築城400年祭、上々のスタート

2011年、弘前城築城400年にあたる年がはじまりました。
これにあわせて、弘前城本丸でカウントダウンとオープニングセレモニーが行われ、1万人を超える市民、それも若い方々が目につくうれしい状況で、私もその輪の中で楽しく新年を迎えることができました。
まさに上々のスタートを切ることができましたので、その様子をご覧ください。

その場で、勇ましい開幕の宣言をされた葛西市長はもちろん、主管である笹村観光局長とも成功と新年を慶ぶあいさつを交わすことができましたが、後で確認できた斉藤爾・鶴ヶ谷のお二人以外は市議の姿を見かけなかったのは、市をあげてのイベントに際していかがなものかと思います。

何はともあれ、これを皮切りに築城400年祭のイベントが続きますので、市民が誇りを感じる契機になっていけばと思っています。

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鼠一匹で終わるか、シンポジウム問題

1日延会となった一般質問4日目は順調に進んで、15:00を回ったところで終了し、一旦休憩の後予算特別委員会設置の議事と工藤栄弥議員転倒による出血騒ぎをはさんで、副市長・企画・市民環境・教育の3部長を迎えての議員懇談会で「口利きシンポジウム」記事掲載問題が論じられました。

副市長から、今回の件に関して「誤解を与えるかのような」という釈明の朗読があり、これは誤解ではなく不適切な掲載であるという厳しい反論や、せめて不手際と言ってほしいという折り合いを誘う発言、逆に一定の評価をし幕引きを図るような意見などが重なりましたが、副市長からも「もっと慎重な取り扱いが必要だった」という答弁と今後の見直しを表明し、議長がこれらを受けて今後も市側と交渉するということで、約1時間の話し合いは終わりました。
懇談会までも水面下での調整が続けられていましたし、休日をはさんでの厭戦気分もあってあっけなくまとまった感じですが、それなら金曜日の空転は何だったのかと、傍聴で無駄足をさせてしまった市民の方々に本当におわびしたいと思います。

ところで、その際に私が発言したのは、まずは議長に対して理事者側の前に議会サイドとしての交渉の経緯を説明してほしいということでした。
今日になってから、広報広聴課長を呼んだけれども陳謝はされていないことや、休憩と発言したのでその後の議事進行発言は非公式でありテープも残っていないとする議会事務局の話を鵜呑みにしていたのを撤回陳謝するといった定見のなさが今回の混乱に輪をかけたこともあっての発言だったのですが、先日の懇談会で説明したとおりだと突っぱねたので、だから信用できないと返しておきました。
懇談に入ってからは、副市長にではなく最初に掲載依頼を受けた生涯学習課を所管する教育部長には実際にどういう形で依頼を受けたのか、広報広聴課を所管する市民環境部長に対しては許可を出した際にかかわったのか陳謝の件は事実かどうかの二点を問いました。
両部長とも課長決裁事項であると回答し、市民環境部長は議長に課長が呼ばれてからの流れを説明しましたが、教育部長はどういう依頼だったのか知らないというので後ほど調査して教えてほしいと要望しておきました。

その回答によっては、この件での「口利き」を指摘しなければならない可能性もありますし、それ以上に混乱を打開するリーダーシップを示せない議長の存在は、私ばかりでなく疑問を呈する方もあることですから、今後さらなる追及を受けることもあり得ると思います。
その点では、まだまだ大山鳴動して鼠一匹で終わらない可能性もありますし、東奥日報のように政局化してゆがめた報道をするマスメディアでは伝わらない真実を、議員の立場からお伝えしていきたいと思います。

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「口利きシンポジウム」の功罪

議会空転の発火点となった「口利きシンポジウム」に、聴衆として参加しました。
学内での開催ということで、学生が多数参加しての政治に関するシンポジウムとなったのは、それだけでも意義があったと思います。ちなみに、我が同志・斉藤爾市議、来春市議選に挑戦する菊池勲君も参加していたのをお知らせしておきます。

