スクールソーシャルワーカーフォーラムを開催

ご存じのとおり、昨年5月からツイッターでの交流の場である「津維人の会」に加わっていますが、本当にネットの力は想像を超えるものがあり、地元でも年齢や職種を問わない交流ができているだけではなく、全国で素晴らしい取り組みをしている方々から学ぶきっかけにもなっています。

そうやって出会った方に、鎌倉市で独立型社会福祉士事務所を開設して活躍している芦田正博さんがいます。
その芦田さんが2月の連休を利用して来弘するというので、それにあわせて津維人の会月例会だけでなく、芦田さんが現在取り組んでいるスクールソーシャルワーカーについて学び語り合う場を持つことになりました。
社会福祉士会中弘南黒支部にも後援という形でご協力をいただいていますが、市民とネットのつながりでフォーラムを主催するという試みを第一歩として、さまざまなイベントを企画していくのが今年の津維人の会のめざすところですし、これが弘前に新しい風を吹き込むことになればと思っております。
この機会に、教育と社会をつなぐ役割について、多くの市民の方々に関心を持っていただければ幸いです。

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スクールソーシャルワーカーフォーラムのご案内

社会福祉士の活動領域としてスクールソーシャルワーカー=SSWがありますが、残念ながら青森県では一昨年度モデル事業がおこなわれたものの事業仕分けの影響で1年限りとなってしまい、全国においては後進県の状況にあります。
このたび、神奈川県下でのSSW導入推進にかかわっておられる芦田正博氏(社会福祉士・介護支援専門員)がツイッターでのご縁で来弘されるのにあわせて、津軽のツイッター交流会である「津維人(ツイート)の会」が青森県社会福祉士会中弘南黒支部の後援をいただいて、先進地の状況や導入のメリットを学ぶとともに、参加者同士で青森県での導入に向けた話し合いの場を開催することとしました。
つきましては、下記のとおりフォーラムを開催いたしますので、公私ご多忙のことと存じますが、ご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

日時 2011年2月12日(土) 13:00〜16:00
場所 弘前市社会福祉センター 大会議室
内容 13:00〜14:30 講義:「スクールソーシャルワーカーの基礎知識」
         講師:芦田 正博氏(鎌倉市・ソーシャルワークオフィステディ)
      14:40〜16:00 ワークショップ「SSWを青森県で実現するには」
後援 青森県社会福祉士会 中弘南黒支部
参加費 無料
申し込み メールで「SSWフォーラム参加希望」のタイトルで氏名・所属(任意)をご記入の上、2/7(月)までにお願いいたします
問い合わせ 三上 直樹:090-8612-2032/メール:n.mikami@nifty.ne.jp
備考 前日2/11に芦田さんを囲んでの津維人の会月例会を開催します

芦田正博氏のキャリア
1990年3月 日本社会事業大学社会福祉学部 卒業
1990年4月 横浜市職員(社会福祉職)として勤務
2007年1月 横浜市を退職
2008年3月 日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科(専門職大学院)修了
2008年7月 独立型社会福祉士事務所「ソーシャルワークオフィス テディ」設立
2009年5月 現在 神奈川県教育委員会スクールソーシャルワーカー
2009年6月 現在 横須賀市教育委員会登校支援アドバイザー(スクールソーシャルワーカー)
この他成年後見人の受任や専門学校の非常勤講師などを行っています。

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及第点の成人式で見えたこと

昨年の全国ワースト10に入るほどの荒れた、そしてそれに対する無関心な対応にあきれた成人式から1年、葛西市政下ではどうなることやらと思いながら、市民会館に向かいました。

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開会までの雰囲気は相変わらず喧噪がやみませんでしたが、冒頭に新年互礼会会に続いて小沢小学校合唱部の素晴らしい歌声があり、その後男女1名ずつインタビューされたのですが、そこで男の子が「全国大会より緊張した、なぜなら成人の皆さんが聞いてくれないかと思ったから」と言ったのです。
これは、さすがに騒いでいた連中にもこたえる発言だったようで、その後の葛西市長の式辞もノー原稿でしっかり新成人を見すえた前向きなあいさつだったのもあって、バカげた振る舞いをする者もなく、最後の豊田児童センター一輪車クラブの演技の際は場内シーンと見入っているほど落ちついた中で式典終了となりました。
これを振り返って考えてみると、成人式の中で大人になったばかりで指導されるべき存在として扱われていては逆らいたくもなるでしょうが、自分たちの後輩から大人としての姿勢を疑われるのであればしっかりしなくてはという思いにもなるわけです。
今回の発言は僥倖でしたが、新成人に大人になったのだと自覚させる式典にすること、できれば新成人が実行委員会を組織運営して、自分たちのためにメモリアルな取り組みをする場にすることが必要だと、改めて感じました。

