ポリオについて無知を知る

午後からのDAISYファイル作成の講習を受けるために青森市「ねむのき会館」に足を運んだのですが、目的はそればかりでなくポリオの不活化ワクチンについてレクチャーを受けるためでしたので、昼前に到着しました。

ポリオが小児麻痺であることや、子どもたちが接種を受けているのは知っていましたが、自分が生まれる前の大流行の際に不活化ワクチンの国産開発から生ワクチンの緊急輸入が行われてそれが現在まで継続していること、生ワクチンでは100万人に一人の割合で麻痺が生じたり軽度の二次感染が起きたりするのに対し不活化ワクチンでは起きないこと、流行国でない中で生ワクチンを使用しているのは日本だけであるといったことなど、不明を恥じなければならないほどポリオについて無知であると痛感しました。
その際、東北で2ヶ所しかない不活化ワクチン投与を行っている医院の一つが藤崎町のせきばクリニックだと教えていただいたのでツイートしたところ、すぐにそれに対する反応があるように関心を持っている方があるのを感じましたし、ツイッターの世界での盟友・鈴木けんぽう渋谷区議が昨年関心を持って一般質問で取り上げていたのも、今となってはこれにつながるきっかけだったのではないかと思えてきます。

薬の承認という、国の政策にかかわることですから市議として何ができるかという壁はあると思いますが、昨年9月には日野市議会で今井昭徳市議の尽力により意見書採択が行われておりますし、改選前でそこまでは無理でも一般質問で取り上げることで市民の関心を呼び、市としても課題であることを認識してもらうことはできると思いますので、今後関場先生へのインタビューやさらなる情報収集に努めたいと思います。

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国保料改定に苦渋の選択

今回の厚生常任委員会にかかった案件は4件、最後の一つが9年ぶりに17%アップとなる国保料改定にかかわるものでした。

前日に弘清会と無所属議員3名そしてLM弘前で津島国保年金課長からの説明を受けましたが、概要としては国保特別会計が昨年度の決算見込みにおいて基金をすべて取り崩しても4億円を超える不足が生じたので今年度分からの繰上充用で対応せざるを得なくなったこと、これを3年がかりで解消するために国保料を値上げするものであり、県内10市の最低水準から中位になる改定だということでした。
さらに当日の説明において、合併以後は毎年実質的には赤字決算であり、13億円を超えていた基金を取り崩してきたこと、5月末には国保運営協議会に案を示して承認をいただいていることも説明されました。
さすがに重大な案件だけあって質疑に立つ委員も多かったのですが、その中で議案提出が遅れた理由について説明され、赤字化した理由としては急速な高齢化の進行、基金は5億円を下回らない形にしたいといったことが論じられました。

続いて私が質問の手を挙げ、一般質問の際には一般会計からの繰入はいけないと答弁していたが実際に16.8億円もの繰入をする予算となっていることを問うと、国保料の軽減分や職員給与さらに出産一時金といったルールで定められたものを繰り入れしており、これ以外の分を繰り入れすることにペナルティはないとはいえ、国からの財政調整交付金が減額されることが予想されるので相殺されてしまうということでした。
また、このような法定外繰入を行っている自治体もあるが、実際には交付金不交付団体である場合が多いということでしたし、国保加入が少ないところであればまだしも、1/3が国保という弘前市においてはそれ以外の方々への負担増につながってしまうと言われてしまっては、残念ながら保険料改定しか手だてはないのがわかりました。
ただ、合併後に赤字が続いていたのであれば、ここまでの状況に陥る前に段階的な値上げを行うべきではなかったかという問いには、確かにそのとおりで3年前から検討していたが国保の大半を占める農家の窮状を鑑みて先送りにしてきたということでした。
これ以外に周知については説明会の開催を求め、国保会計の健全化のためにも広域化を図ってほしいという問いもしましたが、これには県レベルでなく国での一本化が必要だと思っているという答弁をいただきましたので、私は値上げ以外に策がないこと、それ以上に前市長は一般会計においては基金を積み増したと自慢しながら国保会計においては基金が底をつくような先送りをしてきたことに問題あると指摘をして、賛成の討論を行いました。