基調講演はコーディネーターでもある西東克介先生で、口利きとは悪をはらんだ用語であったが、政治と市民がつながっていくことや政策提言していくためにも市民の思いを汲んでいくことは必要であるので、中立的な意味としての「」つきの「口利き」はなくならないし、必要なものであるという趣旨でのシンポジウムで、特定の悪をあげつらうための場ではないと説明しました。
これを受けて、下山文雄・今泉昌一両市議、元市職員である長内伸博さん、ネットワーク21代表の渋谷江津子さんがそれぞれの立場で「口利き」についての体験や思いを語り、後半はフロアからの質問に答えるという形で2時間半の討議となりました。
その概要については、こちらからご覧いただくとして、下山さんはその実力をどのように行使してきたか、今泉さんは思いがけない議員としての扱いに対する疑問、長内さんは職員として理不尽な議員の態度に困惑した経験を寸止めながらもシンポジウムの趣旨に沿った発言をしてくれました。
これに対し、渋谷さんは「口利き」に関することはあまりふれず、市政や議会に対する全般的な議論ができない、さらには空転問題でプレッシャーを受けたとまで訴える誤解ぶりだったので、さすがに質疑の機会に挙手して、今回の件は開催そのものを問題としているのではなく市の事務手続きにかかわる問題だと反論しておきました。
もう一つ、長内さんが市民からのアイデアポストに関して発言していたので、議員からの口利きを情報公開すれば議員の仕事ぶりを見てもらえると一般質問で聞いたのに実現しないことを発言しましたが、地元紙ではこれが見出しに使われていて、せっかくの発言のお株を奪う形になったのは申し訳ないというかメディアの思惑に違和感を感じています。

このシンポジウムは、注目を集めることで市政に対する関心を呼ぶものとなったことは評価できますが、「口利き」そのものに関してはその解消や改善に関しての前向きな話し合いにまで至らなかったのは残念ですし、一部の市議が懸念を感じたような議会批判に持ち込もうとするお門違いのシンポジストがいたことは遺憾としかいいようがありません。
それでも、帰り際に主催者となったことでいらぬとばっちりをうけた笹森建英先生にごあいさつしたところ、開催そのものでなく市の対応が問題といってくれたことで救われた気がしたと言っていただいたので、これだけでも行った甲斐があったと大学の後輩としてうれしく思いました。

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「口利きシンポジウム」問題

昨日で3日目となる一般質問の最後が私の番でしたが、アクションプランやセーフコミュニティ、「たか丸くん」の活用について論戦を終えたところで、「議事進行!」の声がありました。
思い当たる節がないだけに、何か問題あったのかとビクッとしましたが、取り上げられたのは議事とは関係のない「口利きシンポジウム」のことでした。

概要はこちらからダウンロードしてご覧いただきたいと思いますが、以前からご縁のある弘前学院大・西東克介先生が地域文化総合研究所のシンポジウムとして開催するもので、シンポジストとして下山文雄・今泉昌一両市議も参加することになっています。
テーマが口利き・陳情という政治の裏側にある部分だということだけでなく、この案内が全市議に対して送られたこともあって刺激してしまい、前日の会派代表者会議で議題となりました。
そこで討議された結果、開催そのものや両市議が参加することは問題とはしないが、これが生涯学習課から広報広聴課を経て、陸奥新報紙上の「市政だより」の欄に掲載されたことは市や議会が開催にかかわっているかのごとき印象を読者に与えることになったのは問題であるとの結論となり、この件を議長から市側に強く申し入れるということになり、当日朝には広報広聴課長が議長におわびする形となりました。
これは全会派および無所属議員も同席しての結論ですから全員が了としなければならないことですが、その場に出席していない鷹揚会・佐藤哲議員が議事進行で提起したわけです。
本来であれば、藤田昭議長が前日の経緯をふまえて議事とは関係のないことであると突っぱねても問題にならないことであるのに、自分も不適切な掲載であり陸奥新報にも抗議したい(この部分は後ほど削除)と前日来の理解していない受けとめ方を口にしてしまったのが災いとなって、事態が紛糾し休憩をはさんでも解決せず、今日に持ち越しとなりました。