ところで、オープニングセレモニーの際もそうでしたが、正副議長以外には市議の姿は4人しかなく、共産党に至っては開会前に向かいの藤田庭園前で街頭演説をしていたにもかかわらず欠席という始末で、我がこと意識の欠落を情けなく思います。
新年のメールの中でも、市議は何をやって給料をもらっているのかという厳しい指摘をいただきましたが、市民に働きどころか姿も見えないのでは存在意義を問われても仕方がありません。
自分だけでも、そう言われない努力をしていきたいと思います。

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ポリオについて無知を知る

午後からのDAISYファイル作成の講習を受けるために青森市「ねむのき会館」に足を運んだのですが、目的はそればかりでなくポリオの不活化ワクチンについてレクチャーを受けるためでしたので、昼前に到着しました。

ポリオが小児麻痺であることや、子どもたちが接種を受けているのは知っていましたが、自分が生まれる前の大流行の際に不活化ワクチンの国産開発から生ワクチンの緊急輸入が行われてそれが現在まで継続していること、生ワクチンでは100万人に一人の割合で麻痺が生じたり軽度の二次感染が起きたりするのに対し不活化ワクチンでは起きないこと、流行国でない中で生ワクチンを使用しているのは日本だけであるといったことなど、不明を恥じなければならないほどポリオについて無知であると痛感しました。
その際、東北で2ヶ所しかない不活化ワクチン投与を行っている医院の一つが藤崎町のせきばクリニックだと教えていただいたのでツイートしたところ、すぐにそれに対する反応があるように関心を持っている方があるのを感じましたし、ツイッターの世界での盟友・鈴木けんぽう渋谷区議が昨年関心を持って一般質問で取り上げていたのも、今となってはこれにつながるきっかけだったのではないかと思えてきます。

薬の承認という、国の政策にかかわることですから市議として何ができるかという壁はあると思いますが、昨年9月には日野市議会で今井昭徳市議の尽力により意見書採択が行われておりますし、改選前でそこまでは無理でも一般質問で取り上げることで市民の関心を呼び、市としても課題であることを認識してもらうことはできると思いますので、今後関場先生へのインタビューやさらなる情報収集に努めたいと思います。

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2001年、教育で二つのテーマ

昨年末から教育に関して二つのテーマに出会い、昨日今日でそれらについての状況を知り方向を考えることができましたので、2011年取り組んでいくこととしてお知らせしたいと思います。

一つは、スクールソーシャルワーカー=SSWです。
これは、「学校をベースにしてソーシャルワーク(福祉)的なアプローチを行う、子どもたちを支えるためのシステムです。また、子どもの人格を尊重し、子どもの利益を最優先に考えて活動します。困難な状況を改善するためには子どもだけでなく、子どもを取り巻く様々な人びと(家族・教師・友人など)や地域の環境にも注目し、それらの関係のなかで活動するという考えを持っています」と、サイトで説明されているような役割を果たす者ですが、全国の状況からして青森県は取り組みが遅れており、弘前市では一昨年度は小学校3校でモデル実施されたものの事業仕分けで廃止となり、現在は行われていません。
現在は中学校における「心の相談員」と、小4校中8校で実施されているスクールカウンセラー事業がありますが、これらはメンタルな方面から子どもとかかわる仕事であり、SSWは学校と家庭、さらには地域との間で調整や活動を行うことで社会的な解決を図る立場ですので、交友関係が学校を超え複雑な多問題家庭の中での子どもの問題に向き合う必要がある状況では、より存在意義がある仕事だと思います。
これに神奈川県で取り組んでいる方が2月に来弘することになっていまして、それに合わせて勉強会を開催し、実際に稼働しているメリットと導入までの経緯を学んで、市で実現するための方策をさぐりたいと思っています。これに関しては、詳細が決まりましたら改めてお知らせします。