結果としては、共産党の反対1名以外は賛成ということで可決となりましたが、これは葛西市長が就任早々市民に厳しい仕打ちをしたというのではなく、前市長が再選されていたとしても値上げは避けられなかったことであり、こうなる前に手を打たなかったことこそ責められるべきことです。
ぜひ市民の皆様には、真実をご理解いただきたいと思っています。

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厚生常任委員会視察/豊岡市

私の所属する厚生常任委員会は、24〜27日の3泊4日の日程で県外視察となっています。
即日とはいきませんが、視察中に見たこと感じたことを報告しておくつもりです。

初日は移動で視察先・豊岡市の有名な温泉地・城崎温泉「水翔苑」に投宿、朝は8:30に迎えのバスが来て、豊岡市のシンボルであるコウノトリを保護飼育している「コウノトリ文化館」を見学しました。
1971年に野生のコウノトリがいなくなったのを、捕獲したものを大事に育て環境整備や農法の変更にまで取り組んで、2005年に放鳥という奇跡の復活を遂げた経緯をビデオで見ましたが、そこまでの努力と市民の理解協力は大変なものだと感嘆しました。

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そこから移動し、市の中心部・旧豊岡病院の跡地に今年4月に開設された「ウェルストーク豊岡」を視察しました。

この概要はGoogleDocsにまとめていますのでご覧いただきたいと思いますが、私が気になったのは健康増進に関する事業を市が行うのは民業圧迫にならないかということです。
多くの市民が平日の午前中に利用されていて、開設2ヶ月で目標であり採算指標でもある2400名の75%にあたる1800名もの方が登録しているそうですが、他の民間スポーツ施設から移った方も実際にあるそうですし、逆に開設時のブームが去って目標に到達しないことになれば、さらに大きな問題になります。
この運営は合人社がDBO方式で行い、コナミスポーツ&ライフが運営パートナーとしてかかわっていて、2025年の事業終了まで独立採算ということにしているそうですが、民間活力の利用と民業や他の公共施設とのかね合いは難しいものがありそうです。

それ以上に問題だと思ったのは、施設内にも介護予防に関するマシンがあり、同じ敷地に介護保険課を含む健康福祉部もあるのに、この健康増進施設によってどれだけの介護予防に対する好影響があるのか、またどれだけの目標を達成しようとするのか検討されていないということです。
運営面では綿密な検討がされたようですが、それがどれだけの効果をもたらすのかが考えられていないというのは、インプット・アウトプットは検討していてもアウトカムはされていないという、NPMの視点からは疑問の残るものでした。
実際の場面では、詳しい説明で時間が追われ、私以外には質疑応答もできない状況でしたが、私としてももっと聞き出したいことが残るものでした。

ただ、説明にあたった職員もずっと視察に応対してくださった野口副議長も実直な方と好印象を持ちましたので、この視察を弘前市で生かすためにやりとりを続けさせていただこうと思っています。

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視察:ドクターヘリと2度目の遭遇

議員研修は1日の日程なのですが、距離の関係で宿泊が認められているのですが、それではもったいないということで、議会バスでのご一行を見送って、有志4名で八戸市民病院を視察しました。

八戸市民病院は、八戸市ばかりでなく岩手県北までの三次医療圏67万人を支える中核病院で、病床数528うち救急30床の救急救命センターを備えています。
医学部のある弘前市の全病院を合わせても市民病院の研修医数に届かないほど、医師の卵からも魅力ある病院に見えるのは、救急に力を入れている部分が大きいようで、医師としての給与水準は10市の中では下から2番目なのだそうです。
それでも経営的には苦しいようで、約2億円の赤字が発生しているのを改善していくために、公営企業会計の全部適用で経営効率を高め、業務委託も必要な限り導入しているそうです。

ところで、八戸市民病院といえば全国18番目のドクターヘリが暫定導入されたことでも知られていますが、時速200kmで飛行可能で一番離れた深浦町まで約40分なのだそうです。
これまでの半年間で110件の出動をしたそうですが、数少ない津軽への出動の中に実は相馬地区が含まれています。