さすがに冒頭で解決して一般質問に入るだろうと思っていたのですが、夜討ち朝駆けでの解決をめざす動きをしなかったようで、事務局の「開会少し遅れます」の連絡以来、水面下での交渉は断続的に続きながらもいっこうに糸口はつかめず、それにかかわっていない者は蚊帳の外のまま無為な時間が過ぎていきました。
公報の掲載基準からしても、政治宗教にかかわるものは不可となっていますし、市議選まで半年を切っている時期に特定の市議の名前を市政だよりに載せるというのは軽率であったと担当課長が陳謝したという事実があるのですから、その間の経緯にかかわっていない部長、さらには市長副市長の上長が事務処理上のミスを認め部下が謝ったことを受けての対応をしてくれれば即座に解決する問題なのですが、なぜかそれをよしとしないことで打開に至らず、今日は議会運営委員会で延会を受けての日程調整だけが公式な仕事となりました。
私が詰めている弘清会控え室には多くの議員や記者の方々が出入りし、意見や情報交換の交差点となっていましたが、市側の対応以上に、事態を理解せず打開に向けたリーダーシップを見せない議長に対する不満が口をつくことが多く、月曜までに解決できない場合は責任問題が噴出してもおかしくない状況になっています。

これだけの問題がおきていたのは事実ですが、一般の市民の皆様には見えないことですし、よもや議会が開会されずその説明もないということが起きるとは思わずに傍聴に来られて帰られた方があったという現実を、私たち議会も市側も重く受けとめなければならないと思います。
葛西市長のマニフェストは「対話と創造」を自らの姿勢として強調していますが、市政における公式かつ一番重い対話の場である議会が開かれないという異常事態の打開に、市長にも心砕いていただきたいと思いますし、私たちもできる限りの努力をしないといけません。

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明らかになった葛西流市政

議会運営委員会が開かれ、市長提案議案の説明があり、6月定例会の日程が決まりました。
今回は、6/8(火)開会、15(火)〜17(木)一般質問、18(金)各常任委員会、21(月)予算特別委員会、24(木)閉会という日程です。
議案提案説明は新任の小笠原副市長が行いましたので初顔合せとなりましたが、続いて蒔苗企画部長から今回の一般会計補正予算の概要ということで、追加/削除された項目やその執行のための機構改革について説明がありました。
こちらからダウンロードもできますので、詳しくご覧いただきたいと思います。

○追加する内容(単位=千円)

  • 再開発ビル再生検討事業:2841
  • スポレク見直し懇談会:411
  • 岩木山観光促進施設:38808
  • 仕事おこし推進事業:25000
  • 大鰐線魅力向上事業:10872
  • ひろさき農政会議:145
  • 相馬ふれあいセンター:7254
  • 職員提案政策研究事業:5553
  • 女性特有のガン検診:25283

○中止・見直しする事業(すべて減額)

  • 職員福利厚生会交付金:1368
  • りんご消費拡大事業:2000
  • りんごPRソング振付コンテスト:1100
  • 趣のある建物3次指定:1120

と、総額2億7651万円(市負担1461万円)の増額補正ということです。

このための機構改革として、

  • 子育て支援課の新設
  • りんご課の新設
  • 仕事おこし・雇用支援室の新設
  • 商工労政課商業振興係の1名増員:ジョッパルへの対応
  • 観光局の新設

を行うこととしています。

非常に盛りだくさんの内容で、一般質問で取り上げるべきもの、予算特別委員会で質疑することにするものの峻別だけでも手間がかかりますが、個人的に目についたのは福利厚生会交付金を廃止したことです。
これに関しては、私たち4人組が問題として取り組み、それを削除する予算案修正案まで提出したこともあるものですし、選挙の際に連合の推薦を受けた葛西市長が真っ先に切り込んでくれるものとは思っていませんでしたので、本当に市政の変化を感じます。

これほど今回の定例会は、市長の所信表明、18名の一般質問での論戦、さらには傍聴できる予算特別委員会での質疑と見どころ満載ですので、多くの市民にお越しいただきたいと思っております。

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葛西新市長との初対話

葛西新市長にお祝いのメールを出したところ、こういうやり取りができました。
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まずは何より、当選おめでとうございます。
選挙応援に立たなかった私が言うのはおこがましいのですが、これで市政の場で対話することができるかと思うと、うれしく思っております。
佐藤浩之さんをはじめとするフォーラムのメンバーとも前向きに政策を提言しチェックしていこうと話し合っていますので、100の政策を具体化する工程や財源、さらには必要な政策転換で意見をぶつけていきたいと思っております。
議場ではもちろんですが、これまでは近づくこともできなかった市長室でも懇談の機会があるかと思うと楽しみです。

