活動報告と約束、ネットでも配布

市議選まであと60日となった昨日から、あいさつ回りをはじめました。
他の候補の活動ぶりからも、前回の自分よりも大きく出遅れた感はありますが、今回は単なるお願いではなく、4年間の活動を評価してもらうためにきちんと報告をまとめ、これからの4年間で何をするのかを明確に示すために議会改革ワークショップを終えるまでは動きようがなかったので、これからエンジン全開で動きたいと思います。

前回配付した資料はA4裏表のもので、1面は「約束」の箇条書きが大書されているというシンプルなものでしたが、今回はA3裏表びっしりの報告と2011年議会改革に絞り込んだマニフェスト、さらには4年間の活動・見聞全記録がさらにもう1枚あるというシロモノになりました。
こうしてみると、それだけの密度の活動をしてきたと自負できますが、その一方で掲げた約束はほとんど実現できていないことに、議員としてのマニフェスト設定が甘かったことを反省しています。

これまでご支援いただいた方々にはきちんとお届けしたいと思っておりますが、さっそく読んでみたいという方、リアルにはかかわっていないのでネットを通じて応援してくださっている方、そして三上なおきを厳しく見てくださっている方に、ダウンロードしていただきたいと思います。
もちろん、これを見てくださって直接話を聞く場をもうけたいとか、ここに郵送してくれといった申し出は可能な限りうけたまわりますので、よろしくお願いいたします。

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「みさわ未来」に負けじと議会改革ワークショップ

県内で最高の盟友と頼みにしている三沢市議・太田博之さんが所属している、会派「みさわ未来」の議会報告会と6月の市長選に向けたタウンミーティングを開催するという案内をいただき、「市政を変えるマニフェスト」の経験を参考にしてもらえればと、雪道を三沢市まで行ってきました。

会場には7人のメンバーの支持者だけでなく、三沢市の喫緊の課題である中心市街地活性化にかかわる商工会議所関係の方々も含めて50名を超える方々が参集し、議員が最新の情報を市民に伝える意義を理解してもらっているのを感じました。
前半40分で12月定例会を中心とした活動報告を終え早々にタウンミーティングへという腹づもりだったのですが、さすがに中活の中核MGプラザに対する市からの9500万円の支出について質問が続き、1時間近くかかってしまい、そこから市長選で掲げてほしい政策や事業を提言してもらうためのタウンミーティングとなりました。
参加者にはポストイットが配られましたが、多くの方が趣旨や手法を理解していなかったせいか書きこまなかったこと、それを一旦回収してから紹介し補足したい人には発言してもらう形ではなく、意見のある人に挙手させるという方式だったためにサイレントマジョリティが発言しづらくなったこと、今回のミーティングでの到達点をその場で示し次回以降の展開を案内するところまで準備していなかったことなど、気になった点はありました。
これはさらなる進化を求めての叱咤激励と受けとめていただきたいと思いますが、議会改革を進めるにあたって市民協働のためのファシリテーション能力を身につけることは重要なことだと痛感します。

それを見ているだけでは「みさわ未来」に後れを取る一方ですし、弘前市の議会改革にはなりませんので、4月の市議選に向けて市民の皆さんからご意見をうかがい、有為の立候補予定者とともに議会改革マニフェストを掲げる取り組みを進めたいと思います。
新年のメールでも、「議員は何をしているのか見えない」と厳しい指摘をいただきましたし、火曜日の読売新聞青森版の特集では同じことを中央学院大の講義で浴びせられた際の私のコメントが紹介されているとおり、議会の存在意義すら問われている中での選挙において、議会をどのように変えるのか、それが市政や市民生活にどのような貢献となるのかを示す義務が立候補者には求められると思います。
そこで下記のとおりワークショップを行うつもりですので、多くの市民の皆さん、地方政治に関心をお持ちの方々に足を運んでいただきたいと思います。

「議会改革マニフェストを考える」

日時:1月31日(月) 18:30〜21:00
場所:弘前市文化センター 第1会議室
参加費:無料
内容:議会や議員に対する不満要望や提言を徹底的に出していただき、そこから議会改革マニフェストを検討していきます
問い合わせ:三上 直樹 090-8612-2032/n.mikami@nifty.ne.jp

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一般質問:セーフコミュニティと「たか丸くん」

一般質問はアクションプランに大きく時間をさきたいと思っていましたので、普段は4項目のところを3項目に減らし、なおかつ残り二つに関しては自分から情報提供と提言となる項目にしましたので、まとめて報告します。

