2008年5月21日 (水)

防災を意識する難しさ

最初の視察先は、富山県高岡市でした。
高岡市は人口約18万人の富山県第2の都市で、加賀百万石の2代目藩主・前田利長によって開城されてから来年で400年を迎えるという、弘前市とよく似た立場にある市です。

今回のテーマは、地域防災計画についての視察で、危機管理室の皆さんから説明を受けました。
元々は建設部局が所管していたそうですが、中越や能登半島地震、台風による水害や隣県に原発があることもふまえて、専門の担当をもうけることにしたのだそうです。
力を入れていることとしては、町会単位での自主防災組織の結成だそうで、それでも1/3程度の組織率だということでした。
また計画の中で小中学校の耐震補修が盛られており、2015年度までにすべて完了させる予定にしているそうで、四川大地震でも報じられている喫緊の課題にいち早く取り組んでいるのがわかりました。

担当の方も、最新の路面電車アイトラムやホテルと図書館と県立高校が同居している複合施設「ウィングウィング」以外で、特段の特色のない防災で視察を受けたことにとまどいを吐露されていましたが、それ以下の意識しか持っていない私たちからすれば十分な取り組みをされていると思いましたし、平時のうちにもう少し危機感を持っておかなければならないと思いました。

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2008年4月13日 (日)

童々星の方々とエコ談義

村内で読み聞かせなどの活動をしている「童々星(とんとんせい)」の方々が、長慶苑を訪問して手話コーラスや昔語り、さらにはフラダンスを披露してくださいました。

本来であれば、こういうできごとは「語りき」ネタなのですが、終わってからの懇談の席でエコな話題になりましたので、こちらにアップしています。(ネタ切れという事情もありますが)

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メンバーが50〜60代、地域の中でも積極的な方々の集まりだけあって、民生委員や町会の保健衛生委員、4月から委嘱された廃棄物減量等推進員などの役割を果たしていることもあり、4月からの分別変更に伴うトラブルや最近かかわっているゴミ拾いなどの活動などを教えていただきました。
私からは、サーマルリサイクルの合理性や2箇所増えた拠点ステーションのことなどを話題にしましたが、これらのことを知っている方にも、議会でのやりとりなどを聞いていただくことができました。

こういうふうに、これからもいろいろな機会をとらえて市政や議会の様子を伝えていくつもりです。

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2008年3月18日 (火)

光志さんの心意気にふれる

前回は肩すかしな形で終わった、青南エンジニアとの和解にかかわる環境事務組合議会の臨時会が開かれました。

事故と裁判の経緯を簡単にまとめますと、2003年7月に灰溶融炉施設で操作ミスによる爆発事故が発生し、組合は2005年2月に管理業務を受託していた青南エンジニアに対して4億2,630万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、2007年3月に青南側に3億4,104万円の支払いを命じる1審判決が出され、その後双方が控訴して、今日に至っています。
裁判所から示された和解内容は、青南側が組合に対し2億2,736万円を支払うとともに、施設の施工業者である荏原製作所が補修工事の代金減額などで応分の負担をして3年以内に復旧工事を行うというものです。
今回は、その和解を認めることで解決金が入るとともに、弁護士への報酬1,260万円を支払うという補正予算がかかったのですが、私はこれまでの裁判費用の総額や復旧するまでの期間などを質問しました。

それ以上に厳しい質問をぶつけていたのは、工藤光志議員でした。
これまでも、灰溶融炉が稼働できないことによる見えざる損害を問いただしていましたが、今回も和解は理解できても弁護士への報酬といった支出を組合が持つことになるのはおかしいと厳しく追及し、最後も異議を唱えたので採決となりました。
私は議場に入るまで和解でやむなしと思っていたのですが、いつも隣の席で先輩として組合のことを教えてくれる光志さんの筋を通した行動に心意気を感じて、反対に回りました。
是は是、非は非とする姿勢が、やはり議員としての基本だと、改めて教えていただきました。

