議会改革を共通の旗印に!

1/31に続いて2回目の議会改革ワークショップを開催しました。
前回より参加者が増え、その中には4月の市議選に初挑戦する菊池勲君も加わってくれ、4時間近い充実した話し合いができました。

ワークショップの進め方としては、まず議会の現状に対する課題・疑問を出してもらい、それに私から説明した上で変えるべき項目を出してもらうという流れで行いました。
その中でハッとさせられたものがあり、「議会としてのマーケティング」「議員という呼び方変える」というのはさすがに思いつきもしなかったことでしたが、アクションプランを通じて行政側のマネジメントや成果について問いただしている立場であるのに、それを自分たちに向けていなかったことを反省し、市民との壁があるのを根本的なところから考え直してみるという発想が欠けていたことを痛感しました。

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全体をまとめてみると、議会基本条例にかかわる項目、議会としての情報公開・発信にかかわるものが多く、やはり取り組むべきはこの二つであることが確認できましたので、これを選挙戦でともに掲げ、改選後にこのテーマに関しては共同戦線をはっていくことを、参加者の前で菊池君と約束しました。
また自分としては、議会改革を進めるためには神奈川県議会第100代議長・松田良昭さんが実践されたように、議長選を密室の候補選びと投票ではなくマニフェストを表明してのオープンな選挙を行ってリーダーシップが取れる存在とすること、議員定数や報酬に関しては議会だけの話し合いではなく市民と協議する場をもうけることを同時に掲げたいと思っています。
これをまとめると、これが議会改革のマニフェストになります。(◎が共通、○は個人)
「議会改革は議員の仕事です」
◎議会の情報公開・発信
◎議会基本条例の制定
○指導力ある議長をオープンな選挙で
○定数・報酬を市民と議論
○事業仕分けを議会の仕事に

これらのことは議会がチームとなって取り組まなければできないことですが、もう一つ実現するしないにかかわらず自分だけでできる約束をしたいと思います。それは
議員の任期制導入 です。
先日、ツイッターで「地域政党いわて」高橋博之県議とこの件で意見交換して意気投合しましたが、彼は30代の前途ある存在であるにもかかわらず(あるからこそ)、すでに街頭演説やサイトで意思表示をはじめています。
次期で高橋県議は3期、私は当選すると村議時代からあわせると4期となりますが、任期中はプロとして全力で取り組むのは当然としても、それを生業というより稼業のようにしてしまうことが議員不信を招いている要因であるのは明白ですから、議員を経た人材のライフキャリアという課題を考えながらも、区切りある議員活動を自ら身をもって示し、それを全体で実現する努力をしたいと思っています。

名古屋市や阿久根市では市長の当落とは別に、ともに議会解散を市民が選んだように、政党不信以上に議員不信というのは根深いものがありますが、それを首長や住民に突きつけられて変わるのではなく、議会改革こそ議員自ら率先して取り組むべき仕事だと思います。
特に弘前市は、葛西市長に交代して1年足らずのうちに市政刷新が進み市役所の雰囲気が変わるという大きな変化が起きていますが、そこで唯一取り残されているのが議会です。
「議会を変える、弘前が変わる」というタイトルで書き続けてきましたが、今は「弘前は変わった、議会を変えねば」という状況ですので、今回は議会改革一本に絞って闘うことを表明します。

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議会改革ワークショップ第2弾

「愛知の乱」と言われるトリプル選挙は、河村市長の再選、大村新知事の誕生の要因でもあり、もう一つの議会解散の住民投票が賛成多数となったのが示すように、今回の結果は根本に議会不信があると思います。
この事実を分析することも大事ですが、さまざまな形で噴出している議会に対する不信感は対岸の火事ではありませんし、それを示すように東奥日報朝刊には弘前市議会での議員定数削減での裏話が載っていますが、実際は事実と異なるストーリー立てであっても、読まれた市民の方々は議会は何をやっているんだと受けとめたことだろうと思います。

こういう状況下で4月の市議選に向けて取り組むべきは、市民の方々に議会の実情を伝え改革について話し合うことだという思いで、1/31に第1弾のワークショップを開催したところ、告知不足もあって少人数でしたが、縁ある方々であっても議会の実情を伝え切れていないことがわかり、談論風発な雰囲気の中で伝えることに終始する形になりました。
これをふまえて、第2弾ではより多くの方々にお集まりいただき、議会に対して思っているところをストレートにぶつけていただく場としたいと思っております。