セーフコミュニティとは、WHO=世界保健機関が認証する安心安全に関する国際基準で、日本では京都府亀岡市が先鞭をつけ、第2号で十和田市が認証を受けています。
これについては、ツイッターで知り合った首都圏の議員が視察で十和田に来ると知り、内容を聞いたところセーフコミュニティだというので驚いたのがきっかけで、在介協で知己を得た職員を通じて資料を送っていただいた上、先日の三沢市での県下市議会議員研修の帰途、推進役である新井山次長から詳しく概要の説明をいただき、ぜひ弘前市でもアクションプランの7つの約束の一つである「命と暮らしを守ります」の具体的施策として導入してほしいと思い、取り上げました。
野呂市民環境部長は、非常に素晴らしい取り組みであり十和田市に対しては敬意を表するが、認証や再更新にあたっての費用負担の問題など検討すべきことも多いと、「やらない」式の典型的な答弁でしたので、データによる見直しや市民との協働といったアクションプランに合致したものであることを強調して再質問すると、やらないということでなく前向きに検討してみたいとしていただいたので、これを具体化させていきたいと思っています。

「たか丸くん」は、ご存じのとおり弘前城築城400年祭のマスコットキャラクターですが、最近登場の機会も増えツイッターでもデビューしてフォロアーを増やしています。
この活用については、以前から笹村観光局長・山田商工観光部長とも話題に載せてきたことですし、質問取りにこられた福田実先輩もどこに突っ込まれるのか理解されているとおりで、登場させる場の選定やネットとリアルの食い違い、さらにはひこにゃんは遠く離れた場であっても同じ時間には決して同時登場はしないといったルールの徹底で、キャラクターとしての価値を高めてほしいこと、さらには好評を得ているので400年以後も活用してほしいと要望したところ、全面的に了解をいただきました。

これまでも市政をよくしてほしいとの思いで質問を通じた提言をしてきましたが、それを受けつけない前職時代とは違い、さまざまな場面でも意見交換ができる雰囲気になった葛西市政下では、実現可能性が大きく違いますし、それだけにこちらからも具体的なレベルで提言しようという気になります。
アクションプランのシステムのチェックは厳しく、それに乗る事業レベルでは前向きな提言という姿勢で、これからも臨んでいくつもりです。

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一般質問:アクションプランに切り込む

「口利きシンポジウム」問題で順番が逆になってしまいましたが、今回の一般質問での論戦をお伝えします。
今回はメインをアクションプランとし、小項目として【「7つの約束」の指標設定/プラン実施にかかる負担/市民評価・第三者評価/議会とのかかわり方/定住自立圏構想/「進化・成長」の考え方】と6項目を通告するほど細かいところまで切り込むつもりで臨みました。

指標設定と「進化・成長」については、全項目を検証してみると、「何をするか」=アウトプットは書かれていても、それによって「何が変わるか」=アウトカムについてふれているものがほとんどなく、この150を超える事業によって「7つの約束」の指標を達成することにつながっていくのかと問い、項目の指標を見直すレベルの「変化」ではなく、重点事業の「スマイル33」と挑戦する事業としての「チャレンジ67」の入れ替えや、アウトカムの設定から市民満足度による評価ということにつなげてこそ「進化・成長」することになるのではと提言し、これについては葛西市長に前向きに受けとめていただきました。
また、市民評価・第三者評価については、市の事業として行うのか、政治家・葛西憲之としてJCなどに検証してもらうのか、手法を考えてほしいと提起しておきました。

プランにかかる負担については、事業の多寡に差があり、これを「部長実行宣言」という形で実行していくことでの負担や仕事量に対する不満について指摘しましたが、事務事業の見直しや部課における配置見直しで対応できるし、仕事をしていく上である程度の負担は必要であると市長は断言しました。
私としても、負荷のかかる仕事でこそ成長や達成感につながると思っていますので市長の態度には大いに賛同しますが、これをスピーカー越しに庁内放送で聞いていた職員にはどう響いたのか知りたいところです。

