波瀾万丈で閉会、そしてスポレク中止!

定例会が閉会となりました。
最終日は、生活福祉課事件での損害賠償と和解の件では工藤栄弥議員から竹谷厚生常任委員長に質問があり、TPP参加反対の意見書は全会一致で採択されましたが平和都市宣言の決議には4人の反対があり、私も来年度早々の「はやぶさ」カプセル展示の概算や人権擁護委員の選出内規について質問しましたので、本会議だけで正午となり、スポレク見直しに関する全員協議会は午後からとなりました。

市長から、市民懇談会の答申を受けて、

  • スポレク施設建設は中止する
  • 当面は多目的広場とし、将来的な活用を検討する

という方針が示され、これについてさまざまな立場から質問意見が出されましたが、どうあるべきかはこれからの議論となりますので、市民の皆さんにも考えていただき、意見を聞かせていただきたいと思っています。

今回は、シンポジウム記事掲載問題での延会ということまで起きる波瀾万丈の展開でしたが、終わってみれば全議案可決という平穏な決着でしたので、意外な感じがします。
その件では、最初に受けつけした広報広聴課には「広報ひろさき」への大学の講座という形で掲載という話があり、それを主管課となる生涯学習課に回したところ学院大側の人間が趣意書を添えてきたので検討の上掲載を了とすることにしたというのを、それぞれの課長から確認しました。
議員の介在はなかったと担当課では話していましたが、これまでにはない政治にかかわるシンポジウムを掲載させようと大学側が考えるかどうかという点では、何ともいえないものが残ります。

さらに、同志・斉藤爾議員が県議選に向けてフリーハンドで動くために会派を解消しましたので、今日から無所属として動くことになりました。
それでも、志をともにする仲間先輩とともに市政のスピードとやり方に負けない議会改革を進めていかなければなりませんので、新しい年そして来春の市議選に向けて頑張ってまいります。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

百沢スキー場の外部監査報告

事務組合などの予算概要を説明する全員協議会が開催されたのですが、それにあわせて「弘前市個別外部監査報告書〜岩木山百沢スキー場の経営に関する事務〜」と題された報告書が配付されました。
非常に重要な報告であるにもかかわらず一切の説明もないのは解せませんが、一方では部外秘ともされていませんので、PDFでダウンロードできるようにしておきました。

監査報告だけかと思っていましたら、「スキー場の将来像」という項目で市内4スキー場全体にも目を配った提言もなされており、費用対効果に見合った報告と受けとめましたが、これを受けてどうするかは庁内での協議に委ねられており、3月定例会で案が示されることになっています。
報告書でも指摘されているとおり、選択と集中で経営を継続するにせよ思いきって廃止するにせよ、6.6億円の赤字を一般会計などで穴埋めする必要があるのは変わりがありませんし、それだけ重大な決断に迫られている現実を市民の皆さんにも知っていただきたいと思います。

すでに破たんした駅前再開発ビル「ジョッパル」、破たんしているのに手が打たれていないウォーターフロント株式会社=市民ゴルフ場という問題の前に、この解決が求められていますので、3月定例会ではしっかり取り上げたいと思っています。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

「祈り」の心と文化を広めるために

「語りき」でお知らせしたとおり、佐藤ぶん太。さん主宰の横笛普及プロジェクト第3弾は、「アイリッシュフルートとブズーキの世界」と銘打って、神戸からhataoさんと赤澤淳さんをお迎えして、満員の駅前市民ホールですばらしい演奏を聴かせてくれました。

IMG_3543

冒頭のあいさつや途中で登山囃子の演奏での出番はあったものの、ぶん太。さんの演奏はアンコールまで待つことになりましたが、それは本当に圧巻でした。
何と北海道出身のhataoさんの祖父は弘前市と姉妹都市である斜里町の出身ということで、ぶん太。さんが1月に登山囃子の指導で斜里を訪ねた際に生まれた「祈り〜眠る心へ〜」という曲をやったのですが、これは斜里との縁のきっかけとなった幕末の津軽藩士殉難をテーマにした曲で、最初にそのエピソードと曲への思いを昔コ(津軽の昔話)風に語るのから入るのですが、3月に続いてその時点で涙が止まらなくなり、演奏の際には極寒の流氷の海が目に浮かぶ気がしました。

今回のプロジェクトも盛況で終えることができましたが、日頃からつきあいをさせてもらっている私としてもうれしい限りです。
これもひとえに、登山囃子のチャンピオンというところにとどまらず、自分を育ててくれた文化を次の世代や社会に広めていくために駆け回っているぶん太。さんの努力のたまものですが、その思いこそ世俗化・法人化された宗教とは違う、お山参詣の「祈り」の心が根っこにあるからこそできるのだと思います。