議会改革ワークショップ

日時:2/18(金) 18:00〜21:00
場所:市民会館小会議室
参加費:無料

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「みさわ未来」に負けじと議会改革ワークショップ

県内で最高の盟友と頼みにしている三沢市議・太田博之さんが所属している、会派「みさわ未来」の議会報告会と6月の市長選に向けたタウンミーティングを開催するという案内をいただき、「市政を変えるマニフェスト」の経験を参考にしてもらえればと、雪道を三沢市まで行ってきました。

会場には7人のメンバーの支持者だけでなく、三沢市の喫緊の課題である中心市街地活性化にかかわる商工会議所関係の方々も含めて50名を超える方々が参集し、議員が最新の情報を市民に伝える意義を理解してもらっているのを感じました。
前半40分で12月定例会を中心とした活動報告を終え早々にタウンミーティングへという腹づもりだったのですが、さすがに中活の中核MGプラザに対する市からの9500万円の支出について質問が続き、1時間近くかかってしまい、そこから市長選で掲げてほしい政策や事業を提言してもらうためのタウンミーティングとなりました。
参加者にはポストイットが配られましたが、多くの方が趣旨や手法を理解していなかったせいか書きこまなかったこと、それを一旦回収してから紹介し補足したい人には発言してもらう形ではなく、意見のある人に挙手させるという方式だったためにサイレントマジョリティが発言しづらくなったこと、今回のミーティングでの到達点をその場で示し次回以降の展開を案内するところまで準備していなかったことなど、気になった点はありました。
これはさらなる進化を求めての叱咤激励と受けとめていただきたいと思いますが、議会改革を進めるにあたって市民協働のためのファシリテーション能力を身につけることは重要なことだと痛感します。

それを見ているだけでは「みさわ未来」に後れを取る一方ですし、弘前市の議会改革にはなりませんので、4月の市議選に向けて市民の皆さんからご意見をうかがい、有為の立候補予定者とともに議会改革マニフェストを掲げる取り組みを進めたいと思います。
新年のメールでも、「議員は何をしているのか見えない」と厳しい指摘をいただきましたし、火曜日の読売新聞青森版の特集では同じことを中央学院大の講義で浴びせられた際の私のコメントが紹介されているとおり、議会の存在意義すら問われている中での選挙において、議会をどのように変えるのか、それが市政や市民生活にどのような貢献となるのかを示す義務が立候補者には求められると思います。
そこで下記のとおりワークショップを行うつもりですので、多くの市民の皆さん、地方政治に関心をお持ちの方々に足を運んでいただきたいと思います。

「議会改革マニフェストを考える」

日時:1月31日(月) 18:30〜21:00
場所:弘前市文化センター 第1会議室
参加費:無料
内容:議会や議員に対する不満要望や提言を徹底的に出していただき、そこから議会改革マニフェストを検討していきます
問い合わせ:三上 直樹 090-8612-2032/n.mikami@nifty.ne.jp

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議会改革の2011年に向けて

福祉の人間としての三上直樹には大きな汚点であり転機となる一年でしたが、運不運にも質量保存の法則が働くのか政治の世界では市長交代という大転換のおかげで前向きな方向で活動することができました。
それをまとめた活動レポートはこちらからダウンロードしていただきたいと思いますが、そこでもふれたとおり市政刷新が目立つだけに議会改革の停滞が気がかりになる一方です。

ところで、この件で地元紙・東奥日報の櫛引素夫記者は、「口利きシンポジウム問題」にからめた市議会政局を「取材ノート」で2回にわたって記していますが、これには多くの誤断と報じられていない真実がありますので、この場を借りて反論しておきたいと思います。
最初は「市政批判表面化」、続いて「市議会空転 いびつな関係要因か」との刺激的な見出しが踊る記事でしたが、9日の前市長のシンパである佐藤哲議員による議事進行発言は市政批判をもくろんだもので議会空転に至ったと受け取られる記述をしていますが、実際には工藤栄弥議員や清野一栄議員の議事進行にも右往左往した議長の定見なき対応が招いたことであり、翌日の空転に際して市側は説明を重ねたとありますが、これも一戸副議長が骨折りしたものの市側が誤りはないと突っぱねたことで解決に至らなかったのが現実です。
さらに言えば、その最中に渦中の人であり市長選において葛西市長を支持した立場である下山文雄議員がいち早く市長室に出向いたことが臆断を呼んでおり、そのことが鷹揚会の一部議員の反発を呼ぶのにつながったのではないかという見方があり、主導権争いというのならこういう事実をふまえた書き方をしてもらいたいものだと思います。