定住自立圏構想については、方向が一致しているとしている前市長時代の「基本構想」には広域での連携には一言もふれていないこと、他市町村とかかわる重大なことについて計画レベルの一つの柱として取り組むのは失礼ではないかと問いましたが、市民のニーズに合わせた見直しということが構想にもあると逃げられました。
また、議会とのかかわりについて、アクションプランに議会の一文字もないことを指摘し、その上で評価のサイクルの中でプラン全事業を議会に「仕分け」するようなシステム変更を市側から持ちかけてはと提言しましたが、具体的な返答はなく、この二項目については不完全燃焼に終わりました。

再々質問では、企画部長に今回のプランで新規に取り組む事業はいくつであるのか事務的な確認をしたところ、後ほど回答するとなるくらい詰めきっていない部分が残るアクションプランですが、個別の新規事業もさることながら、前期計画から大きく後退した県総合計画や1年早く就任した鹿内青森市長のマニフェストの進捗状況をはるかに超え、小林八戸市長の取り組みに並ぶレベルのプランとなりましたし、それだからこそ細かいところまで切り込み今後の検証も可能になりますので、大いに評価をしたいと思います。

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視察:見どころだらけの南砺市

視察4日目は富山県南砺市。順番としては最後5ヶ所目となりましたが、メルマガ時代からのやりとりのある田中幹夫市長とツイッターで日程調整を一番最初にしただけに、満を持しての視察となりました。
視察項目としては、弘前市にもある伝統的建築群保存地区の維持活用というテーマでしたが、何せ南砺市の五箇山合掌造り集落は伝建地区というより世界文化遺産というレベルの違うものですので、観光における位置づけも保存活用にかかる費用も段違いで、ただただ感嘆するばかりでした。

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これだけでも十分な観光資源ですが、南砺市には青森が生んだ世界的板画家・棟方志功が疎開していた旧居が保存されていて、当時の作品を収蔵する愛染苑もあるばかりか、疎開当時のエピソードを飽きることなく語り続けることのできる職員が務めていて、今でも志功は福光の地に生きているかの強い印象を受けました。

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さらには、昼食の場所として寄っていただいたのが東本願寺の城端別院で、ちょうど虫干し法要の期間にあたっていたとはいえ、檀家を持たなくても周りの寺の信徒が無償で法要を取り仕切り宝物殿を案内していて、そこに多数の方々が拝みに訪れている光景は、葬式仏教の極みに堕している弘前市の門徒宗とは別の宗教だと、その宗派に属する身としてつくづく嘆息の思いでした。

これだけの観光資源、さらには雄大な自然に囲まれた南砺市を、田中市長はITや人脈を駆使して、さらに売り出す工夫を重ねています。
弘前市は観光資源では比肩できるものがあるにしても、そのアピールでは及ばないだけに、市長行政サイドに任せっぱなしにするのではなく、私たち議員も見聞したものを反映してもらうように情報交換や提言に努めなければならないと思います。
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今回の視察は、単独で4日間5ヶ所をめぐる形でしたが、ツイッターでのネットワークによって市長を通じて交渉をし、視察ばかりでなく会談や会食の席で学び交流することができ、一人であっても孤独ではない行程でした。
学びたいことを学び、それを議論できる人に会う、これが自由にできる権利を議員視察としていただいているのですから、それを活用する責任を議員は負っています。
4年がかりで到達した内容を、この報告をもとに市民の皆さんから評価していただきたいと思います。

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視察:十日町市のNPO委託給食の評価

視察3日目は、唯一事前のやりとりのない新潟県十日町市でのNPOへの給食センター業務委託に関してでしたが、これもローカルマニフェスト推進地方議員連盟で一緒している川名ゆうじ武蔵野市議が二度にわたって視察したのをブログで報告したことで知り、地域での給食業務を直営から切りかえつつ自校式給食を守っていくための道しるべにしたいという思いで選びました。

まず行政側の担当者から説明を受け、終わりしだい委託されている給食センターを視察して実際に給食をいただく予定でしたが、のっけからNPOに委託したのは失敗だったと言わんばかりの辛辣な説明でしたので、驚くばかりでした。
これはNPOと言っても、市が委託の受け皿として設立にかかわったのだそうで市民主体の基盤ではなかったこと、その代表として市職員からスピンアウトした方が時代の趨勢に合わせた対応をしてくれるのではなく、当初からの関係に固執したことでギクシャクした部分が深くなったことで、2ヶ所受託していたうちの1ヶ所は今年度の再選定で市内の仕出し業者に変更になったということでしたので、地域の有志が主体となって給食業務を通じた地域づくりということを学びたかったのからすれば、参考にならないあり方だったのかとガッカリしました。