ところで、この津軽藩士殉難の歴史を、どれだけの方が知っているでしょうか。
ぜひ、ぶん太。さんを通じて、この悲劇と津軽の文化であるお山参詣にふれる機会が増えてほしいと思いますし、それが弘前市にとって大事なことだと思って、できる限りの後押しをしていきたいと思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

踏みにじられ続ける合併の信義

審議5日目は、予算特別委員会で6本の補正予算の質疑が行われました。
一般会計は通常の分と今回の国における15兆円が回ってきた分の約12億円と二本立てで、今年度当初予算では見送られていたものがあれこれ盛られていました。

その中には相馬地区ふれあいセンター温泉掘削地点地質調査事業が含まれているのは、市長の側近を自認する栗形昭一議員の一般質問で明らかになっていましたが、それしきで着工へと向かうとは思えませんでしたので、自ら問いただしました。
企画課長の答弁によると、すでに庁内では計画がまとまり市長の決裁を待つばかりのところまで進んでいるのがわかりましたが、以前の話し合いから時間も経過し、住民からしても縮小が続くばかりの支所に期待するものも変わっていると思うので、まずは住民との対話をした上で成案としてほしいと迫りましたが、決裁後に説明会を開くという工程を見直す気は見られませんでした。
今回の調査に関しては、基本構想においても住民の意向においても不可欠となっているので進めるというのはわかりますが、決裁された案に不満が多ければ、そこでまた行き詰まることになりますし、それでは納得しない住民サイドに責任を押しつける形になりかねないのが気がかりとして残る議論でした。

もう一つ焦点となったのは、岩木観光特別会計でした。
これは今年度の補正ではなく、昨年度予算が歳入不足となるために今年度から繰上充用するもので、毎年このカラ財源での応急処置を繰り返しており、今回も単年度で341万円赤字であったので充用額がその分増えています。
これも質問しましたが、この状況で財政健全化法に向き合うとすれば、外部監査と健全化計画の策定が必要になる見込みだそうで、弘前市の財政にとって最大のアキレス腱であるのがますます明らかになりました。
このような状況では、一般会計や財政調整基金からの繰入で一気に解消するしか手だてはないと思うのですが、どのような方策をとるのかは一向に答えが出てきませんでした。

ふれあいセンターは、相馬村にとって合併に際しての最大の約束であり、岩木観光特別会計の赤字は合併時に岩木町で持っていた基金で解消できるものであったのを、債権債務はそのままにするという協定を遵守したことによって、さらし者のような扱いを受け続けています。
これは、自治体として存続していれば修理して使用可能であるはずの相馬・岩木地区の小学校プールの件でも煮え湯を飲まされたことであり、いくら市長が替わったとはいえ、合併の協定をいいように扱われては立つ瀬がありません。
青森市の鹿内博市長は、浪岡町との合併を検証する特別職を置きましたが、弘前市にも必要なことだという思いは募る一方です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一般質問:全天候型スポレク施設

順番が逆になりましたが、一般質問の論戦を報告します。
--
最初に取り上げたのは、「新年度予算の策定について」ですが、中身としては今回の焦点である全天候型スポレク施設が予算化され、相馬地区ふれあいセンターはまたしても予算がつかなかったことについてであり、それぞれ重要な問題ですので、分けてお知らせします。

スポレク施設については、私の順番までに4名の議員が取り上げていましたが、地元紙が報じた以上のことは出ていないどころか、場所が「マックスバリュ」安原店に隣接する「堀越地区交流センター」予定地であることも明らかにされませんでした。
私への最初の答弁もその枠を出ないものになるのはわかっていましたので、再質問・再々質問で自分の土俵に引きずりこむつもりで突っ込んだのは、総合計画にも今年度の進捗状況を伝える調書にも、既存施設の老朽化という課題は書かれていても新規の施設が必要だとはされていないことで、調書にも載っていない施設が急に浮上してくるのはおかしいということでしたが、これは市長が公約として掲げてきたものだとの一点張りで逃れられました。
また、高齢者の健康づくりに役立てるというのであれば、住まいしている近くで活動ができるよう既存の体育施設に人工芝を敷くような整備をするといった検討をしたのかと問いましたが、そういうことは一切していないということでしたので、施設新設ありきでしか考えていないのがよくわかりました。
最後に、地区からの要望は交流センターであるが、スポレク施設に交流センターの機能を付け加えることは可能なのかと迫ったところ、交流機能を付加することはできないという答弁とともに、建設計画地が「堀越地区交流センター」予定地であることも明らかにされました。