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これは7/17の相馬中参観日のことだったのですが、時間に合わせて行ってみると離陸するところだったので訓練かと思いきや、急に連絡が入って受け入れたことを校長先生から聞いて驚いたものです。
そのことをお礼かたがた質問したのですが、その時点では弘前の消防と着陸地点のすりあわせが済んでおらず、防災ヘリに準じて利用させてもらったとのことでした。
その後、ヘリの格納庫で2度目の遭遇をした後、司令室なども見せていただきましたが、医療でも県都・青森市をしのぐ勢いがあり、弘前市とは比べものにならないのを痛感しました。

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視察:地域を基盤にした金沢市の取り組み

厚生常任委員会での視察の2ヶ所目は、北陸の中心都市・金沢市でした。
前日の七尾市での視察の後、午後に金沢入りし、内外から高い注目を集めている21世紀美術館を見学し、業務ソフト不正コピー問題の質問の際にお世話になった北篤司県議と夕食しながらの情報交換でも訪ねることができてよかったと思いましたが、「健康プラン2008」と「集合住宅コミュニティ条例」というまったく別の分野の基盤に地域があることを学ぶことができ、さらにその思いを強くしました。

まず「健康プラン2008」ですが、これは健康増進法に基づく2003年からの計画の中間見直しで独自に子育てと介護予防を加えたもので、これを推進できるのは市の特性として連帯意識が高いからだということでした。
これを進めるために、「推進検討プロジェクト会議」を立ち上げて実務的な調整をしているそうですが、市民になじみのある「ふれあい音頭いいね金沢」に合わせて行う「いいね金沢健康体操」を作り、DVDで配布したり、イベントで披露したりして、啓発に努めているそうです。
「健康21」といわれる一連の施策は掛け声倒れに終わっているものがほとんどですが、真面目に取り組んでいる自治体があることだけでも驚きでした。

続いて、「集合住宅コミュニティ条例」ですが、元々「校下」と呼ばれる学区単位の自治組織が地域を支えてきたのが、マンションなどの増加でコミュニティ意識が希薄になってきたのに市長が危機感を覚え、コミュニティアドバイザーの配置やコミュニティスペース確保に対する補助などを盛り込んで2008年度から施行しているそうです。
まだ問い合わせどまりで実績にはつながっていないそうですが、あんしんコミュニティ集合住宅認証制度では第1号が出たということですし、町会活性化委員会には年200件の相談や10件の出前講座の依頼があるそうで、地域自治の維持にはつながっているようです。

昼食後は、観光行政の参考に兼六園と石川城を案内していただきましたが、帰り際に兼六園の入り口で黄色い帽子の小学生と高齢者の方が一緒に当日からはじまった赤い羽根募金の声がけをしていて、まさに地域の中で連帯があるのを見た思いでした。

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恩師旧友と談論風発

ライオンズクラブの例会セレモニーを終えたところで中座して、恩師旧友との再会の席に向かいました。
今回は、弘高1983年卒の同期会事務局という役割での参加ではなく、1年の担任と教え子二人という間柄での気が置けない席でしたので、談論風発に話がはずみました。
中でも、学会があって帰省した教え子のために、担任の坂下先生が3年時のHR日誌から彼の分を引っ張り出してきてくれたので、何とも青春まっただ中の思い出に戻ることができましたし、いつまでたっても先生は先生であり生徒は生徒であるのがうれしくなりました。

それはさておき、坂下先生は元々岩手県の出身であり、同期も医師として三重県で働いているので、外から見た弘前なかんずく弘高の人材育成の課題が客観的によく見えていますし、さらに医師として弘前市だけでなく日本全体の医療崩壊といわれる現状を聞くことができました。
昨年末には全国で初めて睡眠科を標榜している彼の双子の弟が講演で帰省した際に、地元で開業している同期をまじえて一席もうけて語らう機会もありましたし、プライベートな縁で喫緊の医療問題について教えてもらえる仲間がいるのは頼もしい限りです。