ところが、実際にNPO「雪の里」が受託している中央給食センターを視察してみると、管理も行き届いているようであり、職員の対応もよく、実際に食べた給食もおいしく、配膳場所に図示されている工夫された献立表を見ても、指摘を受けるどころか優秀な運営をしているという評価でよいような印象を受けました。
短時間では見えない部分もあるからかも知れませんが、それ以上にNPO委託ということで視察を受ける機会が多くなったのに対応している行政サイドが、その分給食や委託ということに対して考えたり学ぶことが多くなったことで現場に対する視点が厳しくなったからこその見方ではないかと思いました。

いずれにしても、視察したことそのものは勉強になりましたが、これを地域による給食事業への足がかりとするわけにはいきませんので、自分なりに手だてを考え、参考となる事例を見いだすべくアンテナを張っておきたいと思います。

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視察:和光市の着実な二元改革

3ヶ所目の視察先は埼玉県和光市で、議会改革と事業仕分け・職員評価と、全部で3項目にわたって学びました。
この視察も、市議時代からメルマガ・ブログを通じてやりとりをしてきた松本武洋市長とツイッターで日程調整をして決まったものです。

○議会改革
流山市では議会活性化特別委員会委員長でもある松野市議が説明役でしたが、こちらでもツイッターでやりとりさせていただいている斉藤克己市議が議会運営委員長として登場したので驚きましたが、その分ざっくばらんなやりとりができ、助かりました。
和光市でも議会改革を取り上げたのは、4月に議会報告会を行ったのを斎藤さんとのやりとりで知っていたからですが、視察までに調べたところ、2000年前後に第1期というべき改革が行われ、今回も4年がかりでまず定数削減を決め、その後議会基本条例を制定するために8回もの議員研修会を行い、市民に対しても報告会や講演会を開催するという、石橋を叩いて渡る着実すぎる足どりです。
松野君は「まずは制定を」と主張していましたが、これは何も取り組んでいない自治体に言えることで、和光市のように地道な取り組みで基本条例制定に到達できてこそ成熟した改革であり、崩れることもないだろうと感じました。

○事業仕分け・職員評価
行政改革にかかわる二つの項目でしたが、事業仕分けは市長のマニフェストとして実施され、一方の職員評価は職員の側から提案され全体に適用されるようになったという正反対の経緯だそうですが、両方とも評価にかかわることであり、先を見すえた話をすればリンクさせていくべきものですので、こちらも学ぶばかりでなく改善のヒントを見いだしてもらえればと思いつつ議論させてもらいました。
詳細はこちらを参照していただきますが、仕分けでは職員のプレゼン能力に成否がかかったり、外部の仕分け人はプロであっても実情を知らないという一長一短があるといった課題、職員評価ではフィードバックに5〜10分しか時間が取れないといった実情も見えましたが、現実を受けとめた上で改革していく意識が担当者から感じられ、こちらも着実に進んでいくと思いました。

流山市でも感じましたが、市長と議会の二元代表制である地方自治がうまく機能するには、双方のバランスが取れていて緊張感を持って切磋琢磨する関係が肝要だというのを、和光市でも実感することができました。

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視察:日本一の浦安市立図書館に学ぶ

図書館は同志・今泉市議の専門領域で、2009年1月の千葉県市川市の視察も彼のお勧めで組みこんだのですが、それに刺激を受けたことと、ツイッターで日本初の指定管理図書館である山中湖情報創造館の丸山高弘館長と知己を得たことで、今年4月にはツイッター議員仲間で山中湖と六本木ヒルズの有料制図書館「六本木ライブラリー」を見学する図書館弾丸ツアーを敢行するほど、図書館に関心を持つようになりました。
そこで今回は、今泉さんから勧められていた日本一の貸出冊数を誇る千葉県浦安市立図書館を視察しました。

ライオンズクラブの知人を介して、浦安市の松崎秀樹市長と前夜会食させていただいたばかりか、市長の指示でたった一人での視察にもかかわらず森田正己館長が対応してくださり、概要ばかりでなく日本一である理由を学ぶことができました。
蔵書110万冊、1982年以来図書購入額1億円を維持し続け、年間貸出冊数223万冊で一人あたり16冊と全国平均の3倍以上という圧倒的な数字、中央館と7つの分館に新浦安・舞浜駅のサービスコーナーで市内どこでも徒歩10分以内で行けるというロケーション、ブックスタートの取り組みや病院までも配送するハンディキャップサービスでの誰でもどこでも利用できる環境だけでも他を圧する存在ですが、それ以上に感銘を受けたのは森田館長の姿勢でした。
森田館長は、図書館のプロパーではなく長く行政職にあった方ですが、7年前に高名だった前任者と交代してから、図書館法ではなく「住民の福祉向上」をうたう地方自治法第1条に即した運営に努めているそうで、それを形にするために接遇に力を入れ、利用者のマナーを信じてラウンジでの閲覧を実現させてきたそうで、ここにこそ他との違いがあると思います。