また、「いびつな関係」で指摘された、議会軽視と怒られるので謝罪するのが当たり前になったという職員からの声については、前市長時代のスポレク施設建設計画のように本当に寝耳に水の扱いがあったのは事実であり、私たち「四人組」に至っては必要最小限の情報ですら出してはならないとまで職員は厳命されていたというのですから、市側からの情報不足や議員との接触を避けざるを得ない雰囲気があった中では、関係がいびつになるのも仕方がないことだと思います。
ただし、すべての議員が議会軽視を口にして職員を責め立てていたわけではないですし、「桜のトンネル」の件でも私からの指摘に即日関係2課で現地説明をするほど議員に対する説明に大事にする雰囲気に変わった現在では、過去の問題としか言いようのない的外れな指摘だと思います。
確かに政治の中には権謀術数があり、国政においても政策よりも政局報道に力が入るのと同じような気持ちでの記事だと思いますが、多くの議員は空転を望んだわけでないのを会派あげての対立があり、議員全員が市職員をおびえさせているかのような誤解を生む書きぶりはいかがなものかと思います。

その憤りをひとまず置いて考えると、実態として他の議会に比べて改革に向かうスピードとエネルギーに欠けているのは紛れもない事実ですし、それが議員定数削減の話し合いですらまとまらず、議場へのiPad持ち込みやネット中継に関する提案も時期尚早と見送られることに象徴的に表れています。
私自身の4年間を振り返ってみても、前市長との対決姿勢が生んだ騒動もありましたが、市議会そのものの旧習になじまないからこそ生じたトラブルの方が多く、LM議連の運営委員として全国の先進事例を知れば知るほど彼我の隔たりに情けなさを覚えてきました。
市政においてはアクションプランという改革のエンジンが動き出しましたが、その中に議会改革は当然のことながらふれられてはいません。
それだけに、4月の選挙を経て改選されたメンバーで議会改革にさっそく取り組まなくてはなりませんし、そこで何を変えるのか変えていこうとするのかを、市民の方々のご意見をふまえたマニフェストを掲げて、その部分で共同できるメンバーとともに戦いに臨みたいと思っています。

この一年で福祉と地域のために新たな闘いを抱えることになりましたが、市政においては葛西市長とは前向きな政策提言と政策評価で向き合っていきたいともいますので、それを可能にするための議会改革という戦いに挑むこと、そしてその立場に立つことを市民の皆さんに認めていただけるよう、がんばりたいと思います。

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「口利きシンポジウム」の功罪

議会空転の発火点となった「口利きシンポジウム」に、聴衆として参加しました。
学内での開催ということで、学生が多数参加しての政治に関するシンポジウムとなったのは、それだけでも意義があったと思います。ちなみに、我が同志・斉藤爾市議、来春市議選に挑戦する菊池勲君も参加していたのをお知らせしておきます。

基調講演はコーディネーターでもある西東克介先生で、口利きとは悪をはらんだ用語であったが、政治と市民がつながっていくことや政策提言していくためにも市民の思いを汲んでいくことは必要であるので、中立的な意味としての「」つきの「口利き」はなくならないし、必要なものであるという趣旨でのシンポジウムで、特定の悪をあげつらうための場ではないと説明しました。
これを受けて、下山文雄・今泉昌一両市議、元市職員である長内伸博さん、ネットワーク21代表の渋谷江津子さんがそれぞれの立場で「口利き」についての体験や思いを語り、後半はフロアからの質問に答えるという形で2時間半の討議となりました。
その概要については、こちらからご覧いただくとして、下山さんはその実力をどのように行使してきたか、今泉さんは思いがけない議員としての扱いに対する疑問、長内さんは職員として理不尽な議員の態度に困惑した経験を寸止めながらもシンポジウムの趣旨に沿った発言をしてくれました。
これに対し、渋谷さんは「口利き」に関することはあまりふれず、市政や議会に対する全般的な議論ができない、さらには空転問題でプレッシャーを受けたとまで訴える誤解ぶりだったので、さすがに質疑の機会に挙手して、今回の件は開催そのものを問題としているのではなく市の事務手続きにかかわる問題だと反論しておきました。
もう一つ、長内さんが市民からのアイデアポストに関して発言していたので、議員からの口利きを情報公開すれば議員の仕事ぶりを見てもらえると一般質問で聞いたのに実現しないことを発言しましたが、地元紙ではこれが見出しに使われていて、せっかくの発言のお株を奪う形になったのは申し訳ないというかメディアの思惑に違和感を感じています。

