2008年6月19日 (木)

一般質問:小中の耐震と再編について

二つ目の質問は、小中学校の耐震補修と改築についてでした。
5月の四川大地震で一番被害を受けたのは小中学校であり、今月に入ってからの岩手・宮城内陸地震でも200校を超える学校で被災したというタイムリーな話題であり、昨年来そして今回も何人もの議員が取り上げてきた課題でもあります。

冒頭、すでに終了している優先度調査ではなく、耐震診断には具体的にどのくらいの費用がかかるのかと質問したところ、すでに終えているのは3校であって、1校あたり平均500万円だということで、診断が必要とされるのが33校ということですから、1億5000万円を超える費用が補修ではなく診断だけでかかることになってしまいます。
また、ちょうど直前に小学校学区再編へ協議会設立という報道があったばかりでしたので、補修をしてからすぐに統合などというムダが生じないよう作業を並行させながら、高岡市のように何年度まで改修を終えるという計画を立てるべきだと提言したところ、学区再編は取り組みはじめるところで白紙の状態であるが、耐震については年度を区切っての計画を持って臨みたいと前向きな答弁をいただき、地元紙での見出しにも取り上げられました。

度重なる基準の厳格化でハードルが上げられているのでクリアするのが困難な問題であるのは確かですが、未来を支える子どもたちの安全こそ最優先されるべきだと思いますので、これから定点観測していく必要を感じています。

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2008年2月29日 (金)

参観日で自校給食を味わう

自校給食に関心を持っていると言いながら、実は大事な前進があったことを書き落としていました。
新西部給食センター建設に伴って、岩木・相馬での自校給食も終わりになる予定だったのですが、2000食分の規模縮小で9000食規模の設備となることになり、当面自校給食が継続されることになったのは、12月定例会で明らかになりました。
そのことが地元紙の紙面でも紹介されていましたが、ちょうど相馬小の参観日で行われている給食試食会で話題になったので、説明しながら発信していないことに気づいたのでした。

ところで給食試食会は、廃止になるかもしれない自校給食を味わおうという趣旨ではじめられたのですが、それが違う意味合いになってくれたのは何よりです。
おかげで、どういうふうに給食の準備をし、どのくらいのスピードで食べたり、食後の歯みがきはどうやっているのかを知る、貴重な機会となりました。

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きっといつもとは違って行儀よくしていたのでしょうが、楽しく食事をし、タイマーを使って3分しっかり歯みがきをしているのを見て、学校がしっかりやってくれているのに安心しました。

ここまでは一人の親としての感想ですが、市内の小中全部に給食が実施されるためには新センターが必要だということまでは否定をしないものの、武蔵野市のようにセンターから自校式への転換を進めはじめたところもありますので、食育に最適な環境を実現していくための働きかけをしていきたいと思っています。

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2008年2月25日 (月)

やった甲斐のある追撃戦

「学語会」本戦に都合がつかないという要望に応えて、追撃戦を開催しました。
今回は、メンバーの中に中高生の親という立場が数名、加えて現職の教員も参加してくれたので、前回の課題であった実情を知ることもできました。

ケータイやネットということに関しては、全肯定でも全否定でもいかないものであるのは当然にしても、そこに危険があるから近づかないようにとだけ言うと逆効果になるで、きちんとそこにどんな危険があるのか教えていくのが必要だという展開になりました。
その点、今回参加したメンバーはどういう方針で子どもと接するのかしっかりしたポリシーを持っていますので、知識を得たらそれを咀嚼していかしていくと思いますが、こういう場に参加しない、ネットの危険ではなくケータイの料金ばかりに気がいってしまうような方々に、どういうアプローチをしていけばいいのか、教育や地域の中での働きかけという壁に突き当たった感じでした。

ただ、今回もこれまであったことのないメンバーが顔を合わせて、同じテーマを語り合うという場のあり方には可能性を改めて感じることができましたので、また違うテーマで継続していこうと思っています。
また、ネットとの向き合い方というテーマもこれっきりにはしたくありませんので、二人以上で声をかけてくだされば機材一式持参でおじゃましますので、気軽に声をかけてください。

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2008年2月18日 (月)

「学語会」追撃戦のお知らせ

当初から16日は予定がつかないという連絡をいただいた方も多かったので、追撃戦を行う準備はしてあったのですが、ことの重要性とより多くの方に知ってもらいたい、また意見を聞かせてもらいたいテーマだと実感しましたので、開催を案内いたします。

