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2007年8月31日 (金)

香美市にも名教育長あり

前日の南国市に続いて、香美市では学校評価について視察をしました。
学校評価自体はどの学校でも内部的に行われているものですが、これを外部評価の充実と自己評価の改善のためのモデル事業を今年度は全国64の地域で行っており、高知県では香美市が指定を受けています。

なぜ、合併しても人口3万人弱の市がこのような先進的事業に取り組んでいるのかと思っていたのですが、そこにはやはり名教育長の存在がありました。
合併前の土佐山田町時代から教育長を務めてこられた原初恵さんは、旧町時代から特色ある学校づくりをめざしてこられたのだそうで、この事業を県から打診された際にも、3町村すべてに教員として赴任した経験があったので大丈夫だと思って引き受けたのだそうです。
同席した教育厚生常任委員長を務めている小松議員も教え子の一人だそうで、教育長に対しては頭が上がらない様子でしたが、それだけの存在感で教育行政をリードしているのが伝わってきました。

実際の事業では、担当の指導主事や片地小学校の高橋校長先生の説明を受けまして、学校の目標が定まったこと、教員一人ひとりが取り組みを説明できるようになったことなど、学校においてもPDCAサイクルに沿った取り組みをすることで大きく変わることがわかりました。
ただ、今年度まではモデル事業ということで国から全額補助があって行っているものの、全国で導入となるとそうはいかなくなるし、取り組んでいないところでは事務的負担が大きいだろうという懸念も教えていただきました。

ここでも2時間を超える説明を、教育長はじめ何名もの方々で対応していただきましたが、「土佐の教育改革」を掲げた取り組みの熱が伝わってくるものでした。

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新しい病院の形をさぐる

高知を選んだもう一つの理由は、PFI方式で建てられた病院の先駆けである高知医療センターを見るためでした。

PFIというのは、効率よく公的サービスを提供するために英国ではじまったもので、建設から管理運営までを長い年次にわたって一括して委託するものです。
高知医療センターは、高知市内にあった県立・市立の老朽化が進んだ二つの病院ともに赤字であったために、移転統合するにあたってオリックスグループに委託したそうです。
11階建てのホテルを思わせるようなロビーから、プライバシーに最大限の配慮をした外来、いつまでも入院していたくなるような病室や最新の情報システムと、贅の限りを尽くしたかのような施設設備でしたが、それでも行政が設計したものより50億安い230億円に収まったのだそうです。

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ただ、最大の目的であった経営の効率化という点では、材料費の圧縮がうまく進まなかったり、入院者数の伸び悩みで赤字が続いているそうですし、設置されている救急救命センターだけでいうと3億円近い赤字になっているというのを聞くと、医療の効率化や求めるべき質について、もっと検討していかなければならないと感じました。

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2007年8月30日 (木)

南国市の熱い食育

今回の視察は、所属会派の弘清会と無所属の2人、あわせて7名で行きましたが、視察先が高知県となったのは、ぜひとも南国市の自校給食を見たいという私の要望を聞き届けていただいたからです。

南国市のことは、ローカルマニフェスト議員連盟で一緒し、その後恵庭市長となられた中島興世さんから、教室にジャーがあって子どもたちが残さず食べていると熱く語るのを聞いていたのですが、南国市にもそれを上回る熱い方がいました。
その人物とは教育長の西森善郎さんで、翌31日で辞職するため最後の視察への対応ということもあってか、2時間びっしりと説明と質疑応答してくださいました。
校長として赴任したときかなえられなかった給食への思いを、教育長となってから3期11年でどのようにして自校給食から食育へと進めてきたのかを本当に熱く語ってくださいました。
教育委員会が市長部局から独立しているというのは建前だけだと思っていましたが、実際に教育長が陣頭に立って動くことができるというのに驚きを感じましたし、かくあるべしと思いました。

実際の給食は、夏休み中ということもあって見ることはできませんでしたし、教室で炊くのではなくジャーを教室ごとに運ぶのだというのもわかりましたが、ビデオで見たどんぶりでおかわりをする姿どおりの、真っ黒に日焼けして元気に遊ぶ坊主頭の子どもたちを目にして、生きた教育がなされているなあと実感しました。

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大田市場で、初めて市場を知る

7月下旬の常任委員会、8月下旬の環境事務組合に続いて、29日から1日までの3泊4日で、弘清会に無所属の二人を加えた7名での会派視察に行ってきました。
これを視察先ごとに報告したいと思います。

初日の29日は公務としては東京への移動だけでしたが、それは30日の早朝から大田市場を見学するためでした。
全国の青果や野菜の半分近くを取り扱う大田市場は、まさに日本の台所であり、生産者にとってはそこでの価格が全国の基準となる場です。

圧倒されるほどの広大な敷地には見学コースが作られており、7:00から競りを実際に見て、リンゴの卸業者である東京青果の大井副社長と懇談しました。
毎年弘前市に足を運び、2週間前にはJA相馬村の生産者大会に出席したばかりだという大井副社長によると、卸売業者から仲卸へという流れ以上に、スーパーなどへの流通が多いため、競りで価格が決まるのは少なくなっているそうで、その中でリンゴは2割近くが競りという珍しい品目なのだそうです。
いわゆる市場の変動で価格が決まるという時代ではなくなっている分、農業を支えるためにも市場と生産者とで適正な価格を形成していく必要があるということでした。