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2008年3月17日 (月)

e-Taxと住基カードの行方

今年は15日でないし、e-Taxでやるのだからと、最終日である17日まで確定申告を先延ばしにしていたのですが、必要な源泉聴取票が見つからなかったり、所得の計算方法がわからなかったりで、結局やり慣れている母の指導を仰いで、何とか送信することができました。
それでも、きっと窓口はごった返していることでしょうし、特別控除が5000円あることも含めて、ITを使える立場にあるアドバンテージを感じました。

ただその一方で、朝日新聞が普及率1.5%、使い道不足で手づまりになっている住基カードの存在意義を報じているとおり、弘前市でも多目的使用は財政的な問題もあり、検討していないという答弁が、予算委員会のやりとりの中でありました。
来年度予算では住基カード発行による手数料収入を30万円と見込んでいますが、カードだけで500円、そこで必要となる電子証明書発行にも500円かかりますので、人数でいうと300人ということですし、これまでの発行実績も2500人にも至りません。
国では住基カードをベースに「社会保障カード」を導入する方向のようですが、弘前市でも障がい・児童・母子・生活保護にかかる情報を扱う「福祉総合システム」を来年度に構築することになっていますから、セキュリティを確保した上で、情報の一元管理を進めていくべきだと思っています。

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2008年2月25日 (月)

「ゆきナビあおもり」の実証実験

先日のIT関連の話題でもふれましたが、今日から「ゆきナビあおもりプロジェクト」実証実験が公開されています。
PCのサイトでは、Googleマップを使って情報提供されていて、地点をクリックすると場所によっては現状が画像で表示されます。
ケータイのサイトもありますが、こちらはまだ情報不足です。

見た限りでは、歩いている最中なら道の状況は自分でわかりますので、これは情報発信というより、行政側の情報収集というのが本来の目的ではないかと、にらんでいます。
何はともあれ、登録したモニターではなく誰でも参加できますし、アンケートの協力も求めていますので、一見をお勧めします。

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2008年2月22日 (金)

自律性のない事務組合は必要か

環境事務組合議会がありました。
今回は補正予算と来年度予算に加えて情報公開にかかわる条例3本と、全員協議会の形で青南エンジニアとの裁判についての報告がありました。

まず船水議員が質問の口火を切り、来年度予算で大幅な人員削減がされていることにふれたのですが、これは石川地区にある南部清掃工場の業務を委託することになったということでした。
また市町村ごとに分別方法が違うことを問われると、それぞれのことには関知しないという答弁だったので、私から関連質問をし、事務組合が業務のみを行うのであれば、中央工場も委託にするべきであるし、自治体としての機能の果たすというのであれば各市町村に分別方法についても働きかけをすべきだと問うと、して担当課長会議に組合も参画していると答弁を修正するとともに、将来的には委託もあり得ると答えました。
また工藤光志議員が灰溶融炉が稼働しないことで市町村に負担が生じていると思うが積算しているのかと質問すると、計算はしていないがそうはなっていないと思うというあいまいな答弁だったので、今回の分別変更で売電がどのくらい増えるのかと私から問いただしましたが、これもまた試算できていないということで終わりでした。
そればかりか、あろうことか予算編成を弘前市総務財政課に指図されていると聞いていたのですが、開会前にそのことにふれた雑談の中で、今回もそのとおりだということでした。

事務組合の弊害として、自律的な政策展開ができないことと言われていますが、まさにそれを象徴するようなことばかりです。
事業を行うだけであれば、工場そのものは委託をして、各自治体から権限をゆだねていただいた上で弘前市なら弘前市できちんと責任を持った管理をするべきだと思います。
こういう存在の是非まで話し合える場もなく、どうすれば改革していけるのか、それこそ曖昧模糊とした状況です。

ところで、和解に大きく踏み出したという裁判についてですが、和解金額はまだ示されていないのだそうですし、今後の方向性といったことの議論に入る場ではないということで、何とも肩すかしなやりとりで終わりました。