質問の中では多くの時間をさいたつもりですが、1時間という制約があるだけに納得いくまでの追及はできませんでしたし、一般質問で取り上げた件については予算特別委員会では重複して問うことができないルールになっていますので、後は議論の深まりや真実が明らかになっていくことを願うばかりです。
いずれにしても、「公約よりも生活」という立場からはとても納得できる事業ではないことだけははっきりしていますので、反対であるのに変わりはありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

明暗を分ける予算案には反対します

議会運営委員会が開催され、副市長・企画部長から提案する案件の概要説明があり、議事日程や請願などの取り扱いが話し合われました。

その後市長が記者会見していたようで翌日の新聞記事にも載っていますので、市民の皆さんにも伝わっていることと思いますが、今回の予算で目玉というのが「全天候型生涯スポレク施設」の建設です。
全国スポレク祭が一昨年青森県で開催されましたが、今年度に入ってからその余熱を感じるような盛り上がりもない中、自らがそのカテゴリーにある「ターゲットバードゴルフ協会」の会長を務めているからといって、公約だと計画を進めるのは我田引水のそしりを逃れないと思います。
その一方で、合併の新市計画さらには総合計画でも均衡ある地域発展のための重点プロジェクトと位置づけられてきた「相馬地区ふれあいセンター」には、またしても予算がつきませんでした。
新弘前市は、合併協議の上に成り立っているのですから、市長公約より先に新市計画があるはずですし、総合計画の中での位置づけも「ふれあいセンター」が上にあると思います。
こればかりでなく、今年度予算に対して修正案まで出した職員福利厚生会への交付金もなくなっていませんし、さまざまな面で承認するわけにはいかない要素がちりばめられていますので、私は修正案を提出の上予算原案に反対することを明らかにしておきます。

ところで来年4月に市長選挙がありますが、争点がありすぎて焦点が絞れない雰囲気がありましたが、前回の「弥生」問題以上に大きな争点が浮上してきたのは、逆に何よりのことだと思います。
この「生涯スポレク施設」は2年がかりの事業となりますので、今年度の用地取得などが進んだとしても、で現職あるいは後継候補が落選すれば、予算執行しないという形で建設をストップすることができます。
それをふまえた活動をしていこうと思いますが、ネット上での市民の意見を聞くために、久々に投票のコーナーを設置しましたので、どしどし投票していただきたいと思います。

いずれにせよ、対決の1年が幕を開けました。とことん、戦うつもりです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

スポ少指導者協議会に初参加

これまでの何度かの機会は都合がつかずにいたので、今回初めてスポーツ少年団指導者協議会に参加となりました。

現在、弘前市内には86の団があるのだそうですが、参加したのは20名程度で、佐藤眞本部長の講話と情報交換で1時間で終了という、あっさりした集まりでした。
佐藤本部長の講話では、指導者が適切な指導をするためにも、学校側には自校の児童であるという道義的な責任があることを忘れず、指導者任せにしないことが大切だということや、あくまでも教育の一環であるので休日をもうけることや2時間という練習時間を守るようにといったことを、ご本人や教育委員会に寄せられた苦情をもとにお話しされました。
それを受けての情報交換では、外部指導者が来るまで保護者が見守りに来なければ学校側が施設を貸してくれないし、それができずに消滅する活動もあるという現実や、スポ少は学校から離れていくべきだと指導者の先輩から教えられたという発言もあったので、私も学校側がスポ少は地域の活動というのを名目にかかわりを絶とうとしている気がするし、相馬ばかりでなく保護者の側にはスポ少というのが理解されていない面があるので、その距離を埋めるための努力を教育委員会やスポ少本部で取り組んでほしいと要望しておきました。

陸上クラブのコーチとしては、自分のクラブの子どもたちの面倒を見ていればいいのですが、スポ少活動が子どもたちの成長につながり地域に根ざしたものになっていくためには、こういう場がもっと自律的な話し合いをするようになっていく必要を感じましたし、全体の仕組みを議員という立場で論じていかなければならないと思いました。
佐藤本部長とは、先日は医師会副会長と市議という立場で懇談会で一緒させていただいたばかりですが、そういう立場の方に一指導者としてかかわっているのを知っておいてもらえたのが、次につながっていけばと思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

