« たった30分の斎藤春香監督祝賀会 | トップページ | 女性と高齢者の政治参加を語る »

2008.09.20

尾辻元厚労相の信念を知る

第27回目という「高齢社会をよくする女性の会・弘前大会」が開会となりました。

冒頭の田中真紀子元外相の特別講演は、前回同様に政治にかかわる者として学ぶべきものがあふれており、また自ら体験しないとわからないと稲刈りをしたり米軍空母でタッチアンドゴーまで経験したといったエピソードもちりばめられて、翌日の地元紙ではその立て板に水の毒舌ばかりが取り上げられていました。
それはさておき、その次のシンポジウムで登壇した元厚生労働大臣である尾辻秀久自民党参院会長が、対照的で落ちついた語り口ながらも、政権与党の中で良識を持って社会保障を守るために戦ってきたことをお話しされたことは新聞では報じられていませんので、ここで紹介したいと思います。

IMG_2252.JPG

尾辻元厚労相は、国家予算の47%が厚労省の予算で、残りの15人の大臣が束になってやっと同額というほどの大きな責任を負っているのが厚労相という仕事であり、在任中に三度も血尿が出たほどの大変な苦労があるので、一人ではなく年金といった部分を専任で分担することも必要だと話されていました。
このあたりの経験が、年金担当の副大臣として大臣経験者を配するという今回の人事にも反映されているのだと思います。
また小泉内閣の一員として、支出の徹底的抑制という方向での小泉「改革」に携わってきたものの、どんなことがあっても経済財政諮問会議の社会保障費まで抑制というのは許せなかったと怒りをあらわにし、先日もキヤノンの御手洗会長に食ってかかったことや、取材する記者にもキヤノンのカメラだけは向けるなとまで申し渡しているのだそうです。
さらには、社会保障に対する国民負担率の議論は避けて通れないという逃げない姿勢を示すあたりや、当日は地元鹿児島で総裁選の演説会が入っても社会保障にかかわる場に出ることの方が大事だと予定を変えなかったことからも、信念を持った政治家であるのを感じました。

ちなみに、弘前市には桜祭りの会期中である4/29の「昭和の日」に執り行われる護国神社の大祭によく参列されているというエピソードも披瀝されていましたが、同じシンポジストである下田敦子参議院議員がぜひ今度はそれにあわせてじっくりお話をうかがう機会をと水を向けていましたが、それが実現したならば何をおいても参加したいと思います。

« たった30分の斎藤春香監督祝賀会 | トップページ | 女性と高齢者の政治参加を語る »

福祉と介護」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27994/42551116

この記事へのトラックバック一覧です: 尾辻元厚労相の信念を知る:

» 女性と高齢者の政治参加を語る [三上直樹、かく語りき]
充実した初日の講演とシンポジウム、夕方の懇親会には北京パラリンピックの閉会式から [続きを読む]

« たった30分の斎藤春香監督祝賀会 | トップページ | 女性と高齢者の政治参加を語る »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

Twitter

ブクログ

Amazon


  • サーチ:
    キーワード:
    Amazon.co.jp のロゴ

国際漫画展

無料ブログはココログ