全体の詳細はこちらから読んでいただくとして、図書館について学べば学ぶほど、では弘前市ではどうしていくべきか考えなくてはならないと思いますし、そのためには行政マンであれ指定管理者であれプロが運営する必要を痛感しています。

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視察:流山市議会の改革を定点観測

本当に遅ればせながら、7月の議員視察を報告します。
というのも、議会事務局に復命書を提出したのですが、箇条書きでは開示請求された際にそぐわないので文章でというダメ出しされたので!、プレゼンした内容を再構成しておきます。
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流山市には一昨年度分で2009年1月に議会改革について視察していますので、これが二度目となります。
4年間どころか、議員時代に同じ自治体を同じテーマで視察するというのは稀有のことだと思いますが、流山市では2009年3月定例会で議会基本条例が制定され、今年になってからは委員会でのやりとりをUstream(ネットでの生中継)はじめるといった大胆な動きが見えているだけに、基本条例制定ビフォーアフターでの変化を定点観測することで、思っていたとおりの改革が進んでいるのか、逆に見えてきた課題はあるのか知ることにつながるのを期待してのことでした。
今回も、それを主導している盟友・松野豊市議が説明にあたってくれたので、視察という他人行儀なレベルでない議論を交わしてきましたが、一番印象に残ったのは議会基本条例はとにかく制定すること、それが議会改革のバイブルになりスピードアップにつながるということでした。
制定までの努力や真剣な検討の経緯を知っているだけに意外な話でしたが、内規ではなく条例になることで後戻りできなくなり、ネット中継や役選のオープン化を実現できたのも条例によって方向性が定まっているから可能になったというのは、まさに実践してきた者だから言えることであり、定点観測しているからこそわかることだと思います。
弘前市では、議会改革のはじめの一歩すら踏み出していない状況ですが、先行するトップランナーが見えなくなる前に何とかしないといけません。

今回はもう一つ、生物多様性戦略についても学びました。
この件では担当課の説明に先だって井崎義治市長と面会することができ、その趣旨や市政全般にわたる姿勢を拝聴してから臨んだのですが、生物多様性に取り組むことになったのはトップダウンではなく環境審議会での話し合いの中で同時に検討すべき課題という意見が出て具体化したというのは意外でした。
これによって、TXによって秋葉原まで25分という便のいい土地ながら自然にあふれている流山の自然を守るために、50年間の長期戦略を立て環境教育や基盤情報の整備によって生態系ネットワークの構築をめざすという遠大な構想がまとまり、それを講演会などで理解を広め市民会議に進行管理を任せるといった市民との協働で進めていくというので、感嘆しました。
こういった戦略策定は、首都圏以上に自然豊かな津軽だからこそやらなければならないことだと思います。

地方自治において首長と議会は二元代表制なのですが、井崎市長と松野市議は仲がよくても緊張感を持ちながらそれぞれの立場で切磋琢磨しているのがわかる視察でしたし、これこそ葛西新市政における弘前市がめざすべき姿だと納得した視察でした。
さらに多くのことを学ぶために、この定点観測は続けたいと思います。

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意見交換は最終調整中

記者会見およびBlogでは10日を期限としていた出馬表明中の2候補との意見交換ですが、相馬陣営からは反応がなく、もう一方の葛西陣営からは支援する団体の一つが葛西候補と私たちの仲立ちをしてくれ、日時会場、運営方法などについて最終的な詰めをしてくれています。
これは相手のあること、さらに仲介していただいていることですし、一方ではこの間の流れについてメンバーでの情報共有と意見交換をする必要もありますので、13日には意見交換に関する発表をしたいと思っております。

私たちのめざしていることは、1年かけて作ってきたマニフェストやその骨子を、次の市政に反映することですので、それにつながる可能性に向けて、最後の最後まであらゆる可能性をさぐっていきたいと思っております。

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