「弘前城再発見ツアー」で発見したもの
弘前観光コンベンション協会が主催する「津軽ひろさき検定」初級合格者対象の、「弘前城再発見ツアー」に参加しました。案内役は、協会専務理事兼事務局長の今井二三夫さんでした。
途中で雨がこぼれ、解散してからはザーザー降りでびしょ濡れになってしまうような天気でしたが、坊主ともども参加して、弘前城のよさを再発見することができました。
内容については、写真とあわせて現場からの報告を読んでいただくとして、一番の発見は今井さんご本人でした。
今井さんには市在職の最終年に市立病院事務局長としてお世話になったのですが、その際には部長級の一人としてしか見ていなかったのですが、1月のプレミアム講演会で講演した平塚晶人さんの『サクラを救え』を後読みしていると教育委員会在籍時の今井さんに取材されていたのがわかり、カルチャースクールなどでも弘前城の歴史を紹介する講座を持たれたりしていることから、その分野で認められる存在であるのは理解していました。
しかし、実際の説明はその浅はかな理解をはるかに超え、本当に詳しいのに加えて楽しいものでして、これだけの知見を持った方が職員としていらっしゃったことに感銘を受けました。
それ以上に、話の端々で市政100周年の際に当時の市長が市役所前の枡形を直線にしようと考えたのに敢然と反対したことや、藩祖為信公の銅像を城内に復元するために文化庁と交渉して許可を得たのが市長が本丸にこだわったのでご破算になったエピソードなどが飛び出しましたが、働き盛りの頃に市長と渡り合う意気込みで仕事をしていた今井さんのエネルギーとともに、それが許されていた当時の市役所の雰囲気が、今は失われていることを残念に思いました。
今井さんには、これからも多くのことを学んでいきたいと思いますし、それを通じて古き良き弘前市を知ることが新しい弘前市をつくる上でも大事だと、発見することができました。
| 固定リンク
「市政」カテゴリの記事
- 築城400年祭、上々のスタート(2011.01.01)
- 鼠一匹で終わるか、シンポジウム問題(2010.12.13)
- 「口利きシンポジウム」の功罪(2010.12.11)
- 「口利きシンポジウム」問題(2010.12.10)
- 明らかになった葛西流市政(2010.06.01)
「歴史・文化」カテゴリの記事
- 視察:見どころだらけの南砺市(2010.07.23)
- 「やっぱはまり」の深さ(2010.02.02)
- 現代美術にふれる1週間(2009.10.04)
- 「弘前城再発見ツアー」で発見したもの(2009.09.13)
- 「祈り」の心と文化を広めるために(2009.06.21)

コメント