もう一つは、学習障がい=LDに関する教育体制の拡充です。
当初はDAISYというデジタル図書規格について市内で取り組んでいる先生からお話を聞くつもりだったのですが、実際の教育の中で活用しているというので驚いたのですが、その現場というのがLDの子どもたちが通ってくる「まなびの教室」だと知って、さらに驚きました。
こちらに市内の小学校から週1回通級してくる子どもが30名前後いるというのも初めて知りましたが、LDのなかには知能は高くても文字を読むことが困難なケースがあり、それを単文節でマーキングされた文書に合わせて読み上げをする機能を持つDAISYを使ってトレーニングしていくことで、音読ができるようになっていくのだそうです。
このようなツールの活用も大事なことですが、実際にはLDやADHDに向き合える教員の育成や学校への配置が進んでいかなければ、通級させたくても仕事や家庭の事情でできない子どもは受けることができませんし、そもそもそういう障がいがあること自体に気づいてもらえないわけです。
「まなびの教室」や「ことばの教室」と呼ばれる通級指導教室は県による事業ですが、その推進に取り組んでこられ全国でも有数の専門家である佐藤教育長がいる弘前市なのですから、ここに力を入れていく必然性は高いはずですので、さらに調べながら働きかけをしていきたいと思います。

それにしても、この二つともツイッターを通じてふれるきっかけができたことでして、やはり知識を得るツールとして抜群の効果を感じています。

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視察:十日町市のNPO委託給食の評価

視察3日目は、唯一事前のやりとりのない新潟県十日町市でのNPOへの給食センター業務委託に関してでしたが、これもローカルマニフェスト推進地方議員連盟で一緒している川名ゆうじ武蔵野市議が二度にわたって視察したのをブログで報告したことで知り、地域での給食業務を直営から切りかえつつ自校式給食を守っていくための道しるべにしたいという思いで選びました。

まず行政側の担当者から説明を受け、終わりしだい委託されている給食センターを視察して実際に給食をいただく予定でしたが、のっけからNPOに委託したのは失敗だったと言わんばかりの辛辣な説明でしたので、驚くばかりでした。
これはNPOと言っても、市が委託の受け皿として設立にかかわったのだそうで市民主体の基盤ではなかったこと、その代表として市職員からスピンアウトした方が時代の趨勢に合わせた対応をしてくれるのではなく、当初からの関係に固執したことでギクシャクした部分が深くなったことで、2ヶ所受託していたうちの1ヶ所は今年度の再選定で市内の仕出し業者に変更になったということでしたので、地域の有志が主体となって給食業務を通じた地域づくりということを学びたかったのからすれば、参考にならないあり方だったのかとガッカリしました。

ところが、実際にNPO「雪の里」が受託している中央給食センターを視察してみると、管理も行き届いているようであり、職員の対応もよく、実際に食べた給食もおいしく、配膳場所に図示されている工夫された献立表を見ても、指摘を受けるどころか優秀な運営をしているという評価でよいような印象を受けました。
短時間では見えない部分もあるからかも知れませんが、それ以上にNPO委託ということで視察を受ける機会が多くなったのに対応している行政サイドが、その分給食や委託ということに対して考えたり学ぶことが多くなったことで現場に対する視点が厳しくなったからこその見方ではないかと思いました。

いずれにしても、視察したことそのものは勉強になりましたが、これを地域による給食事業への足がかりとするわけにはいきませんので、自分なりに手だてを考え、参考となる事例を見いだすべくアンテナを張っておきたいと思います。

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相馬小、センター給食へ移行

先日のPTA総会を受けて、自校式給食継続かセンターへの移行かを決定する臨時総会が行われました。
そこで必要な情報提供ができるよう、午前中の議会運営委員会前に大谷教育部長から資料提供とレクチャーをしていただいた上で臨みました。

事前に出席できない家庭からも、どちらかを選んでの投票を行ってもらい、それとあわせてアンケートを実施したのですが、自校式継続は34%、どちらでもよい50%、移行すべき16%という結果とたくさんの自由記述の意見がまとめられていました。
実際の会議の場では、教頭先生からの説明の後、PTAで自校式と決めても尊重されるのかという質問が出たので、それに答える形で私から市側は無理押ししないことを約束していること、ただし業務委託については検討される可能性が高く職員の方の身分は逆に保障されたものでないことなど発言しました。
それに対し、現在一番長い在籍となっている先生から、以前故障した時の苦労話といつでも安定して給食を提供できるよう移行すべきだと現場ならではの意見があり、再度私は自校式を継続した場合母艦というべきセンターで対応することも可能であると反論しておきました。
そこで当日参加した50名弱の投票が行われ、事前投票の分と合わせて150名で自校式=48/移行=92とアンケートの結果とほぼ同じ形で、移行を総意としてまとまりました。