このシンポジウムは、注目を集めることで市政に対する関心を呼ぶものとなったことは評価できますが、「口利き」そのものに関してはその解消や改善に関しての前向きな話し合いにまで至らなかったのは残念ですし、一部の市議が懸念を感じたような議会批判に持ち込もうとするお門違いのシンポジストがいたことは遺憾としかいいようがありません。
それでも、帰り際に主催者となったことでいらぬとばっちりをうけた笹森建英先生にごあいさつしたところ、開催そのものでなく市の対応が問題といってくれたことで救われた気がしたと言っていただいたので、これだけでも行った甲斐があったと大学の後輩としてうれしく思いました。

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視察:和光市の着実な二元改革

3ヶ所目の視察先は埼玉県和光市で、議会改革と事業仕分け・職員評価と、全部で3項目にわたって学びました。
この視察も、市議時代からメルマガ・ブログを通じてやりとりをしてきた松本武洋市長とツイッターで日程調整をして決まったものです。

○議会改革
流山市では議会活性化特別委員会委員長でもある松野市議が説明役でしたが、こちらでもツイッターでやりとりさせていただいている斉藤克己市議が議会運営委員長として登場したので驚きましたが、その分ざっくばらんなやりとりができ、助かりました。
和光市でも議会改革を取り上げたのは、4月に議会報告会を行ったのを斎藤さんとのやりとりで知っていたからですが、視察までに調べたところ、2000年前後に第1期というべき改革が行われ、今回も4年がかりでまず定数削減を決め、その後議会基本条例を制定するために8回もの議員研修会を行い、市民に対しても報告会や講演会を開催するという、石橋を叩いて渡る着実すぎる足どりです。
松野君は「まずは制定を」と主張していましたが、これは何も取り組んでいない自治体に言えることで、和光市のように地道な取り組みで基本条例制定に到達できてこそ成熟した改革であり、崩れることもないだろうと感じました。

○事業仕分け・職員評価
行政改革にかかわる二つの項目でしたが、事業仕分けは市長のマニフェストとして実施され、一方の職員評価は職員の側から提案され全体に適用されるようになったという正反対の経緯だそうですが、両方とも評価にかかわることであり、先を見すえた話をすればリンクさせていくべきものですので、こちらも学ぶばかりでなく改善のヒントを見いだしてもらえればと思いつつ議論させてもらいました。
詳細はこちらを参照していただきますが、仕分けでは職員のプレゼン能力に成否がかかったり、外部の仕分け人はプロであっても実情を知らないという一長一短があるといった課題、職員評価ではフィードバックに5〜10分しか時間が取れないといった実情も見えましたが、現実を受けとめた上で改革していく意識が担当者から感じられ、こちらも着実に進んでいくと思いました。

流山市でも感じましたが、市長と議会の二元代表制である地方自治がうまく機能するには、双方のバランスが取れていて緊張感を持って切磋琢磨する関係が肝要だというのを、和光市でも実感することができました。