ところで、昨日は各地で市長選が行われていましたが、鳥取・佐賀県武雄・茨城県鹿嶋とツイッターで自ら情報発信されている市長が再選を果たしています。
私も中毒のようにやっていますが、いろいろな方々と対話するのに適してますし、知らないことを教えてもらってマニフェストづくりにも大きな力になりました。
それこそ、対話と創造を掲げる葛西さんには最適のツールと思いますので、ぜひはじめることをお勧めします。
http://twitter.com
何はともあれ、16日からの市長職、お体ご自愛なさって弘前市のためにがんばってください。
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これに対して、1時間もしないうちに
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ありがとうございました。
これからも政策議論を深めていければと思っています。
市長室はだれのものでもありません。大歓迎です。
 
実際に市長は激務となりますが、市民のための市政を常に意識しながら運営してまいります。
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と、ご本人から返信をいただきました。

メールでの初対話でしたが、このスピード感で対話ができてこそ創造が生まれると思いますので、期待十分で16日に初登庁をお迎えしたいと思います。 

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成人式と落書きに、市民愛のなさを痛感

10日に行われた成人式ですが、昨年にもましてひどい状況で、地元紙で報じられたとおりクラッカーを鳴らす連中まで現れ、本当にこういうイベントを市が主催する意味があるのかという根本的なところから考えなければならないと痛感しました。

こういう騒ぎは残念なことに各地でも起きていますが、その中で長崎県佐世保市では自分にたたきかかってきた新成人を市長が一喝して他の新成人から拍手を受けたと報じられています。
これにひきかえ、開会当初のざわめきが二中太鼓部の演奏、豊田児童センター一輪車の演技で収まった後に登壇してすぐ「帰れ」コールまで浴びた市長は、自分のあいさつの終わり間際のできごとにもかかわらず、一顧だにせず壇から去りました。
あいさつそのものもいつもながらの原稿棒読みで心がこもっていず、その思い入れのなさが伝わったからこその狼藉と受け取ることすらできそうなものですし、冒頭にせよ終わりにせよ注意することができる立場にありながら何もしなかったという事実は重いものがあります。

話は変わりますが、昨日市民の方からジョッパルに再び落書きがされていると聞き、駅に客人を迎えに行く途中見てきました。

IMG_0797

これと同じものが、数ヶ所に落書きされていましたので、先ほど管財課にお問い合わせフォームから次のように書き込んでおきました。
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市議の三上 直樹です。 昨日、市民からジョッパルに落書きがまたしてもされていると聞き、確認してきました。コンパネ数ヶ所に同じような落書きがされていました。 今回も、早急な処理をお願いしたいと思っています。できれば、処理完了の連絡をメールで(できれば写真貼付で)いただけるとうれしいです。
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手っ取り早く電話を入れてもいいのですが、いわゆる口利きではないにしても市とのやり取りはオープンにすべきと思い、回答がいただければ同様にお知らせしたいと思っています。

成人式と落書き、別々のことのように見えますが、新成人という大事な節目を迎えた市民、そして市の玄関口が荒れても放置しておくという、無関心という点で共通しています。

奇しくも、このような名言を残した方がいますが、それに照らせば現市長そして市政は市民愛そして弘前に対する愛が決定的に欠如しています。
マザー・テレサ「愛の反対は憎しみではなく無関心です」

だからこそ、市長も市政も変えなければならないのです。

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議員報酬減額を提案します

本来であれば、開会日に提出するつもりで準備を進めていた、業務用ソフトの不正コピー賠償金に対して議員報酬を5万円減額してあてる条例が、本日の閉会日の最後に上程されます。

これを提案するのは、長年にわたって行われてきた不正コピーを見逃してきたのは議会としても責任があり、市政の一翼を担う立場として市民の血税での負担を少しでも減らすべきだという考えに立ってのことです。
再開発ビルに出資したような政策的な失敗とは違い、明らかな違法行為が行われきたのをチェックできなかったことですから、直接業務を監督する立場ではないとはいえ議会としても責任を負うべきことだと思っています。
何とか議会全体で一致した対応をするべきだと考えて交渉をしたのですが、会期内での解決どころか責任はないとする会派もある状況ですので、議場での議論と採否に対する議員個々の立場を明らかにするために、議案として提出することにしたのです。