日時:2月25日(月) 18:30〜
場所:弘前市・総合学習センター 1F小会議室
地図:こちら

第1回の報告でふれたとおり、ぜひ中高生にかかわる親や教員の声を聞かせていただきたいと思っていますので、関心をお持ちの方に気軽に参加していただきたいと思います。

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2008年2月16日 (土)

少数精鋭で、第1回「学語会」

岩木地区にある「あそべーる」ミニシアターで、第1回「学語会」を開催しました。

あいさつでふれているとおり、少ない人数ではあってもきちんと発言できるメンバーが集まってくれましたので、有意義な時間でした。

最初に「ねちずん村」が制作したネット犯罪に関するDVDを鑑賞し、さらにケータイ文化を是認・擁護する立場やアクセス規制による携帯ビジネス停滞の資料も紹介した上で話し合いに入ったのですが、以前は違う形だったものが今はネットという舞台で展開されるようになっただけで本質は変わっていない、ケータイとパソコンの機能が接近してきているので数年のうちに違うものになっていくといった分析や、実際に接したチェーンメールやオレオレ詐欺といった犯罪にかかわるエピソードも飛び出しましたが、何といってもネット犯罪や今どきの子どもたちの実態を知る機会がほとんどない、またそれに対して教育現場がどういう対策をしているのか知りたいという、教育とのかかわりに焦点が絞られた感じでした。
それを予測して、今回も教育現場にいる友人や教育委員会の方にも案内のメールは出しておいたのですが、その立場や中高生と接する機会のあるメンバーが欠けていましたので、隔靴掻痒でした。

それでも、こうやってこれまで縁のなかったメンバーが顔を合わせて話し合うというのはいい刺激がありましたし、その出会いが新しい縁を生んでいくことにつながると思いますので、これは継続していこう、いかなければならないと思っています。

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2008年2月 7日 (木)

市議としての障がいへのかかわり

私が「障害者権利条約の学習会」あいさつさせていただいたのは、市議という存在だったからですので、その立場からこの問題をとらえておこうと思います。

先日、旧知の障害児施設の方とお会いして立ち話となったのですが、障害児の放課後の居場所となる事業の定員が少なく、その3倍近くの子どもたちが登録していても利用できずにいるということを聞きました。
このようなさまざまな課題があるものの、どういう形で行政に伝えればいいのか手だてがないというので、医師会が厚生常任委員会と懇談会を開催していることを紹介し、障がいの団体ともこういう機会があればいいのではという提案をしておきました。
今回の学習会では、親としての声を聞くことができましたが、私のような福祉にバックボーンを持つ者であっても違う分野の状況となると知らないことばかりで、直接かかわっている多様な方々のお話を聞く場を、議会として作っていく必要を感じます。

一方、その方は障害児関係の専門家として次世代育成計画にかかわっているので、次世代という大きな枠の中で障害児の問題にも取り組んでほしいという発言をしたのだそうですが、それは分野が違うという取り扱いにされてしまったそうです。
これは、いかにもお役所的な縦割りの弊害ですが、障がいのあるなしにかかわらず、次の世代のために社会をどのようなものにするのかは、トータルに考えるべき問題だと思います。

社会全体、さらには弘前市としてのさまざまな問題が見えてくるたびに目移りしてしまいますが、ここで自らの足場を見つめ直して取り組もうと思います。

追伸:今回は久々にPodCastingで、あいさつを音声でお届けしています。
聞き逃しがないよう、右横の葵、もとい青いボタンをクリックして登録してくださるとうれしいです。

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2008年1月30日 (水)

「つがる未来ネット」第1回学語会を開催

12月に子どものネット環境の危うさについての講演を聞き、定例会では小田桐慶二議員がネット犯罪について質問したのを受けて、この問題について一緒に学び話し合う機会が必要だと思っていましたので、自分自身の活動報告とは違うスタイルで開催することにしました。

これからの弘前市ばかりでなく津軽全体の未来を考える人たちがつながることを願って「つがる未来ネット」、ともに学び語り合うという場にしたいと思い「学語(がくご)会」というイベント名をひねり出しました。
私が語るのではなく、特色ある活動をしている方や、一家言を持つ方をスピーカーに迎えて、さまざまなテーマでの談論風発な場づくりを続けていくのが目標です。
楽屋オチな説明ですが、学ぶことが楽しむことにつながれば、「楽語会(らくごかい)」となりますので、そういう雰囲気となればいいなあと思っています。
60名は入る会場ですので、ぜひ多くの方々にお越しいただきたいと願っています。

