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2008.11.07

研修を点で終わらせないために

今年度の在介協東北ブロック研修会が終わりました。
今回は岩手県が担当ということで花巻温泉が会場で、初日は昨年に引き続いての青木全国副会長の基調講演、一転して吉田岩手県会長が座長を務める矢巾町の「おたすけ劇団」による介護劇とシンポジウム、二日目は5つのテーマでのワークショップと、昨年を上回る250名の参加者が集い学びました。

IMG_2601.JPG

青木副会長の講演は、昨年の来青でインスパイアされたということで、遮光器土偶やストーンサークルなどに日月の運行を読み、そこから陰陽五行といった世界観に踏み込む格調高いお話で、介護を裏打ちする思想が必要であることを想起されるものでした。
また介護劇は長年活動しているだけ会って、細かいところの台詞回しがおかしく、ストーリー展開も工夫されていて、こういうのが住民への理解には一番の取り組みだというのを実感しました。
ただシンポジウムは、テーマとシンポジストがミスマッチだったこと、コーディネーターの栗林秋田県会長が心労もあってか上滑りな進行になってしまったこともあり、少々物足りないものがありました。

私の注目は二日目のワークショップだったのですが、初対面のメンバーがその場でファシリテーターを決めるというのがグループごとの差になってしまったように感じました。また分科会のテーマも、前日のシンポジウムとは関連づけられていませんでしたし、シンポジストが助言者を務める必然があったのか、吉田会長にも辛口の指摘をさせていただきました。
これは、昨年の成功を踏襲した形は取っていても、事前にファシリテーターを養成するといった肝心の部分が落ちていたのと、グループからの発表を受けてコメントするという役をいただいていましたので各会場を回ってみると、すべての責任者から「どのグループですか?」と声をかけられたほど、私の顔を知らない=昨年参加していないスタッフだったというあたりに、トップがイメージしたものが伝わっていかない部分があったからだと思います。
全体としては参加者数や雰囲気は非常によかっただけに、研修が点としてではなく、昨年今年そして来年と線がつながっていくような体勢づくりや準備が必要だと感じています。

ちなみに、ワークショップのコメンテーターとしては、5分という厳しい時間制限の中で伝えるべきことを伝えることができ、昨年からのオファーに応えた形になり、ホッとして帰路につきました。
どんな立場でも私の存在を活かしていただけるのであれば、微力を尽くすつもりですので、各県の皆様これからもよろしくお願いします。

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福祉と介護」カテゴリの記事

コメント

市の地域密着型サービス運営委員会、地域包括支援センター運営協議会から帰園したら、メールが届いておりました。

地域民児協から帰ってきた在介支職員が感激しております。狂喜乱舞、感謝感謝でおります。

さてさて、なんかさぁ~、催促したみたいで悪いなぁ。
三上先生が、おじゃましたいくくらいに心配して下さっては、訪問できない代わりにと、素晴らしいMS PowerPointファイルに変換した資料を提供までして下さる親切に、大いに喜んだところです。

なお、参考文献として、中野民夫さんの2冊の新書があるとか、それを部下に買い与えるのが上司の務めだと言う助言も賜り、ほとほとホントに感謝です。

先生がおっしゃるとおり、やはりきちんとした準備をしないと研修は成功しません、に耳が痛いです。
当日の出番などより、準備のために相談する方がよっぽど効果があるというくだりは、きっちりと受けとめました。
今後とも、耳には痛いけど、発展性に栄養のあるご指導を期待しておりますので、よろしくです。

あえて、ブログ上で感謝を申しあげます。ありがとうございました。

悔しいから書き込み止めようかと思いながらも、何度も迷ったあげくの、結局送信でした(笑)。

基調講演、介護劇、シンポジストの方々の発表、良かったと思いますよ。そうです、ご指摘のとおり、進行役が上滑り、これが残念な部分であったと反省しています。
シンポジストの方々を活かす配慮や方向が不足していたとの批判は多いかと受けとめます(ガックリ)。

さて、ワークショップでのコメンテーター、ありがとうございました。当方の職員が、三上先生のお話しをもっと聞きたかったと、時間の無さを残念がっていました。今週末に当園担当の研修でグループワークがありますが、先生(?)が力説する手法を参考にし、もっと言えば真似て、もどきになるかもしれませんが、取り入れたいと、前向きです。彼女たち、アドバイスが欲しいみたいだなぁ。参考資料があれば、もっと喜ぶかなぁ。まっ、所詮私どものことですから、気にしないでください。
ただ、私ではないよ、職員(彼女たち)が、研修の進め方について、先生の助言があればなぁと、ささやいておりました。

ブロック研修、前に向くコメントをいただき職員が帰園しましたこと、感謝です。

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