」の考え方に沿った人材育成=成長支援システムを構築して2年になります。
そこで指導をいただいている松本順市先生からのご紹介で、介護の人材育成に乗り出そうとしている企業の方とお会いしました。
それがどこかは、守秘義務がありますのでお知らせできませんが、この碑に刻まれているのが社是だというのが、ヒントです。

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これまでは一度電話でお話ししただけでしたが、1時間半の情報交換で介護業界への理解度や今後の工程について納得できるお話を聞くことができ、こちらの取り組みや考え方もしっかり受けとめていただきましたので、これからも協力していきましょうということになりました。
お話の中で、ご縁のある高名な先生の名前を出したところ、先方もその先生に最初から相談に乗っていただいていたというので、世間の狭さとともに、さまざまな点が人材育成という線につながってきたような感慨を覚えました。

この碑が、福祉の人材育成システム構築の道標となればいいなあと思います。
いずれ具体化しましたら、きちんと報告させていただきますので、業界の皆さん、期待していてください。

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