この件に関しては、校長教頭先生とも、PTA会長で同じく自校式給食で育ってきた三上隆基先輩ともずいぶん話し合ってきましたし、特に会長とは本当は自校式を守りたいという思いでは一致していただけに、自分たちの時代でピリオドを打つことになった無念と責任をともに背負っていくことになると思います。
覆水盆に戻らずの例えどおり、一旦センターに移行したものを戻すのは至難の業だと思いますが、このことを帰宅して伝えた坊主には「そんなの、いやだ!」と言われたのを肝に銘じ、自校式給食のよさを知っているからこそ注文をつけ、少しでもレベルが低下しないよう監視していくつもりです。

今回の件では、大谷部長とずいぶんやり取りさせていただきましたので、閉会後に結果をお伝えしておきましたが、自由意見の中で中学校も2015年度に移行するという不穏な話も出ているようですし、西部センターの規模縮小に伴って岩木・相馬地区は当面自校式という議会での答弁が覆ることのないよう、食育という観点から議論を重ねてあるべき姿を求めていきたいと思っています。

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相馬小の自校式給食を守りたい

相馬小学校の授業参観とPTA総会があり、参加しました。
今回は総会において給食室からセンター方式への移行について状況報告があるので、それについて情報提供するのが出席の目的です。

この件については、合併時には全面的にセンター移行とされたのが、その後に岩木相馬地区は自校式を維持と変更されて安心していたのですが、3月定例会終了後の理事者との懇談会の席で帰り際に大谷教育部長から耳打ちされて初めて知り、翌日改めてきちんとした説明を受けたのですが、前日の3/23には部長自らPTA役員会に足を運んで説明していたのだそうです。
この急な移行の話が持ち上がったのは、この数年相馬小給食室の設備で故障が相次ぎ、今後の修理にあたっても旧式のため部品もない状況でいつ稼働できなくなってもおかしくないこと、現在務めている方々を新西部センターの人員に回せばスムーズな移行が可能で雇用も継続しやすいということを勘案してのことだそうで、確かに一理ある理由だとは受けとめています。
市としても無理にセンターに移行させるというのではなく、PTAの同意がなければ進めないという約束をしてくださいましたが、給食室を維持するにはどれだけの修繕が必要なのか明らかにしてもらえれば判断の材料になるのでと情報提供をお願いしておきましたが、なかなか手間のかかる作業で総会当日には間に合いませんでした。

総会では、教頭先生から経過説明があり、そこで衛生面でも対応が難しくなっており、検査で不適合となる項目もあるというのは初めて聞きました。
その後意見交換となったので、しょっぱなに職員の雇用継続という話はわかるが数年後に指定管理という可能性もあり、その場合は逆に異動が仇になる懸念もある、逆に地元の方を雇用しているのだから小中の給食業務をNPOを立ち上げて運営している例があるのを参考にすべき、また現在でも配送が後の学校では冷めてしまっているという話も聞く、さらに父親は小中とも相馬の自校式で育っているので、お母さん方に自分の経験や実家での評判を参考に考えていただきたいと意見しました。
その後も結論に至るような意見も出ず、すぐに議決というのは誰も賛成しませんでしたので、改めて10日に臨時総会を開くことになりました。

私としては、慣れ親しんだ相馬の自校式休職を自分たちの時代に絶やすわけにはいかないと思っていますし、食育や社会との接点という観点からも小学校こそ自校式であるべきだと思っていますので、子どもの笑顔を大事にしたいという葛西市長に直談判しても、継続の方策をさぐりたいと思っています。

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百沢スキー場の外部監査報告

事務組合などの予算概要を説明する全員協議会が開催されたのですが、それにあわせて「弘前市個別外部監査報告書〜岩木山百沢スキー場の経営に関する事務〜」と題された報告書が配付されました。
非常に重要な報告であるにもかかわらず一切の説明もないのは解せませんが、一方では部外秘ともされていませんので、PDFでダウンロードできるようにしておきました。