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ITをめぐるエトセトラ

今年の確定申告はe-Taxでと思い立ち、遅ればせながら住基カードを作りに行きました。
導入当初はメリットが感じられませんでしたし、いくつかの自治体が接続を拒否するといったことばかりが注目されていましたが、こういう実利を伴う使い方が増えてくれば、利用者も比例していくと思います。
もっと発行時間がかかるかと思っていたのですが、ちょっとしたトラブルで30分かかると「大変お待たせしました」と言ってもらえるくらい、すぐにできますので、これから税務署に行くのは億劫だとか、まだ資料が集まっていないという方には、今からでもお勧めです。

待っている間は市役所ウォッチングをしていたのですが、見覚えのあるひげ顔が歩いていたので、声をかけました。
その人物は、ICT利活用モデル事業のプロジェクトリーダーをされている青森公立大の香取薫教授で、今度の一般質問で取り上げるにあたって確認しておきたいことがあったので、後ほどメールを送る約束ができ、助かりました。
香取先生がきていたのは、「ゆきナビあおもり」という、これもまた国と県が進めているプロジェクトの一つで、その分野での第一人者・坂村健先生の案内役をされていたのだそうです。

こうしてみると、行政のIT活用というのはさまざまな形で展開されつつあるなあと感じますが、それが実際の生活に費用対効果も含めてプラスといえるものになるのか、冷徹に見守っていきたいと思います。

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2008年2月20日 (水)

相馬での説明会で見えたこと

旧市内に対する説明会では厳しい意見や質問の連続でしたが、12分別ではなかった相馬地区での反応を知るために、町会保健衛生委員に対する説明会に同席させていただきました。

説明の時間は同じ長さでしたが、拠点回収の場所として岩木・相馬の総合支所が追加となる予定であること、これまでの分別指導員から旧市にならって廃棄物減量等推進員の制度に統一することに主眼を置いた説明でした。
質疑でも、市から委嘱を受ける推進員と保健衛生委員との分担や果たすべき役割、実際の分別における留意点といったことなどが中心で、説明にあたった環境保全課長・補佐のお二人も気を許してのやりとりでホッとしていたように思えました。
やはり、12分別というシンボリックな取り組みに対する思い入れの違いがあると、これだけの反応の違いがあるというのを実感しました。

ところで一つ見えたことは、12分別をスムーズに導入するために法に基づいて推進員の制度を採用したのだそうですが、非常勤職員の扱いで個人に対して報酬も支払われるという存在を作りながら、岩木・相馬における町会長を行政連絡員という非常勤職員でなくするというのでは、町会自治においてダブルスタンダードであるし、市から見たときに何の権限もない町会長が非常勤である推進員を推薦することになっているというのは、どう考えても矛盾していると思います。
流れに棹さす術が見えなかった町会自治のあり方に、一筋の光明を見た思いです。

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2008年2月14日 (木)

ゴミ分別の問題点を実感

ゴミ分別変更についての説明会がありましたので、出席しました。
弘前市では2000年から全国に先駆けて12分別に取り組み、それを小中学校に副読本まで配布するほど力を入れてきたのですが、ビンの回収を色で分けないことにし、プラスチックの一部を燃やせるゴミに回すという変更を、秋の審議会答申を受けて、この4月から実施するということになっています。

約30人の市民、議員としては加藤とし子さん、そして伏見秀人さんがきていましたが、秋元環境保全課長からの説明を受けて、質疑となりました。
さすがに関心を持って参加している方々ばかりですので、処分方法や費用対効果、ダイオキシンの問題、さらには周知方法などへの鋭い質問、また分別の作業にボランティアを活用できないか、拠点回収の場所を増やすといった提言も出され、時間を過ぎてもやりとりが続きました。
市側の説明は不合格とはまではいかないものの、最初は財政的なコストにこだわり、それから環境への影響にも配慮していることにふれたり、明快な試算をしないままで結論を急いだことが見え隠れして、非常に苦しいものでした。
課長が「今回の意見を重く受けとめる」と発言したのは、心がこもっていたと私は受けとめましたが、やはり中学校区レベルでの意見を聞く場をもうけて受けとめた上で納得してもらうための説明会という手順を踏むべきだったと思います。
また、サーマルリサイクルという説明はありましたが、それが電力として売られている額やその手法を推す池田 清彦『環境問題のウソ』といった意見もあることにはふれずじまいでしたので、もう少し平身低頭でこの場をやり過ごすというのではなく、市民と対等の立場で議論をするつもりでの準備や理論武装をすべきだと感じました。