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視察:流山市議会の改革を定点観測

本当に遅ればせながら、7月の議員視察を報告します。
というのも、議会事務局に復命書を提出したのですが、箇条書きでは開示請求された際にそぐわないので文章でというダメ出しされたので!、プレゼンした内容を再構成しておきます。
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流山市には一昨年度分で2009年1月に議会改革について視察していますので、これが二度目となります。
4年間どころか、議員時代に同じ自治体を同じテーマで視察するというのは稀有のことだと思いますが、流山市では2009年3月定例会で議会基本条例が制定され、今年になってからは委員会でのやりとりをUstream(ネットでの生中継)はじめるといった大胆な動きが見えているだけに、基本条例制定ビフォーアフターでの変化を定点観測することで、思っていたとおりの改革が進んでいるのか、逆に見えてきた課題はあるのか知ることにつながるのを期待してのことでした。
今回も、それを主導している盟友・松野豊市議が説明にあたってくれたので、視察という他人行儀なレベルでない議論を交わしてきましたが、一番印象に残ったのは議会基本条例はとにかく制定すること、それが議会改革のバイブルになりスピードアップにつながるということでした。
制定までの努力や真剣な検討の経緯を知っているだけに意外な話でしたが、内規ではなく条例になることで後戻りできなくなり、ネット中継や役選のオープン化を実現できたのも条例によって方向性が定まっているから可能になったというのは、まさに実践してきた者だから言えることであり、定点観測しているからこそわかることだと思います。
弘前市では、議会改革のはじめの一歩すら踏み出していない状況ですが、先行するトップランナーが見えなくなる前に何とかしないといけません。

今回はもう一つ、生物多様性戦略についても学びました。
この件では担当課の説明に先だって井崎義治市長と面会することができ、その趣旨や市政全般にわたる姿勢を拝聴してから臨んだのですが、生物多様性に取り組むことになったのはトップダウンではなく環境審議会での話し合いの中で同時に検討すべき課題という意見が出て具体化したというのは意外でした。
これによって、TXによって秋葉原まで25分という便のいい土地ながら自然にあふれている流山の自然を守るために、50年間の長期戦略を立て環境教育や基盤情報の整備によって生態系ネットワークの構築をめざすという遠大な構想がまとまり、それを講演会などで理解を広め市民会議に進行管理を任せるといった市民との協働で進めていくというので、感嘆しました。
こういった戦略策定は、首都圏以上に自然豊かな津軽だからこそやらなければならないことだと思います。

地方自治において首長と議会は二元代表制なのですが、井崎市長と松野市議は仲がよくても緊張感を持ちながらそれぞれの立場で切磋琢磨しているのがわかる視察でしたし、これこそ葛西新市政における弘前市がめざすべき姿だと納得した視察でした。
さらに多くのことを学ぶために、この定点観測は続けたいと思います。

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これでいいのか、選管委員選挙

今日の予算特別委員会が午後にまたがることになったため、終了後に予定されていた議会運営委員会が昼食休憩時に開催されました。
案件は人権擁護委員の追加提案、9月定例会までに行われる会派視察、そして選挙管理委員および補充員の選挙についてでしたが、この件で皆さんのご意見や全国での状況を教えていただきたいと思っております。

選挙管理委員は地方自治法第182条で議会において選挙すると定められていますが、その選挙方法は自治体に任させているようです。
弘前市では、会派から出された委員および補充員の適格要件(選挙違反歴がない、政党や政治団体に属していない)を確認し、定数である4名を超える場合に選挙を行うことになっていまして、今回は5つの会派から5名ずつの届け出があり、全員適格ということで閉会日である24日に選挙が行われることになりました。これは、欠格者が含まれていて4名そろわない場合には、再度選挙を行わなければならなくなるのを防ぐためだとのことです。
ところで、無所属議員4名ばかりでなく我がLM弘前も届け出をしなかったので、適格と認められた方の氏名を公表していただかないと投票できないと申し立てたところ、先輩議員から何を言ってるんだという視線を浴びせられ、立候補制の選挙ではないから18万市民すべてが候補者だと言われては、何のために適格審査まで行っているのか得心できませんし、私はどうやって投票していいのか見当もつきません。
閉会後に事務局とさらに話してみたところ、法の条文以外に規定はなく、何をしていいのか何してはいけないのかは自治体ごとの内規ということですので、他ではどのようになっているのか、ぜひお知らせいただきたいと思っております。

選挙方法も疑問ですが、市民全員が候補たり得るとはいえ実際に投票されるのは候補審査を受けた方々ということになるようですが、政党に属していないとはいえ会派から推薦されたということは無縁であるとは言えないわけですし、これが公明正大な選挙を管理する委員を選ぶ方法としてよいのかどうか、納得がいかない気持ちです。
市民の皆さんは、こうやって選ばれた選挙管理委員を信頼できますか?ぜひ、ご意見をお聞かせください。