第1回「学語会」
日時:2月16日(土) 14:00〜
場所:岩木文化センター「あそべーる」 2Fミニシアター
地図:こちら
資料代:100円
内容:「ねちずん村」が制作したネット犯罪に関するDVD鑑賞と話し合い

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2007年12月30日 (日)

もちつき会で語らう

このBlogでも何度も登場している大中実君からお誘いがあり、ご自宅でのもちつき会におじゃましました。

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朝からはじめていたもちつきの、最後の5臼目に間に合ったのですが、隣に住む高校の先輩である神馬さんやその友人の家族の皆さんとで、にぎやかなもちつきでした。
それから、できたてのお雑煮をごちそうになりながら、お父さん組での歓談となりましたが、小学校の先生をなさっている方が二人いて、小連体やスポ少、さらには実君が中心になっている城東ねぷたに加わっている方がきたので、ねぷたや獅子舞など伝統芸能の話で、大いに盛り上がりました。
これまで無縁の方々と年末に楽しく過ごす機会を作ってくれた実君には何より感謝していますが、実は何と当選直後のお祝いにかけつけてくださっていた方がいて、世間の狭さも感じました。
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今年は弘前市議選へのチャレンジ、そして当選してからも、さまざまなことがありました。
このBlogを見てくださっている方々がいること、厳しかったりありがたかったりするコメントをいただけることが励みとなって活動できたことに感謝し、一年最後のごあいさつにしたいと思います。

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2007年12月 5日 (水)

教育委員会を初傍聴

一般質問で取り上げられたせいか、教育委員会の開催が弘前市のサイトでもお知らせされるようになりました。
職員の懲罰といった案件があれば秘密会になることもあるというので、事前に電話したところ今日は大丈夫ですということでしたので、岩木庁舎で行われた教育委員会会議をはじめて傍聴に行きました。

案件は、小中学校の管理規則の改正と教職員の異動にかかわる留意点の確認という2件で、議事進行のスタイルは議会や各種審議会などと同じだというのには少し違和感を感じましたが、実際の議案となると進行を務める柴田教育委員長も常勤である石岡教育長もどんどん質問していて、委員をされている方々が教育に関する知識と関心をお持ちの方ばかりだとわかったのが、一番の収穫でした。
また、副校長というのは定年前の最後の年にあたっている教頭に与えられる名称であること、へき地校の指定には1〜5級の等級があること、教職員の同一校在職期間や「若手」という定義が非公開情報とされているといった、聞いてみないとわからないことを知ることができて、おかげで私ならこれを聞きたいと思うこと以上のことがわかりました。

帰り際にお礼を伝えておきましたが、またおじゃまするつもりですので、石岡教育長はじめ委員会の皆さん、これからもよろしくお願いします。

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相馬中にも、「弁当の日」がある

先日、福岡で行われたKOMI理論学会に参加した際に、西日本新聞社の安武信吾さんが講演で紹介した「弁当の日」という取り組みに共感して、ぜひ津軽の小中学校でも実現できないものかと思っていたので、冬のワークキャンプのお願いに便乗して、相馬中学校の竹内眞理校長先生に『台所に立つ子どもたち』を紹介しました。

竹内校長先生は非常に関心を持って説明を聞いてくださった上で、家庭科の調理実習の中で自分のお弁当を作るという取り組みをしていることを教えてくれました。
相馬中は最新の設備で自校式給食を実施しているので、家庭科の教員の他に栄養教諭も配置されているため、こういう実践が可能だということですが、逆に言えば小中を通じて給食が出てきて当たり前という環境で育つので、弁当を作る大変さには思いが至らない部分があるのではという懸念を吹き飛ばす取り組みをすでにされていると聞いて、さらに安心しました。
それでも、本の中で輝いている生徒たちの笑顔や微笑ましい力作ぞろいの弁当の写真を見て、竹内校長先生も本を買うとおっしゃっていましたので、相馬中で本当の「弁当の日」が実現する日は近いと信じています。

ただ何といっても、そのすばらしさを伝える講演やプレゼンテーションをしてもらうにも距離と費用の壁は大きく、さらなる拡がりのためには手だてを考えていかなくてはなりません。