具体的な中身はこれからの活動にいかすつもりですが、何よりこれからの戦いへの鋭気につながる励ましをいただきましたので、元気いっぱい定例会に臨みたいと思います。

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自制して損した気分の第2回元気塾

本田宏医師を迎えての第1回に続いて、第2回「ヒロダイいきいき元気塾」は弘大医学部出身の岩手県宮古市の熊坂義裕市長でした。

熊坂市長は、昨年9月の「高齢社会をよくする女性の会」のシンポジストとして登壇された際にお話を拝聴する機会がありましたが、今年に入っても黒石市で講演をされたり、自殺予防に関して大学に聴講に来られているそうで、奥様の郷里である宮古市ばかりでなく、学びの地である津軽との縁を大切にされている方です。
今回も、地方自治体のトップであり、医師さらには介護支援専門員資格を持つ専門家であり、さらには中医協や社会保障国民会議のメンバーとして国策にもかかわる立場で考えている医師不足の問題について講演されましたが、GDP世界2位でありながら医師数では63位というところに矛盾が現れているとして社会保障費抑制の政策を改めるべきだという至極当然の主張をされながらも、公立病院改革プランでは集約が必要になることや今後10年にわたっては我慢せざるを得ないという、バランス感覚で現実を見すえた発言をされていました。
また、宮古市では医師会と協議をして県立宮古病院に開業医が当直するようにしたり、すべての公共施設にAEDを設置するといった独自の取り組みをされている市長から、弘前市は弘大にさらなる支援をすべきだという指摘をされたのは、耳の痛いお話でしたし、真剣に受けとめたいと思いました。

その後の質疑の時間では、まず鰺ヶ沢町立病院事務長が公立病院存続のためには医療税の導入も考えなければならないほどの窮状だと訴えましたので、私は議員はもとより職員の給与を一律削減しても社会保障や雇用のための財源を作るべきだと思うが、宮古市では独自の取り組みをするためにどのように財源捻出を図っているのかと質問したのですが、前のやりとりに引きずられた部分があったせいか熊坂市長の返答はかみ合わないものになりました。
自分としても不完全燃焼だと思っていましたが、せっかくの機会を独占するのもと似合わない自制をしたのですが、終了後に高校の同級生からは「もっと言いたかったんじゃない?」と言われるほどでしたし、後から発言された方が単刀直入な質問ではなく自分の立場を長目に語って時間を取っていましたので、これならもっと続けておけばよかったと思いつつ、冬の雨の中会場を後にしました。

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常任委員会で知る事実、見える真実

案件の少ない常任委員会が多い中、私が所属する厚生常任委員会には3本の案件と1件の請願がかかりました。

最初はひとり親家庭の医療費給付条例で、これまでは一旦医療機関に支払った自己負担分を手続きにより還付を受けていたのを、医療券を発給することにより医療機関が市に対して請求する形になるということで、これは重度心身障害者などの他の分野でも早く実現してほしいものです。
続いて、出産一時金の増額にかかわる国民健康保険条例の改正でしたが、これは出産する側への補助が増えるというのではなく、増額となった3万円分は正常分娩で脳性マヒが発生した場合の保障のための基金に回っていくものだというので、ずいぶん報道されたのを聞き流しているのとは違うものだというのが、初めてわかりました。(ちなみに、その後に出てきた時限的な4万円増額は、手元に入るお金のようです)

その次に、大きく報じられた市立病院での患者死亡に対する損害賠償が案件として取り上げられ、工藤病院事務局長により、経緯の説明がありました。
そこでわかったのは、グループホームの入所者が市立病院での胃瘻交換を終えた夕食時に腹痛を訴え、翌日にショック常態となったので嘱託医を経由して市立に救急搬送され、翌日お亡くなりになったということでした。また、術後には造影により正常に交換が行われたのを確認したにもかかわらず、胃に穿孔が見つかったということですが、そこには胃と腹壁との癒着が見られていたのと関連があるようで、そのため医療過誤はなかったものの原因は不明という現状になっているようです。
一方、翌日には事故対策委員会が開かれたものの、遺族側から事故の公表について同意が得られず、和解となるまで伏せる形を取ったということで、7月に行われた市立病院審議会で報告されなかったのは、審議するのが市長からの諮問のあった案件のみという性質のためだということでした。
医療と隣り合って介護にかかわる立場からすると言いづらいことですが、事務局長や記者会見での松川院長の言葉のとおり、異常が見られてすぐ当日のうちに再受診していさえすれば死には至らなかったのではないかと思いつつ、医療にかかわる過失を問うことの難しさを感じました。