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それでも、学芸会はやめるべき

一般質問の3日目、葛西市長との初めての論戦がありましたが、その大事な時間をさえぎるミスというかハプニングがあり、議会が1時間空転する形となりました。

焦点となったのは、例によって登壇しての質問のことでして、これに関しては12月の「反省」をふまえて3月に箇条書きの棒読みをして降壇したのはお咎めなしだったと思っていたので、同じやり方で簡潔に済ませて葛西市長には答えていただきたい項目をお知らせするおまけをつけて席に戻ったとたん、工藤栄弥議員から議事進行発言があり、それに下山文雄議員が度重なることであり議会全体の問題であると議会運営委員会の開催を求めたので、一旦休憩となりました。
その際、藤田議長が二度の注意にもかかわらずと発言したのを不審に思っていたのですが、3月の際は日を空けてからの議事進行発言に答えて注意をしていたというのを思い出し、前回お咎めなしだったのにという言い訳が通用しないとわかったので、陳謝覚悟で沙汰を待っていました。
議運開催前に議長から呼び出しがあったのですが、陳謝をすることだけでなく議会混乱の責任を取って再質問はしないようにというあり得ない条件をかざしてきたので、再々質問はまだしも再質問しないのでは議論の甲斐がないと突っぱねました。

それを経て議運開催、さらに本会議再開となり、冒頭で私が登壇した上で陳謝、質問通告の趣旨については自席に戻って行う形になり、逆に市長以下理事者に向かって何を問いたいのか訴えることができましたし、議長から再々質問はしないようにという勧告はありましたが、再質問である程度の論戦には持ち込めたと思っています。
ただやはり再々質問で政策的な判断を市長に求めるまでの論戦をしたかっただけに、理事者側には事前に伝わっていて、傍聴者に対しても再質問を通じて質問の趣旨を伝えることができるのにもかかわらず趣旨を普通並みに述べたことで、再質問終了後の残り時間は10分を切っていましたし、これでは時間が足りないのは明らかです。
これを他の方々に押しつけようというわけではないわけですが、片山善博元鳥取県知事が北海道議会を学芸会と評した批判を真っ正面に受けとめるならば、やっぱり学芸会はやめるべきだと思う気持ちは変わりません。

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蟷螂の斧としての矜持

昨日、河北新報の弘前市議会に関する連載記事に対してBlogで反論したところ、執筆した記者からメールで返信をいただきました。

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三上さん宛の私のメールはあくまで私信です。三上さんとは名刺交換もしておりますし、ブログも随時拝見しておりますので、あくまで「個人的」に取材の経過、背景を説明させていただきました。
マスコミとしては掲載された記事が「すべて」です。それに対して三上さんがブログなどで反論するのも当然、自由です。
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というのが最終的な回答で、その前にいただいた返信で誤解がとけた部分もあるのですが、私信だと言われたものを公開して、さらに反論するわけにもいかず、どこに事実誤認があり、どういう趣旨で記事を書いているのかを、この場では明らかにできないのが残念です。
とはいえ、記事に抗議した藤田予算特別委員長には謝罪したり、私宛には真意を説明されても、記事全体としては間違っていないという姿勢を貫かれては、弘前市議会にかけられた汚名を払拭する機会は紙面を通じてはないでしょうし、逆に私から反論されてもそのままというのでは、このBlogを読んだ方が受けとめたであろう、間違ったことを書く新聞というレッテルをはがすこともできませんが、自らの部数と私のBlogの広がる範囲を考えれば、痛くもかゆくもないということなのでしょう。
河北新報にはツイッターアカウントもあり、そちらにもBlogで反論したことを伝えたのですが、こちらはなしのつぶてで、マスメディアというのはオープンな場で議論することもせず書き逃げするのを見ると、情報を伝える立場としての信用を失っていくのではと思います。

一方、今回の件では会派代表者会議の内容が参加者以外のメンバーにきちんと伝わっていないばかりか、参加している方でも私や藤田委員長とは違う理解をしているのが明らかで、それが記事として悪い形で紹介されています。
オンブズマンとの裁判になったことで、羹にこりてなますを吹くかのように会派代表者会議では事務局はメモも残さないということにしていますが、協議決定事項を文書化してさえいれば今回の悪評記事にはならなかったと思いますので、次回の会議に提言したいと思います。

マスメディアが知識や情報そして正義感を振りかざして議会批判をするのはけっこうですが、最終的に取り組むのはそこに所属する議員なのですから、我がこととして今回の件を受けとめ、少数であっても議会改革に取り組んでいくつもりです。

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