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2007年10月21日 (日)

消防団のおかげで、朝暘小のバザーに

弘前地区消防団西1分団から「消防体験フェア」を開催するという案内をいただいたので、会場となっている朝暘小学校へ出かけました。
行ってみると、確かにはしご車や煙の体験トンネルなどもありましたが、当日のメインイベントは、PTA主催のバザーでした。

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10:00の会場前から子どもたちが行列を作って待っていましたが、各家庭から持ちよった品々や出店には大勢の方々であふれていました。
帰り際に責任者の方とあいさつがてら立ち話をしましたが、100周年を機にはじまったのだそうで、かれこれ30年になるだけあって、これだけの地域のイベントになっているのがわかりました。
消防団の方にはあいさつできませんでしたが、このきっかけを作ってくださったことに、この場を借りてお礼申し上げます。

合併によって失ったものは大きいですが、こうした市内での取り組みを知ることができるのはメリットですし、それを相馬で生かしたり、他の地区に伝えるのも、議員の役割だと思っています。
うちの地区でもこういうイベントがあるという情報がありましたら、ぜひお知らせください。

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2007年10月 6日 (土)

陸羯南の創作劇を見学

先日の一般質問で、特色ある教育とりわけ今年が生誕150周年没後100年にあたる弘前市出身の明治の言論人、陸羯南を教育現場で取り上げているかを質問したのですが、地元紙に西小学校が学習発表会で創作劇を行うと報じていました。
さっそく唐突な見学のお願いをしたところ快諾をいただいたので、はじめて自宅から10分の西小に足を踏み入れました。
ちょうど後半への休憩時間でしたが、ライオンズクラブでお世話になっている鎌田勝治さんがいらしたのであいさつしたところ、お孫さんが陸羯南役で出るということでしたので、期待しながら高学年の発表を見ました。

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劇の設定は、おなじみドラえもん一行が陸羯南の足跡をたどるために、明治の弘前市にタイムマシンで訪ねるというもので、6年生全員を出演させるための工夫をこらしながら、陸羯南の人となりや思いをわかりやすく伝えていました。
中でも感心したのは、比内校長先生が自らシナリオを書いたのだそうで、当日もボロボロになった台本をかかえてトランシーバーで指示するという、先頭に立って教育する姿でした。

そのお忙しい中でお話ししたところ、少しでも郷土の偉人について知ってほしいという思いで取り組んだそうで、理解までは難しいにしても陸羯南という名前と地元の出身であることだけでも知る機会を作るというのは大事なことだと思っていただけに、我が意を得た思いでした。
これからも、機会をとらえて特色ある教育実践を見に、また教育にかける思いをうかがいに学校を訪ねて回りたいと思っています。

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2007年9月21日 (金)

熟慮の末、条例提案を見送る

前回の定例会でも4人が一般質問で取り上げたとおり、妊婦無料検診の回数増は非常に大事なテーマの一つです。

8月に入って、三戸町では全部の妊婦検診を無料にするという報道があり、9月の一般質問でも前向きな回答を得られないのであれば、条例提案してでも実現させなければと、有志で話し合いを進めてきました。
手続きや法令的な問題があってはいけないので、議会事務局に相談したところ、予算を伴う条例提案は行政側と事前に打ち合わせる必要があるということでしたので、一般質問での対応を見るとともに、自前で条例の文案をまとめる作業をしておきました。

一般質問では二人が妊婦検診にふれ、健康福祉部長からは「市長の指示をいただいたので、検討する」という答弁をいただきましたが、明確に実施するという言質はとれませんでした。
しからば提案をと思っていましたが、その間に旅費の件や通告外質問で波風を立てた反発で否決される可能性があること、もし否決となった場合にそれを理由に回数増が実現しないことになれば市民への影響が出ることなどを会派の中でも忠告されたので、熟慮の末提案を見送って、3月の予算で回数増に見合う予算が充てられているかどうかを見極めた上で動くことにしました。

どんな形でも市民の利益につながる成果になればいいことですが、議員には条例提案権があるということを武器にできることがわかりましたし、その提案には周到な準備と検討が必要なことを体験できたことだけでも、勉強になったと思っています。

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2007年9月12日 (水)