監査報告だけかと思っていましたら、「スキー場の将来像」という項目で市内4スキー場全体にも目を配った提言もなされており、費用対効果に見合った報告と受けとめましたが、これを受けてどうするかは庁内での協議に委ねられており、3月定例会で案が示されることになっています。
報告書でも指摘されているとおり、選択と集中で経営を継続するにせよ思いきって廃止するにせよ、6.6億円の赤字を一般会計などで穴埋めする必要があるのは変わりがありませんし、それだけ重大な決断に迫られている現実を市民の皆さんにも知っていただきたいと思います。

すでに破たんした駅前再開発ビル「ジョッパル」、破たんしているのに手が打たれていないウォーターフロント株式会社=市民ゴルフ場という問題の前に、この解決が求められていますので、3月定例会ではしっかり取り上げたいと思っています。

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弥生報告会は次へのスタート

市が弘前大学と共同で進めてきた弥生リゾート跡地の活用のための報告書ができ上がり、市民への説明会が岩木文化センターで行われました。

この弥生リゾート跡地とは、旧弘前市と岩木町にまたがる弥生地区にスキー場を建設するという計画が頓挫し、その後大型児童施設へと方向性を変えたものの、2回連続で市長選最大の争点となって、前回は計画中止を唱えた現職が当選できた大きな要因となった、いわくつきの場所です。
流れとしては、檜槇貢先生の進行で、まず山下祐介先生の基調報告があり、それから地元の前田・船沢公民館長と「岩木山を考える会」の三浦章男事務局長のコメント、その後質疑応答と進みましたが、その概要はこちらのメモのとおりです。
基本的な考え方としては、

  • 広く市民の意見を聴く
  • 自然に近い姿を念頭に置く
  • 大型箱物施設の計画とはしない
  • 防災や利用上の安全面も考慮
  • 大学など外部のノウハウ・手法を活用

とされていまして、この方針自体には異論がないものの、2年がかりで調査検討を続けたからには方向性を明示するかと思っていただけに、肩透かしの感がありました。

質疑の際に私も発言させてもらいましたが、それは跡地問題と弥生小学校の統廃合問題を同じ土俵で検討してほしい、特に地元に利活用の中核を担ってほしいというのであれば結集の拠点が必要ではないかという趣旨でした。
特に、統廃合の説明会は議員や他地域の市民には案内がなく、こっそりと進められているだけに、地元の方から反応をもらえる滅多にない機会だったのですが、会そのものの流れと違うことでもあり、議論を深めることができなかったのは、残念でした。
いずれにせよ、地域が中心となりながら市全体で取り組んでいくべき課題ですので、報告書で終わりではなく、ここからがスタートだと思っています。

ただ、自身にとっても大事な問題であったはずの市長が、その場に顔も見せないというのは、どういう風の吹き回しなのか、理解に苦しむところです。

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視察:子育て環境に力を入れる七尾市

遅ればせながら、厚生常任委員会での視察報告です。
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七尾市は、平成の大合併を経たものの現在は人口6万人を割り込んでいる能登半島の中心都市です。
こちらでの視察項目は、トワイライトステイを中心とした子育て支援についてでしたが、概要は現地で残したメモを参照していただくとして、その根っこには前日宿泊した和倉温泉という全国屈指の温泉街で働く女性の方々の境遇に対応してきた歴史があるようです。
合併に伴って統合や民間委託が進んで22ヶ所となったすべての保育園では延長保育が行われており、遅いところでは25:00まで預かってくれるのだそうです。
夜間預かりであるトワイライトステイは、乳児から小3までが対象で、病気の場合は原則拒否だとのことですが、最大限使っている方には月20日というケースまであるそうです。
これではほとんど預けっぱなしということになりますが、それでも児童養護施設に入れるのではなく母親が現在できる限りのかかわりを続けるためには必要な対応だということで、まさにセーフティネットの役割を果たしていると言えますが、こういう事業が必要な社会でいいのかという課長の言葉には重いものを感じました。

この他にも、ブックスタートにも別の課で取り組んでいるそうですし、親支援の「はあとクラブ」といった事業の充実には目を見張るものがありますが、説明にあたってくれた橋本さんもそうであるように、保育士が管理職に昇進していく前段階で事務方を経験するという仕組みにしているそうで、それが現場主義の事業が展開されている大きな理由であるとわかりました。
この点では、弘前市の児童家庭課では公立保育所が残っていることをメリットにできていないと思いますので、何らかの形で提言したいと思っています。

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