古賀さんに話してほしかったこと

青森県市議会議員研修会は、今年は弘前市が開催地ということで参加しました。
昨年度は、弘前市商工会議所100年式典とかち合ったために欠席したので初めての参加でしたが、開会のあいさつに続いて基調講演というのは町村議員研修会と同じですが、弘前公園で行われている「菊と紅葉まつり」見学のインターバルをはさんで、意見交換会と称する懇親会までセットされているのが大きな違いです。
ちなみに、意見交換会に参加すると5000円、講演のみならば無料でして、自費で支払いをしております。

今回の講演は、バルセロナ五輪金メダリストである柔道家・古賀稔彦さんで、羽田空港で遭遇した際に思ったことが実現した形でした。
話の中身としては、天才が天才たるゆえんは勝った時でも反省ができることであるとか、ソウル五輪で敗退した際のひどい仕打ちやそれをバネにバルセロナ五輪で勝つことができた経験、プレッシャーという背負うものがあるから力が出せるといった、スポーツの世界で頂点を極めた方ならではの説得力のあるお話をされました。
ただ、このお話を聞く対象がスポーツの指導者や子どもたちであれば最高の内容だと思うのですが、市議会議員が対象で招かれたのは弘大大学院への進学なのですから、弘大を選んだ経緯であるとか弘前市を訪ねての素朴な感想でもいいので、地元にまつわるお話をまじえてほしかったと思います。

参加経験のある先輩議員によると、今回は比較的いい話だったということでしたが、議員たる者が単に講演を聞くだけで研修と言えるのかという根本的な疑問がありますし、私が議長になって議長会で発言できるようになったら、事務事業評価の実際を演習するとかワークショップの手法を身につけるといった中身にしたいと思います。
それだけやった後ならば、意見交換会で研修のことも話題になるでしょうし、おいしい酒も飲めるというものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一般質問:市民文化祭について

3点目として、市において一番騒然としている問題である、市民文化祭を取り上げました。

これも先に取り上げられた問題でしたので、その際の答弁や地元紙で報じられている部分ではなく、3月に予算が通る前の2/21に市と社会教育協議会との間で説明の場があり、その場では何ごともなく4月に入ってから実行委員会方式を持ち出すのはおかしい、一部団体からの運営に参加団体の意見を取り入れてほしいという要望を受けての実行委方式だというのであれば、社教協総会や参加団体会議・説明会といった場での意見交換がその機会になっているのであるからこだわる必要はないのではないか、実行委方式を推す側の方からも「何より市民文化祭が従来どおり行われることが大事だ」という声があることを指摘し、経緯はどうあれ実行委方式にはこだわらず市民文化祭がこれまでどおり行われることと実行委方式のためには中止も辞さずの姿勢、どちらを取るのかと究極の問いを教育長に突きつけました。
それに対し、石岡教育長から「市民文化祭は中止しない」という力強い答弁が返ってきましたのでホッとしたのですが、その後に「そのためにも実行委員会方式で」と付け加えられたこと、私の後の松橋武史議員の質問に対し、社教協からの回答期限を25日とし、開催から外れる場合は教育委員会で実施するという答弁もありましたので、これまでどおりの形となるかは不透明なままです。

今回、文化芸術に関する問題をはじめて取り上げましたが、踏み込んで調べたり聞き取りをしてみると、どちらの側にも理も非もあり、何よりも見える形での改革が必要だと思いましたので、この問題がその糸口となれば、もっけの幸いだと感じています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

視察途上で古賀さんに遭遇

厚生常任委員会の視察は、20〜23日の3泊4日となっており、朝6:30に出発しました。
折からの太平洋側の風雨で羽田空港への着陸も遅れましたが、富山空港へと向かう便の搭乗口が変更になった上に1時間近く遅れての離陸となり、出鼻をくじかれた感じです。

やれやれと待ちくたびれていたところ、向かいの席に見覚えのあるガッシリとした方がいました。
バルセロナ五輪の金メダリスト、柔道の古賀稔彦さんでした。
古賀さんといえば、現役引退後は自ら「古賀塾」で後進の育成にあたったり、講演活動を行っていますが、この4月から弘前大学医学部大学院に入学したことでも注目されています。
地元にとっても、こういう稀有の人材が来弘する機会が増えるのをいかすべきだと思っていましたので、失礼を承知であいさつさせていただきました。
少しお話しさせていただきましたが、普段はネットやテレビ電話での講義やテストを受けるのだそうで、弘前市には来月くるそうです。
ぜひ弘前市にも貢献してくださいとお願いしたところ、快くうなづいてくださいましたので、市としても早くコンタクトを持つべきだと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)