質疑:特色ある教育実現に向けて

このテーマの通告としては、小中学校におけるモデル事業受託の状況、市独自のプログラム、さらには郷土の文化や伝統芸能への取り組みとしていましたが、これらのことを通じて先日視察をしてきた南国市香美市のように、教育長が先頭に立って特色ある教育行政を展開してほしいという思いをぶつけたいと思っていました。

やりとりの中でモデル事業の数や市独自のプログラムについて列挙していましたが、これはと思えるような取り組みがあったようには聞こえませんでしたし、今年力を入れているはずの陸羯南についても、ポスターやパンフレットを配布しただけに終わったというので、どうも特色ある教育とは感じられませんでした。
その点を改めて質問したのですが、年度ごとに教育基本方針を定めて取り組んでいるのが市としての独自性だというのでは、あまりに通り一遍ですし、陸羯南を授業に取り入れて継続して取り上げていくのは検討していくと言われても、心に響きませんでした。

石岡教育長は、いろいろな機会にお会いすることも多いばかりでなく、高校の大先輩であるだけに親しみを感じていますが、まさに紳士そのものの人となりが独自性やリーダーシップを発揮するのには邪魔をしていると、残念に思っています。
ぜひとも陸羯南の名言「名山名士を出す」が掲額された学び舎の卒業生として、「天下の賢」たる気概を持って臨んでほしいと注文しておきます。

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質疑:保育料の軽減をめざして

このテーマは、前回の一般質問に対するコメントで保育料負担で苦しんでいる方がいるのを知ったこと、厚生常任委員会の視察で今治市が今年度から第3子の保育料を無料化したのを聞いたことに加え、地元紙が県内市町村の中で弘前市が昨年度の保育料滞納額が一番大きくなっていると報じていたこともあり、詳しい状況を報告してもらった上で、弘前市においても第3子以降の保育料を無料化することを提言しようとしたものでした。

質問は、滞納の状況・第3子の保育状況・旧3市の保育料階層について問うところから切り出したのですが、昨年度の滞納は369世帯で4,648万円となっており、全体の9.1%にあたることが改めて報告されました。
また第3子以降の子どもは、4,853人のうち707人で14.6%が該当しているそうで、1/3もしくは2/3の軽減をしているとのことでした。
さらに保育料の階層設定については、旧3市の中では一番低く、国の基準から比べると63%にしかならないので、市民に重い負担を求めているのではないと説明されました。
その設定や、今治市の場合は第3子が58人しかいないという兄弟構成の違いも大きいのを勘案すると難しいとは思いつつ、第3子以降の無料化、少なくとも第3子であれば上に保育を受けている子の有無にかかわらず1/10軽減にすべきだと迫りましたが、体よく検討すると逃げられました。

もう少し突っ込みようがあったのではないかと少々反省をしていますが、翌日の陸奥新報には滞納対策のことばかりが載せられており、これでは滞納=悪と決めつけたような姿勢に受け取られかねませんので、報道の怖さを感じています。
実際に滞納となっている階層を見ると、住民税のみ課税や所得税課税の低い方に集まっていますから、払いたくないというより思いがけず負担が重くなったことが原因だと思いますので、もう一度負担を軽減する手だてを考えてみたいと思います。

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2007年8月31日 (金)

香美市にも名教育長あり

前日の南国市に続いて、香美市では学校評価について視察をしました。
学校評価自体はどの学校でも内部的に行われているものですが、これを外部評価の充実と自己評価の改善のためのモデル事業を今年度は全国64の地域で行っており、高知県では香美市が指定を受けています。

なぜ、合併しても人口3万人弱の市がこのような先進的事業に取り組んでいるのかと思っていたのですが、そこにはやはり名教育長の存在がありました。
合併前の土佐山田町時代から教育長を務めてこられた原初恵さんは、旧町時代から特色ある学校づくりをめざしてこられたのだそうで、この事業を県から打診された際にも、3町村すべてに教員として赴任した経験があったので大丈夫だと思って引き受けたのだそうです。
同席した教育厚生常任委員長を務めている小松議員も教え子の一人だそうで、教育長に対しては頭が上がらない様子でしたが、それだけの存在感で教育行政をリードしているのが伝わってきました。

実際の事業では、担当の指導主事や片地小学校の高橋校長先生の説明を受けまして、学校の目標が定まったこと、教員一人ひとりが取り組みを説明できるようになったことなど、学校においてもPDCAサイクルに沿った取り組みをすることで大きく変わることがわかりました。
ただ、今年度まではモデル事業ということで国から全額補助があって行っているものの、全国で導入となるとそうはいかなくなるし、取り組んでいないところでは事務的負担が大きいだろうという懸念も教えていただきました。

