視察:十日町市のNPO委託給食の評価
視察3日目は、唯一事前のやりとりのない新潟県十日町市でのNPOへの給食センター業務委託に関してでしたが、これもローカルマニフェスト推進地方議員連盟で一緒している川名ゆうじ武蔵野市議が二度にわたって視察したのをブログで報告したことで知り、地域での給食業務を直営から切りかえつつ自校式給食を守っていくための道しるべにしたいという思いで選びました。
まず行政側の担当者から説明を受け、終わりしだい委託されている給食センターを視察して実際に給食をいただく予定でしたが、のっけからNPOに委託したのは失敗だったと言わんばかりの辛辣な説明でしたので、驚くばかりでした。
これはNPOと言っても、市が委託の受け皿として設立にかかわったのだそうで市民主体の基盤ではなかったこと、その代表として市職員からスピンアウトした方が時代の趨勢に合わせた対応をしてくれるのではなく、当初からの関係に固執したことでギクシャクした部分が深くなったことで、2ヶ所受託していたうちの1ヶ所は今年度の再選定で市内の仕出し業者に変更になったということでしたので、地域の有志が主体となって給食業務を通じた地域づくりということを学びたかったのからすれば、参考にならないあり方だったのかとガッカリしました。
ところが、実際にNPO「雪の里」が受託している中央給食センターを視察してみると、管理も行き届いているようであり、職員の対応もよく、実際に食べた給食もおいしく、配膳場所に図示されている工夫された献立表を見ても、指摘を受けるどころか優秀な運営をしているという評価でよいような印象を受けました。
短時間では見えない部分もあるからかも知れませんが、それ以上にNPO委託ということで視察を受ける機会が多くなったのに対応している行政サイドが、その分給食や委託ということに対して考えたり学ぶことが多くなったことで現場に対する視点が厳しくなったからこその見方ではないかと思いました。
いずれにしても、視察したことそのものは勉強になりましたが、これを地域による給食事業への足がかりとするわけにはいきませんので、自分なりに手だてを考え、参考となる事例を見いだすべくアンテナを張っておきたいと思います。
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