そして最後は国民健康保険滞納者に対する資格証明書発行をやめる請願でしたが、請願・紹介議員側である共産党の石田久議員と私は賛成、宮本委員長を除く鷹揚会:松橋・竹谷、木翔公明:谷川・小田桐、社民党:加藤の5議員は反対し、賛成少数で不採択となりました。
ねじれ国会の中でも全会一致で義務教育の子どもに対しての資格証明書発行をしない改正が行われ、県内でも飛び抜けて対象者が多い弘前市の実情の中で、誰がどういう判断をしているのか知っておいていただきたいと思います。

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医師会との懇談会で耳の痛い話

前後の日程とのかね合いで報告が遅れましたが、年に1回の弘前市医師会と厚生常任委員会との懇談会がありました。

最初に議員側からの質問に医師会で答え、続いて医師会からの情報提供をいただくという流れだったのですが、前日に田村医師会会長と認定審査会で一緒するほど近い距離にある私があえて質問の機会を持つ必然もなかったので、他の方々の素朴な質問を聞き流していました。
情報提供になってからは、田村会長から国政における医療=医師会軽視に対する怒りと、ロシアですら240万円にあたる出産給付を行っているのに日本では「小児保健法」の制定どころか子どもの無保険者が増えている実情、今村副会長からは救急救命センターに関して来年度の弘大からの概算要求はなされたのはよいが、それを後押しするような市の動きが見えないという苦言、さらに看護学院長でもある佐藤副会長からは看護師不足の中地元に残る看護師を養成しているのはもっぱら看護学院であるが、市からの補助は240万円に過ぎず、他市に比べて高い30万円の授業料やその他経費を徴収せざるを得ないという耳の痛いお話が続きました。

田村会長のお話は国レベルのことですが、両副会長の問題提起は市独自として検討できることですし、特に救急救命センターについては自分たちも最重要課題として取り組んでいたことだけに、改めてその場限りの活動ではいけないと反省させられました。
これまでも医師会との懇談から、検診者の更新やマンモグラフィー検診など実現に至った施策もありますので、まずは次の定例会で取り上げていこうと思います。

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Blog問題から介護への思わぬ展開

先日の報告会については、ネット上ではあのくらいしか集められないと落胆されたり嘲笑されたりしていますが、参加してくださった今泉議員がせっかくの内容をより多くの方に直接聞いてもらうべきだと、ご自分がかかわっている団体の時間をさいてくれましたので、喜んで参画センターに向かいました。

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2ケタの参加者にBlog問題の部分だけをピックアップして報告したのですが、傍聴に来てくださっている方もあって、こうやって議会の現状が見えてきたのだからこれからもめげずにがんばってほしいという意見もありましたが、大部分の市民からすれば議会は一体何をやっているのかと思っているし、それよりも前向きな議論に取り組んでほしいという声もありました。
これについては、今泉さんから二人で会派を結成したことで条例提案や議会改革をストレートにぶつけることができるようになったとフォローもしていただき、私もこういう集まりの際に意見交換をしながら政策を考えていくつもりであることを伝えておきました。

その際に、「老後の問題でも」と口を滑らせてしまったのですが、それを受けて最高齢の参加者の方から「今の福祉の政策はどうなっているのか」という質問が飛びだして、そこからは介護や福祉の話題で21:00まで話し合いが続きました。
高齢者をサービスを受ける立場としてではなく、少しでも本人の能力を生かして自立を続けられるような場を作るべきだが、その窓口が見あたらないというお話や、ケガをして短い期間でも介護を受けたいと思ったが、市役所の説明では無理そうなのであきらめたという体験談などを聞かせてもらい、私からは介護保険制度の方向性や地域支援事業に弘前市では力を入れていない例として配食サービスのことなどを説明しました。
Blogの件も情報発信に対する拒否感という要因もありますが、介護の情報にしても行政側だけではなく事業者側でも説明責任を果たしていないし、知っている側と知らない側とで大きなギャップがあるのを実感して、情報というのがネックになっているのは通底した問題だと思いました。

何はともあれ、これからもお話しさせていただけるのであれば、どこへでも足を運びますので、議会の報告でも介護の説明でも何なりとお申しつけください。

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