ところで、旧市内とは違う収集方法になっている岩木・相馬地区には町会長への説明をし、それを地区に伝えてもらうという手順を踏むことになっていますが、相馬においては二度説明したものの、これほどの質問は出なかったそうです。
その空気の違いを感じるために、地元での説明の機会に同席させていただこうと思っています。

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2008年2月12日 (火)

大丈夫か、停電時の対応

バレンタインデーを控えて、手作りチョコに励んでいる娘たちの電気の使いすぎでブレーカーが落ちたのかと思ったのですが、何もしないうちに復旧したので不思議に思っていたところ、長慶苑から連絡が入り停電しているというので、向かいました。
中学校のある紙漉沢地区までは電気がついていましたが、長慶苑のある坂市地区、スキー場やロマントピアのある水木在家地区以奥にはまったく灯りが見えない状況でした。

まず東北電力に電話してみると、停電情報のフリーダイヤルが混雑してつながらなかったため、市役所の代表電話にかけてみたのですが、夜警の方が出たものの、そこには全然情報が入っていないようで、埒があきませんでした。
もう一度フリーダイヤルにかけると、配電盤のトラブルで大規模な停電が発生しているのはわかりましたが、より詳しい情報を得られるかと相馬支所に向かってみましたが、そこも夜警の方がいるだけのようでしたので、携帯電話のわかっている職員に電話をしたところ、停電していない地区に住んでいてわからなかったようでしたが、状況を確認して連絡をくれることになりました。
長慶苑に戻った直後に復旧したので、利用者が寒さに凍えることも暗闇におびえて眠ることにもならずに済みましたが、不安の中で待っていた方々も多かったのではないかと思います。

自然災害ばかりでなく、停電が1時間続くだけでも大変だというのを実感しましたが、それに対応するシステムはあるのか、確かめておこうと思っています。

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2008年1月16日 (水)

ICTモデル事業のモニターに

情報政策課からの郵便物が届いていましたので開封してみると、「地域ICT利活用モデル構築事業市民モニター」のマニュアルでした。

これは、国の指定を受けて、

  • 携帯電話で除雪車出動状況のメール受信
  • メールによる除排雪状況・危険箇所の情報提供
  • アンケートへの回答

などを行うもので、今年度は約100人、来年度は200人、最終的には600人の情報提供ボランティアの協力を得て、NPOで運営するという計画になっています。
さっそく、携帯電話で情報が受け取れるようにしましたが、ポイントがわずか15箇所では生活にかかわる情報としては少なすぎますし、その規模にしてもずいぶん運営費がかかる見込みでは全域をカバーするところまではいかない気がします。
ただ、プロジェクトリーダーが旧知の香取薫教授だというので、詳しい概要や今後の展開を聞くことができるので、情報だけでなくシステム全体をモニターするつもりで見届けていこうと思っています。

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2007年12月13日 (木)

質疑:県との事業連携

今回の質問は、相馬の住民として看過できないものを重点的に取り上げる形になりましたが、一つは紙漉沢地区以奥に走る県道と市道の改修工事についてでした。
市道である「なでしこ街道」 を、新市計画にもそれ以前の過疎計画にもなかった拡幅するにあたって、どういう策動がされているかは以前報告したとおりですし、それと並行する県道にバイパスの計画があるのですから、市が財政難だというのであればまずもって中止すべきだとオープンな場で主張しなければならないと思って発言しました。
地元に利益誘導するのが議員の常識であるはずなのに何を言い出すのかといういぶかしがる声にまぎれて、その首謀者が「地元の要望だ」と珍しくヤジを飛ばしていましたので、どういう形でその要望を取りまとめたのかまで明らかにする羽目になりましたが、建設部長の答弁は県道は部分的な整備であり、市道はそれ以上の効果があるので計画を進めていくというもので、到底納得できるものではありませんでした。
当面は第1期として700mの工事ということでしたが、一旦動き出すと止まらないのが行政の悪習ですので、全面中止に持ち込まなければならないと思っています。