現状では否決される公算が強いですが、市民の皆様にもぜひこの決着を見届けていただきたいと思っております。

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記者会見で出していいこと、まずいこと

「傘差し事件」も記者会見で明らかになってから広まったことですが、何とその記者会見の中身を公開する際に一部が削除されていたことが地元紙で報じられました。

内容としては、市長のことを名字で呼んだのが気にくわなかったので回答せず、改めて市長と問い直したところ答えた件があったようです。
これを実際の流れに沿って修復すると、次のようになります。
--
記者:市長にお伺いしたいのですが、こういう落書きがあったということで景観を損ねているということ、こういう落書きが起きたということに対して、どのようにお感じになっているかということをお聞きしたいのですけども。
市長:特に私から申し上げることはありません。商工観光部の方で、いろいろやっています。

記者:市長さんにあらためてうかがいたいが、相馬さんとして、何らかの形で市の役割を果たしていきたいとお考えでしょうか。
市長:(語気強く)あなたが今、相馬さんと言ったから、市長として答えることはない。私は個人では答えられない。

記者:市長さんに改めて聞きたいのですけれども、相馬市長として、何らかの解決策、市の役割を何か果たしていきたいとお考えでしょうか。それとも、もう破産手続きに入っているので当事者に任せるという姿勢、どちらになるのでしょうか。そのことは、商工観光部の方に指示していますか。
市長:全体を商工観光部で検討しています。
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*で囲んだ部分が削除されていたわけですが、「さん」づけで呼んでほしいという当選したての広島県知事・湯崎英彦さんとは雲泥の差といわざるを得ません。

ところで、この件はまずいということなのか削除されていたわけですが、職員運動会に関する質問では、市長が「市議会議員のどなた」とか「ある市議会議員」と繰り返し発言していて、そのことをBlogで報じた私のことを意識していたこともわかります。
一介の議員をことさら目の敵にするかのような態度こそ、市民の眼にふれさすべきものでないと思うのですが、どうもそのあたりの判断にも曇りが生じているようです。

「さん」付で呼ばれただけで怒り、議員の言動に神経をとがらせるような態度の方が市長の座にあることを、本当に恥ずかしく思います。

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議場で、第2の「傘差し事件」

今日からはじまった12月定例会は、人事院勧告に準じた賞与削減の議案を今日通さないと12月の支給に間に合わないということで、委員会にゆだねずに本会議での審議を行いました。

この内容は、5月臨時会で減額されたのとあわせて年間で0.3ヶ月分の賞与をカットするもので、特別職・議員ばかりでなく一般職にも波及するのですが、今回は社民党は賛成に回り、共産党は武雄市をはじめとする全国の例に漏れず反対でした。
私は、今回も人事院勧告に準じるだけでなく民間の状況も勘案してという説明に対して、どのような調査を行って、どんな場で話しあって民間との調整を図ったのかを問いましたが、今回も何の検討もせずに言葉だけが独り歩きしているのが見透けてしまう答弁の繰り返しでした。
このこと自体も問題ですが、「そんなことわかっているのだから聞くな」という周りの雑音もまた、言論の府としての責任放棄につながりかねないものだと、残念に思っています。

ところで、市長の分だけには賞与のカット以外に12月分の給与から15万円を減額するという附則が盛られていまして、これは不正コピー問題に対しての対応で公職選挙法の規制により寄付ができないために取った措置です。
このこと自体は必要で適切な対応だと思っていますが、その15万円とした根拠は何なのか、同時に職員の「自主的」寄付への不満を和らげるためでもあるとしたら職員の負担はどのような額になっているのかをこの機会に問いただしたのですが、総務部長の答弁の最中に市長が水差しの水をこぼしてしまうというハプニングが起きました。
その瞬間、一段後ろにいる企画部長をはじめとして数名がすかさず駆け寄り、答弁が続行しているにもかかわらず水をふき取っていました。

この、議場での論議よりも市長の粗相を取りつくろうのを優先するメンタリティは、まさに「傘差し事件」と通底するものがあると思います。
これこそ、弘前市が抱える最大の問題だと、改めて感じているところです。

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