それから市場全体の管理にあたっている宮本副場長からも説明を受けましたが、この大田市場は魚における築地市場と同じく東京都が開設している中央卸売市場だというのを初めて知りました。
市場には自治体が開設する中央卸売市場と、民間でも開設できる地方市場とがあり、弘前市の場合は地方市場にあたるため弘果が開設者となっていること、以前には大果というJAと市がかかわっていた市場もあった歴史を道すがら先輩方に教えてもらいましたが、農業ばかりでなくそれを取り巻くものも知らないことばかりであるのを痛感しました。

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2007年8月24日 (金)

実践型の防災訓練が必要

弘前市の総合防災訓練が岩木川河畔の「水辺プラザ」を主会場として行われたので、見に行きました。

想定としては、大雨で水害が発生したところに地震が起きるという、一昨年の相馬村時代のものとそっくりだったのは、一回ですべての災害に対する訓練を盛り込もうとすると、必然的に同じようなシナリオになってしまうからなのでしょう。
協力協定を結んでいる建築業協会や管工組合などの参加、自衛隊による仮設橋まで設置できる特殊車両、また医師会によるトリアージなど見るべき点もありましたが、最初の報告がマイクの問題で聞き取れず拡声器でやり直したり、変に標準語で報告するのを聞いていると、やっぱり訓練は訓練でしかないなあと思ってしまいます。

他の自治体では、札幌市などのように「発生対応型」という、現実に即した訓練に取り組みはじめたところもあるようですし、ここでも見直しが必要だと思います。

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2007年8月22日 (水)

早くも環境事務組合の視察

議員としていただいている役職の一つに弘前地区環境整備事務組合議員というのがありまして、首長以外の議員12名と事務局2名で北海道に視察に行ってきました。

弘前地区では清掃場は新築したものの、し尿処理のセンターは築後23年になっており、耐用年数からみると検討が必要な時期になっているそうで、今回は札幌市と新ひだか町にあるクリーンセンターが視察先でした。
両方とも、し尿からゴミを取り除いて下水道に送るという形式を取っていますが、処理方法、特に取り除いたゴミを自前で焼却するかしないかで違いがあり、札幌市では焼却炉を撤去したそうですが、新ひだか町では現在も焼却を続けています。
いくら下水化が進んだとしても、個人の意志や仮設トイレがある限りくみ取りという作業はなくなりませんから、どういう方法が効率的なのか検討していく必要がありますし、建設地域での反対がおきないような防臭対策や説明といった点でも難しいものだと思いました。

ただ、必要な研修だとは思いますし、先進的なところから学ぶという趣旨があるとはいえ、それぞれ1時間ずつで2時間の視察のために、2泊3日も費やすというのは、どうも無駄が多いと言わざるを得ません。
なおかつ、弘前市からの議員は2年で交替というのが不文律ですが、なったばかりで理解もしないうちに2年で一度しか機会がない視察をするというのはいかがなものですし、個人的には任期いっぱい4年間務めて責任を果たすべきだと思います。

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2007年8月 9日 (木)

議会広報についてのおわび

すでに議会広報については何度か報じてきましたので、隠しおおせないことですから、議会広報編集会議座長として、今回は議員が編集して発行する形をとれないことになったことをお知らせし、わずかでも期待をされていた市民の皆様に、心からおわび申し上げます。

すでに原稿そのものは、一般質問・議案の審議などを質問議員および編集委員となった議員によってまとめ上げられており、校正を経て9/1には不十分な形ではあってもお届けすることになるはずでした。
ところが、広報の編集について会派代表者会議の申し入れがあり、一般質問議員の名前を出すかどうかを改めて話し合うことになり、そこでの一歩譲歩が最終的には答弁を行政ではなく議会側でまとめることの是非にまで話が戻り、期限の制約から今回は従前どおりの体裁を持って発行せざるを得ないことになりました。

ただ、31日に行われた会派代表者会議に、進捗状況報告のために座長として陪席して直接確認しましたが、今回は妥協案をさぐり落としどころを見つけることにするが、9月定例会の際には再度話し合いを行って、全会一致でなくとも多数の意見を持って集約することとなっていますので、今回の努力は無駄になるとは思っておりませんし、またそうならないための努力をしていきたいと思っております。

議会は何をしているのか、それを市民の皆様に知っていただくところから議会活動ははじまるべきですし、そこから議会改革をはじめていかなくてはなりません。
今回の件をふまえて、議会広報そして議会に望むことを、このBlogを通じて、もしくは直接議会へ、市民の皆様のご意見をお聞かせください。

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2007年8月 1日 (水)

市議として、ねぷた初参加

いよいよ弘前ねぷたまつりが開幕しました。
市議会では、市役所職員が制作したねぷたに参加するのが習わしですので、そろいの浴衣をまとって加わりました。

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歩くのはあっという間に終わってしまうのですが、それ以上に大事なのは、出陣前の交流会です。
議会事務局を交えて出陣前の気勢を上げましたが、古代オリンピアの間は戦争を休んだのと同じように、この時ばかりは会派を超えて職員とも交流する貴重な時間を過ごしました。

事務局の皆さんにとっては、友好都市である群馬県太田市・北海道斜里町からのお客様の接待、議員の着つけと大忙しの一日、いつにもましてご苦労さまでした。

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