ここでも2時間を超える説明を、教育長はじめ何名もの方々で対応していただきましたが、「土佐の教育改革」を掲げた取り組みの熱が伝わってくるものでした。

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2007年8月30日 (木)

南国市の熱い食育

今回の視察は、所属会派の弘清会と無所属の2人、あわせて7名で行きましたが、視察先が高知県となったのは、ぜひとも南国市の自校給食を見たいという私の要望を聞き届けていただいたからです。

南国市のことは、ローカルマニフェスト議員連盟で一緒し、その後恵庭市長となられた中島興世さんから、教室にジャーがあって子どもたちが残さず食べていると熱く語るのを聞いていたのですが、南国市にもそれを上回る熱い方がいました。
その人物とは教育長の西森善郎さんで、翌31日で辞職するため最後の視察への対応ということもあってか、2時間びっしりと説明と質疑応答してくださいました。
校長として赴任したときかなえられなかった給食への思いを、教育長となってから3期11年でどのようにして自校給食から食育へと進めてきたのかを本当に熱く語ってくださいました。
教育委員会が市長部局から独立しているというのは建前だけだと思っていましたが、実際に教育長が陣頭に立って動くことができるというのに驚きを感じましたし、かくあるべしと思いました。

実際の給食は、夏休み中ということもあって見ることはできませんでしたし、教室で炊くのではなくジャーを教室ごとに運ぶのだというのもわかりましたが、ビデオで見たどんぶりでおかわりをする姿どおりの、真っ黒に日焼けして元気に遊ぶ坊主頭の子どもたちを目にして、生きた教育がなされているなあと実感しました。

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2007年7月25日 (水)

今治市の子育て支援を学ぶ

7/24〜27日の4日間で、厚生常任委員会の視察に8名の委員で出かけてきましたので、報告します。

最初の視察先は、四国・愛媛県の今治市の子育て支援についてでした。
2002年から取り組まれている「ファミリー・サポート・センター」は、支援を必要とする「依頼会員」と中高年を中心とした「援助会員」とをマッチングさせて、子育ての負担を軽減するというシステムです。
1,200名近い会員登録があり、昨年度は3,000件を超えるサポートが行われているそうで、困ったときにはサポートセンターという認識が広がっているそうです。
同じような取り組みは、弘前市でも民間で行われていますが、国が示したことを忠実に自治体が取り組んでいるところとの差は大きいと感じました。

もう一つは、「ほほえみサロン」という事業で、三世代交流をめざした取り組みを昨年度からはじめたそうです。

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現地を視察させていただいた乃万公民館では、来月行われる「おんまく」まつり(伊予弁で、思い切りの意)に浴衣で参加できるよう、若いママさんが中高年の方から着付けを教わっていました。
また今年から第3子の保育料無料化も行っているそうですが、実質的には100万円程度の支出だそうです。

今治市は、人口が同規模であるばかりでなく、群馬県太田市と姉妹都市ということでも、弘前市と鏡写しの存在だというのがわかりましたが、子育てを事業面からも金銭面からも積極的に支援しているという点では、あまりに違いがあると思います。

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2007年7月17日 (火)

保育料の問い合わせ

先日、Blogのコメントのところに保育料に関する悩みを書きこんでくださった方がありましたので、児童家庭課に問い合わせに行きました。

どうしてこういう状況になったのかということでは、6月で昨年分の所得税・住民税の階層が確定し、そこで上位の階層となったので4月にさかのぼっての請求が発生したということです。
これに不服があれば問い合わせをしていただきたいし、納入が厳しい場合には分割の申請をしてほしいということでした。
ちなみに、弘前市の場合は第3子だから軽減というのではなく、同時に何人の子が保育を受けているかで、2人の場合は1/2、3人ならば1/10という軽減をすることになっているのだそうです。

この方の場合でも現在保育を受けているのは二人であっても、実際には4人もの子育てをしているわけですから、これでは支援しているとは言いがたい実情です。
ところで、問い合わせにうかがうと、「保育所の申し込みですか?」と言われたので、「議員です」と身元を明かしたら恐縮されてしまいましたが、まだ子育て真っ盛りと見られたのは光栄に思っていますが、だからこそ子育ての現実を知り、サポートできる活動や提言をしていく義務が私にはあると思っています。