ただ、一方的に県との連携がとれていないことを指摘するだけでは芸がないので、県とともにバックアップすべき事業として、冒頭に「為信キャラ」のことを引き合いに出したのですが、こちらはよい方向で進んでいきそうな感触を得ることができました。
いずれにせよ、財政難というのであれば、県と共同で進めていくもの、県や国がやるのであればそれに任せるという姿勢が必要です。

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2007年11月26日 (月)

孤軍奮闘の決算審議

久しぶりに、弘前地区環境事務組合議会が開催されました。
人事院勧告に伴う給与引き下げのための補正予算と昨年度の決算認定が議題でしたが、二つの議案で質問したのは、弘前市の先輩議員である工藤光志さんと私だけでした。
そんな状態ですので、ものの30分で閉会となりましたが、黙っていても同じ日当などが支給となるのですから、せめて一つは質問してほしいものだと思います。

ところで、質問した内容は下記のとおりです。
補正予算:公用車廃止ということでしたので、どういう用途のもので、代替はどうするのかと問いましたが、各施設や役場などに書類を届けるためなどに使っていたレガシーだそうで、廃止した分は補充しないということでした。
言い方は失礼ですが、その程度の用途に油と職員を費やし、廃止しても補充の必要がないというのは、実際にはいらないものだと言っているようなものです。

決算:
この時期の決算で翌年度の予算に反映できるのかを聞きましたが、できるような工程を説明していました。
二点目で、有価物の売り払い、つまり回収したアルミや段ボールなどを専門業者に売り払っての収入が約3900万であるが、回収したうちのどのくらいが売り払われているのかを聞きましたが、審議の中では具体的な数字を説明してもらえませんでした。
各分類で40〜80%の間だということですが、分別しても実際には100%リサイクルされていないことがわかります。
最後に、池田 清彦『環境問題のウソ』で紹介されているように、リサイクルの方がコストがかかるので、ゴミはエネルギーとして焼却すべきだという考え方を検討しているかと尋ねましたが、「サーマル(=熱)・リサイクル」ということは見学者には説明しているということでした。

たったこれだけの議論で、30億円を超える決算が認定されていること、現実のゴミやリサイクル問題についてはほとんど話し合う機会がないのが、環境事務組合です。

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2007年11月18日 (日)

公園有料制を考える市民集会に参加

弘前市民オンブズパーソン主催で、「弘前公園有料制を考える市民集会」が開催されるという案内をいただきましたので、雪が舞う中足を運びました。

幹事である大坪正一さん・川浪純さんの報告の後、意見交換の2時間でしたが、1989年からの有料化の変遷や、今回の見直しに至る経過での納得できない点などを理解することができました。
特に、アンケートの項目に無料という選択肢がなかったこと、母数そのものが少ない中で総意をとらえたような進め方をしていることや、市民懇談会の中でも有料化で意見集約されたとは言えない状態の中で、1回の都市公園管理審議会で答申案どおりで了承されたというのは、6月の一般質問で今泉さんの質問に対し「無料化は念頭にない」と答弁した市側の考えをとにかく進めることしかないのが明白です。
有料化反対派の巣窟と見られそうな今日の集会でも、桜まつり期間の有料化ならという声もあったように、市民の意見は分かれているのですから、もっと回数を重ねた話し合いで納得がいく結論に達する時間が必要だと思います。

私個人は、公園に行く機会というのがまつりの時以外にはないせいか、有料にされている痛みを感じることがないのですが、「有料なら行かない」という気持ちが理解できる分、有料化のデメリットの方があると思っています。
そういう無縁である立場の方々からも意見を聞いたり、大中実君のように審議のあり方に無念の思いを持っている委員から報告をしてもらうといったことも必要なのですが、何せ12月定例会には条例改正がかけられる流れですので、そこまでの間にできることをしていこうと思います。

