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2008.11.18

大橋学長、福祉の真髄を語る

青森県社会福祉大会が開催され、夕方の行事に坂本在介協会長の名代として出席する役目も仰せつかったので、珍しく電車で青森市に行きました。

約1時間の式典の後、社会福祉協議会創立100周年を記念しての特別講演は、日本社会事業大学の大橋謙策学長でした。
大橋学長の講演というのは2年越しで楽しみにしていたのですが、社会福祉が社会事業と呼ばれていた時代から説き起こし、当時消極的社会事業と積極的社会事業と分けて考えた方があり、援助が必要な方に手をさしのべるという必要なことに取り組む「消極的」の部分のみに福祉のイメージが固定されているが、本来は生きる意欲を喚起する「積極的」の部分での働きかけが重要であり、それは戦後「社会教育」というくくりで文部省管轄になっているものの、それこそがソーシャル・ワークであるというお話は、福祉の真髄を突いたものだと、感嘆を覚えました。
さらには日本人のものの見方や寄付文化の必要性など考えさせられることや、鶴岡市で全133町会で座談会を開催したところ2100人もの方々が参加したという事例の紹介を聞き、2月に考えている旧相馬村16地区での介護保険説明会への意欲をかき立てられましたし、実のある講演となりました。

その後のセッションは、吉原せつ県社協会長がコーディネーターとなり、県町村会会長である工藤・南部町長と内海・八戸大学学長補佐がスピーカーで大橋学長がコメンテータ−という陣容でしたが、地方自治とコミュニティ・ワークというテーマを語るには1時間では短いこともあり、私ごときにまでレクチャーを求めた吉原会長の意図が伝わりきらなかったのは、残念でした。

終了後に、県内の福祉関係者が参集して「大橋学長を囲む夕べ」が行われましたが、懇親会の前に大橋学長から職能団体・分野別の団体・大学などが横の連携を図っていく必要を説く講話があり、それを体現するようなメンバーで懇談できて、福祉を変えていくための意義ある一日となったと思っています。

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コメント

 いろんないきさつから、世田谷社会福祉協議会の助成事業をさせていただいている今、とても興味深く共感できるお話です。

 認知症や重度の障がいの当事者が、社会参加し社会貢献する市民団体ともおつきあいがあり、そのパワーと実行力を目の当たりにしているので、Yes We can! で頑張りたいと思ってます。

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