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2008.10.02

国際協力社会福祉セミナーで発表

社会福祉法人「愛田会」が主催する第1回国際協力社会福祉セミナーに、ニュージーランドのエリザベス・アンドリューさんとともに発表者として参加しました。

泊めていただいたゲストハウスは、ソウルの西方にある富川(プチョン)市に位置していて、朝食はクォン理事長が牧師をしている教会に併設されている児童養護施設「ハッピーホーム」の食堂でいただきました。

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食後に見学もさせていただきましたが、子どもたちが少しでも明るく前向きに成長できるような配慮が行き届いた環境で、それを支える教会の力にも驚きを覚えます。
その後、この法人のスタートとなった救護施設「ジョイフルハウス」も見学し、セミナーの開催場所へと移動となりましたが、何とそこは放火による消失から再建中の南大門に面しているソウル商工会議所の代議員会室という、日本では考えられない会場でした。

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100名を超える参加者があり、基調講演に続いて私の発表、それからエリザベスさんと福祉館のパク館長と3人の発表とそれぞれに対するコメントがあり、最後にフロアとの質疑応答というスタイルでした。
私は、長慶苑で実際に行ってきた利用者の尊厳を重んじたケアの実例とその土台となっているKOMI理論、さらにそれを実践するために取り組んでいるさまざまな内部研修について話したのですが、7月から介護保険と同様の長期療養保険制度がはじまったばかりの韓国のケア関係者から関心が向けられたのは、日本では経営優先になっているのではないか、長慶苑の方針では経営できないのではないかといったケアと経営のバランスについてでした。

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それに対しては、日本でも経営優先になっているのは一部であるし、何のために福祉に取り組んでいるのかを大事にすべきだと答えておきましたが、こういう機会を通じて日韓のケアでの交流が広がることを期待しますという結語に応えるかのように、多くの方が名刺交換に来てくださったので、何とか役目は果たせたと思っています。

終わってからの懇親会は、セミナーの成功と福祉館の事例集の出版を記念してのものだったのですが、クォン理事長のあいさつに、それを陰で支えてきた奥様が涙をふかれていたのが印象的でした。
これだけのことをしている法人とのご縁ができたというのは、さらに韓国との絆が深まり、新たな交流の拠点ができたわけですので、本当にうれしいセミナーでした。

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