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2007年11月 6日 (火)

郵便入札に初めて立ち会う

委員としてかかわっている市営桜ヶ丘団地のF・G棟の入札があるというので、立ち会いに行きました。

行ってみると、前の方へどうぞと言うので、不思議に思っていたのですが、郵便による入札ということで、業者は立会人に指名された2社以外はこない形になっていました。
書留で送られた封筒の封を切って、金額が最低価格を上回っているか、さらに内訳書との差違がないかを確認して落札者が決まるのですが、使われることのない入札箱が寂しい感じでした。
これも入札改革の一つの方法なのでしょうが、入札の場に業者の方々が足を運ぶという無駄は省けるにしても、それ以上の効果はあるのかどうか、疑問に思いました。

ちなみに、応札は6社であり、落札したのは、
F棟:吉川・村上JV=3.21億円
G棟:堀江・小山田JV=2.83億円
でした。

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2007年10月30日 (火)

市営桜ヶ丘団地を視察

市営住宅運営委員会の一員として、来月1日から入居が開始となる市営桜ヶ丘団地のD・E棟の視察に行きました。

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2DKと3DK、1階は24時間対応の緊急通報システムを備えたシルバーハウジングを見ましたが、簡素な作りではあっても、収納や玄関に腰かけるスペースがあったりと工夫がこらされており、公共が提供する住宅という意味でも、よくできていると思いました。
ただ、先日の抽選会の当選者から2名、古い住宅からの住み替え予定者から2名、あわせて4名の辞退者があったのだそうで、あの落選した方々を思うと、安易な申し込みは謹んでほしいものだと思います。

桜ヶ丘団地については、住み替えが終われば年内に古い住宅を取り壊し、来年度からの2ヶ年で57戸が建てられて、若葉町とあわせて210戸になる予定です。

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2007年10月18日 (木)

思い違いですばらしい出会い

「二地域居住、地方兼居」を推進するという、ふるさと総研を紹介する記事が地元紙に載っており、所長・玉田樹(たつる)さんは弘前市出身とあったので、ぜひお会いして人口減少を反転させるヒントをうかがおうと思い、上京にあわせてアポイントを取りました。
初対面のあいさつをすると、玉田さん自身は両親が戦時中に郷里に疎開していた際に生まれたので、そういう紹介文になったのだそうで、実際は住んでいたという記憶はないというのがわかり、地元の先輩ならという気持ちでアポを取ったのは、まったくの思い違いだったので、汗顔の至りでした。
ただ、親族はほとんど弘前市周辺にいるので無縁ではなく、弘前市の情報政策課長は従弟だそうで、まったくの勘違いではなかったのでホッとしました。

肝心の話は、「地方兼居」へのとっかかりとして世田谷のシルバー人材センターの人たちを山形の天童市でのサクランボ収穫にマッチングさせた話や、その周辺での状況などを教えていただき、それを弘前市で実現するためにはどんな発想やどういうところに働きかける必要があるのかを話し合いました。
最後は「金の卵」として就職列車で上京した団塊の世代を、「銀の卵」としてリンゴの収穫にあわせて夜行列車を仕立てて送りこもうという愉快な話で盛り上がりましたが、「ふるさと納税」にからんだ空き家を維持管理するための住民税の還流といった構想まで発表している方とお話しできたのは、本当に貴重な機会でした。

私は、人口減少社会に入ったとはいえ、それを甘受するのではなく、少しでも多くの人が住みたいと思える弘前市にしたいですし、そのためのしかけを積極的にしていかなければならないと思っていますので、このテーマでも動いていこうと思います。

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2007年10月 3日 (水)

