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2001年、教育で二つのテーマ

昨年末から教育に関して二つのテーマに出会い、昨日今日でそれらについての状況を知り方向を考えることができましたので、2011年取り組んでいくこととしてお知らせしたいと思います。

一つは、スクールソーシャルワーカー=SSWです。
これは、「学校をベースにしてソーシャルワーク(福祉)的なアプローチを行う、子どもたちを支えるためのシステムです。また、子どもの人格を尊重し、子どもの利益を最優先に考えて活動します。困難な状況を改善するためには子どもだけでなく、子どもを取り巻く様々な人びと(家族・教師・友人など)や地域の環境にも注目し、それらの関係のなかで活動するという考えを持っています」と、サイトで説明されているような役割を果たす者ですが、全国の状況からして青森県は取り組みが遅れており、弘前市では一昨年度は小学校3校でモデル実施されたものの事業仕分けで廃止となり、現在は行われていません。
現在は中学校における「心の相談員」と、小4校中8校で実施されているスクールカウンセラー事業がありますが、これらはメンタルな方面から子どもとかかわる仕事であり、SSWは学校と家庭、さらには地域との間で調整や活動を行うことで社会的な解決を図る立場ですので、交友関係が学校を超え複雑な多問題家庭の中での子どもの問題に向き合う必要がある状況では、より存在意義がある仕事だと思います。
これに神奈川県で取り組んでいる方が2月に来弘することになっていまして、それに合わせて勉強会を開催し、実際に稼働しているメリットと導入までの経緯を学んで、市で実現するための方策をさぐりたいと思っています。これに関しては、詳細が決まりましたら改めてお知らせします。

もう一つは、学習障がい=LDに関する教育体制の拡充です。
当初はDAISYというデジタル図書規格について市内で取り組んでいる先生からお話を聞くつもりだったのですが、実際の教育の中で活用しているというので驚いたのですが、その現場というのがLDの子どもたちが通ってくる「まなびの教室」だと知って、さらに驚きました。
こちらに市内の小学校から週1回通級してくる子どもが30名前後いるというのも初めて知りましたが、LDのなかには知能は高くても文字を読むことが困難なケースがあり、それを単文節でマーキングされた文書に合わせて読み上げをする機能を持つDAISYを使ってトレーニングしていくことで、音読ができるようになっていくのだそうです。
このようなツールの活用も大事なことですが、実際にはLDやADHDに向き合える教員の育成や学校への配置が進んでいかなければ、通級させたくても仕事や家庭の事情でできない子どもは受けることができませんし、そもそもそういう障がいがあること自体に気づいてもらえないわけです。
「まなびの教室」や「ことばの教室」と呼ばれる通級指導教室は県による事業ですが、その推進に取り組んでこられ全国でも有数の専門家である佐藤教育長がいる弘前市なのですから、ここに力を入れていく必然性は高いはずですので、さらに調べながら働きかけをしていきたいと思います。

それにしても、この二つともツイッターを通じてふれるきっかけができたことでして、やはり知識を得るツールとして抜群の効果を感じています。

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