また、問い合わせをしてください、申請をしてくださいとは言われても、なかなか足を運べない方もあるでしょうし、そこで尻込みしてしまう方もあるかと思います。
今回のような形で動くことは、議員としての当然の仕事ですし、自分が気づいていない課題を勉強する機会にもなると思っていますので、何か聞いてほしいこと、不満に思っていることがありましたら、気軽にお知らせください。

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2007年6月21日 (木)

質疑:子どものスポーツ環境

2つめの項目として取り上げたのは、子どものスポーツ環境についてでした。
一番のきっかけは相馬小のプールが突然紙切れ1枚で使えないとされたことですが、それ以外にも弘前市だけが中体連を平日開催していたり、スポーツ少年団と部活動の違いといったことで、実体験として気になることが多いからです。

まず聞いたのは、小中学校のプール使用状況で、小学校37校中プールがないのが1校、今年になって使用できなくなったのは相馬小・岩木小・常盤野小の3校ということで、すべてが旧岩木・相馬地区だったのには、だまし討ちにあった気がしました。
その対応として、相馬小ではロマントピア、岩木では海洋センターのプールを授業で使用することで代替することになったのですが、相馬小の場合は修繕費270万円と水道代50万円かかるのからすれば、10年分のプール利用料やバス代とつりあうこと、さらには授業が天候に左右されずに予定どおり行えるからという学校側の受け入れもあって、使用中止としたと教育部長が答弁しました。
聞いていたより予想外に低い修繕費もさることながら、夏休みのプール開放ができなくなることで、子どもたちの水に親しむ権利を奪っているということがまったく考慮されていないことを再々質問までして追及したのですが、その点に関しては答えがないままに終わってしまいました。
この件を含めて、学都・弘前という看板に偽りありというのを実感するような議論が続いた3日間でしたが、これを黙認しておくわけにはいかないと思っています。

もう一点の部活動とスポーツ少年団について、それに関連して中体連などの平日開催については、現在スポーツ少年団が7割を超えてきており、それに対応するよう指導者研修などを行っていること、小連体は授業の一環という位置づけなので平日というのを動かせないが、中体連は以前に休日開催していたこともあったが、会場確保の関係で平日にしているとの回答でした。
この件もプール問題に頭がいってしまって深く聞かずじまいだったのですが、終了後に石岡教育長にあいさつにいったところ、中体連の事務局は3年交替でそれに対応できる体育教員を配属して受け持ってもらっていることを教えていただきましたし、休日開催は再度検討してみるということでした。

今回の質問でも校舎の増改築というテーマで質問された方が他にもありましたが、親として直接教育行政の波を浴びる立場として、子どもたちにとって大事な問題が見つかるたびにぶつかっていくのが自分の役目だと思っています。

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2007年5月15日 (火)

教育委員会で活動開始

今回の最優先課題は救急医療だと思っていますが、もう一つのテーマは自校給食をメインとした教育・子育て支援です。
そのためには、まずは実際に市内の小中学校、また児童センターや保育所などを見学させていただいて、どのような環境で子どもたちが過ごしているのか、どういう特色を持った取り組みをしているのか見て回ろうと思い、その下調べのために教育委員会に足を運びました。

まず最初の窓口として学務課にうかがい、今回の見学の趣旨を説明したところ、基本的には何の問題もないという前向きな答えをいただき、工藤課長に見学のテーマに一番関係のある給食業務推進室に案内していただきました。
名刺交換をさせていただくと、合併当初の相馬支所健康福祉課長であった藤本さんでしたので、異動以来の無調法をわびながら、給食について情報交換をさせていただきました。
藤本室長には、相馬・岩木の自校給食はなるべく存続していきたいという気持ちを理解していただくことができましたが、それだけで終わらせないよう働きかけていくとともに、そこから市全体での自校式への転換を進めていく足がかりとしていきたいと思います。

今度は藤本室長に指導課に連れて行っていただき、指導課長の山形先生から各校の総合学習の状況を説明していただきました。
ある程度標準的なプログラムに沿って進められているものと思っていたのですが、思いのほかバラエティに富んだ内容となっているを知ることができ、現場の工夫を聞かせていただくのがさらに楽しみになりました。

議会事務局でも、こういう形での活動をしようというのは例がないということでしたが、なるべく早いうちに全校を回って、みなさんにも報告していきたいと思っています。

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