地域自治と議員のかかわり方

昨夜の昴地区役員会の中で、佐藤地区会長から「なでしこ街道」の拡幅で気になる情報提供があったので、午前中に情報収集をしました。

この道路は、相馬川に沿って紙漉沢と前相馬とをつなぐ約4kmの市道で、民家の間をすり抜けている狭い県道のバイパスの役割を果たしています。

リンゴを型どった街灯と花壇でセパレートされた歩道が補助金で整備されており、当初なでしこを植えることにしていたので「なでしこ街道」と呼ばれていますが、今は植え替えが不要なラベンダーに変わっています。
沿道には相馬中学校と、今年3月に統合移転された相馬保育所があり、通学の自転車が通り、保育園児の送り迎えの車が止まるエリアには、春に満開となる桜並木があります。

確かに、一部には当時の用地買収が不首尾だったために狭い箇所がありますが、県道よりは幅広く見通しのよいこの道路を、沿線に近い栗形昭一議員がたった一人で周辺地区の町会長を集めて、拡幅の陳情をするのでと協力を要請し、村の計画にも合併の計画にもない道路拡幅の調査費が今年度の予算に盛られたのは、ご本人が選挙の際の地区総会でアピールしていたので知っていました。
栗形議員は、選挙事務所を相馬市長が当選した縁起のよい場所にするほどの市長与党を自認している方ですが、村の最重要項目である「ふれあいセンター」ではなく、我田引水と言わざるを得ない拡幅を進めるというのでは、合併調査特別委員長を務めた方の言動としては、納得できないものだと思っていました。
それが、突然1日夜に地区会長を招集しての説明会が開かれ、その席になぜか栗形議員も同席していたというのです。

昴の佐藤会長はじめ、このことを初めて聞く方もあり、どうも不自然なものを感じると話していたので、この件の経緯や県道バイパス計画も並行して進んでいることを説明しておきましたが、地区会長だけで済むことではなく、交通量やスピードアップで危険が増大する保育所や中学校の関係者にも説明をし、意向を聞く必要がることだと思っています。
そこに地域自治の芽があると思っていますので、単なる議員同士のさや当てとしてではなく、住民とのやりとりをする機会にしていきたいと思います。

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2007年10月 1日 (月)

市営住宅公開抽選に立ち会う

市議としていただいている役職の一つに市営住宅運営協議会委員というのがありますが、これまで工事の進捗状況や入居者選定について報告を受けてきた桜ヶ丘団地の公開抽選があるというので、立ち会いに行ってきました。

一般単身向け5戸に対し25名、一般家族向けは8戸に対し24名、高齢者向けは6戸に対し同数というのは、机上の説明では実感がわきませんでしたが、実際に抽選の会場に入ると本当に新たな住まいを求めている方々でいっぱいで、このうちの多くの方々には無念な気持ちで帰ってもらうことになるのかと思うと、いたたまれない胃が痛む思いがしました。
仮抽選から本抽選を行って戸数分の当選者と3位までの補欠当選者が順番の若い順で決まりましたが、課長によると3ヶ月分の敷金の支度ができなかったり、保証人が見つからなかったりで、思いのほか補欠に回ることもあるのだそうです。

市で直接建設するコストや、滞納者が増えているという問題もあるのは事実ですが、生活の基本である住を支えるのは市民に対する義務ですから、少しでも多くの住宅を供給する方策を考えていきたいと思います。
また桜ヶ丘団地は、今回の19戸に引き続いて公募を行うことになっていますので、時期などが決まりしだいお知らせしたいと思います。

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2007年8月22日 (水)

早くも環境事務組合の視察

議員としていただいている役職の一つに弘前地区環境整備事務組合議員というのがありまして、首長以外の議員12名と事務局2名で北海道に視察に行ってきました。

弘前地区では清掃場は新築したものの、し尿処理のセンターは築後23年になっており、耐用年数からみると検討が必要な時期になっているそうで、今回は札幌市と新ひだか町にあるクリーンセンターが視察先でした。
両方とも、し尿からゴミを取り除いて下水道に送るという形式を取っていますが、処理方法、特に取り除いたゴミを自前で焼却するかしないかで違いがあり、札幌市では焼却炉を撤去したそうですが、新ひだか町では現在も焼却を続けています。
いくら下水化が進んだとしても、個人の意志や仮設トイレがある限りくみ取りという作業はなくなりませんから、どういう方法が効率的なのか検討していく必要がありますし、建設地域での反対がおきないような防臭対策や説明といった点でも難しいものだと思いました。

ただ、必要な研修だとは思いますし、先進的なところから学ぶという趣旨があるとはいえ、それぞれ1時間ずつで2時間の視察のために、2泊3日も費やすというのは、どうも無駄が多いと言わざるを得ません。
なおかつ、弘前市からの議員は2年で交替というのが不文律ですが、なったばかりで理解もしないうちに2年で一度しか機会がない視察をするというのはいかがなものですし、個人的には任期いっぱい4年間務めて責任を果たすべきだと思います。

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2007年7月17日 (火)

弘前における農機の歴史を知る

清水森地区の吉川藤男さんという方から、農機・農具の展示会のご案内をいただいたので、見当もつかないままに出かけてきました。

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うかがってみると、先日の一般質問で農機の保存の問題を取り上げた佐藤哲議員もきていまして、吉川さんご夫妻さらには佐藤議員からの詳しい説明を受けましたが、戦後まもなくの頃は今は歓楽街となっている鍛冶町を中心に小さいながらも技術に優れた農機メーカーが数多くあったそうで、実際にその実物が何台もあって驚きました。
ところが、その保護育成に力を入れなかったばかりに、特許をクボタといった大企業に売り渡すことになり、今では見る影もなくなっているということです。

高齢になった吉川さんのところには、県内外の好事家の方々から引き合いがあるそうですが、初期のリンゴ産業を支えながら、ともに成長していくことができなかった農機の歴史を何らかの形で地元に残していく必要があると感じました。

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2007年7月 3日 (火)

坂市バイパス説明会に出席

長慶苑のある坂市地区にバイパスの計画が持ち上がり、説明会があるというので出席しました。

これは、元々のバス通りである県道が非常に狭く、拡幅のお願いをしてきたところ、技術や経費的な問題も検討し、バイパスを通す方がよいということになったようで、県の説明では国の交通安全対策事業を活用し、総額1.5〜2億円でも市や地元負担は一切ないということでした。
田んぼが道路にかかったり、周辺に家や畑のある関係者十数名集まったのですが、さまざまな個人的な利害で面白くない気持ちの方や交通量の増大を心配する方もありましたが、全体の雰囲気としては千載一遇のチャンスを逃すべきではないという意見が大勢を占めていました。

私は市議としてではなく、長慶苑の代表として説明を聞きにいったのですが、これは推進すべき計画だと思いましたので、少しでも協力できればと思っています。
また、現在バイパスの役割を果たしている相馬川沿いの「なでしこ街道」を市の予算で拡幅する話がありますが、市の負担が伴うものと不要なもの、多少利便が増すものと危険が解消されるもの、どちらを優先すべきか、もしくは全体の交通を見通した事業を行うべきかを検討し直す契機となることですので、積極的にかかわる必要を感じています。

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環境事務組合でも是々非々

議員としていただいた役職の一つに弘前環境事務組合議員がありまして、統一地方選を受けての臨時会が開催されました。

構成市町村のうち管理者となる弘前市長以外の首長も議員という立場になるので、再選された館岡板柳町長と私を含めた4人の弘前市議が新任という扱いなのですが、鷹揚会からの3人は前期に引き続いてという方々ばかりで、副議長および監査委員として名前が上がっていました。
議場に入って鷹揚会以外の方に聞いてみると、私ばかりでなく全然相談がなかったというので、広域連合での議長候補を相談して決める動きとはまったく正反対の状況であるのがハッキリしました。
そういう独断的な運営にも反感を覚えましたが、弘前市議から7名の枠とはなっているものの、元々は岩木・相馬の分も含んでのものですから、議員側にある役職の一つは他町村に行くべきものだと思い、監査委員に関しては反対をしました。

他にも特殊業務手当の変更でも質問をしましたが、事務組合という突っ込んだ議論が行われにくい場だからこそ、是々非々の立場で臨んでいこうと思っています。

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